福袋に関するアンケート調査(macaroni)
株式会社トラストリッジのプレスリリース
株式会社トラストリッジ〔本社:東京都目黒区、代表取締役:大場義之、以下「トラストリッジ」〕が運営する、食と暮らしのメディア「macaroni(マカロニ)」では、読者を対象に「福袋に関するアンケート」を実施しました。年末年始の恒例イベントとして定着している「福袋」。近年は中身の公開やお得度の比較がSNSで活発に行われ、消費者の選び方にも変化が生まれています。
本リリースでは、その結果から見えてきた福袋の購入実態や、求められている価値観についてご紹介します。

macaroni「福袋に関するアンケート」調査概要
調査期間:2025年11月19日〜11月29日
調査対象:280名(macaroniの読者/SNSフォロワー中心)
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
▼約7割が「福袋を買ったことがある」
「ほとんど買わない」という回答が約3割(31.4%)見られた一方で、「毎年必ず買う(29.3%)」「たまに買う(27.1%)」を合わせると過半数が定期的な購入習慣を持っていることがわかりました。「2~3年に一度」を含めると、約7割が福袋購入経験者・関心層と言えます。

▼人気は定番ブランドの「飲食・食品系」福袋
回答者が過去に購入したことがある福袋を集計した結果、トップ3は以下のとおりとなりました。飲食・食品系の福袋が上位を独占しています。

▼満足度トップはマクドナルド 選ばれる理由は”安心感”
購入者の満足度評価(5段階評価)の平均値を算出した結果、マクドナルドが最も高い満足度を記録しました。
ただし、上位3ブランドのスコア差は小さく、いずれも「元が取れる」「内容が安定している」ブランドが高評価を得ています。
1位:マクドナルド(満足度スコア:3.68)
2位:カルディコーヒーファーム(満足度スコア:3.66)
3位:ミスタードーナツ(満足度スコア:3.65)

無駄や損が発生しない設計が満足度が高い理由となっている
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支払金額と同等以上の「金券」や「商品引換券」が入っている実質タダの安心感:
「購入金額分の金券がついており、グッズ分が実質無料でお得だった」
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消費可能な食品:「家族みんなで食べられる」「賞味期限が長く、無駄にならない」
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付加価値がある:「グッズが可愛かった」「普段買わない味を楽しめた」
一方で「不用品」「在庫処分」を感じた際に不満の声が高まる傾向がある
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明らかな在庫処分:「緑茶の新茶福袋なのに、賞味期限が近い売れ残りのようなお茶ばかり入っていた」「絶対に自分では選ばない色のコートが入っていた」
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予想外の不用品:「家電福袋を買ったら、テニスボールが入っていた」「タンブラーばかり増えて困る」
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制限の多さ:「金券の有効期限が短く、使い切れずに無駄にした」「対象商品が限定されており使い勝手が悪かった」
▼リピートの決め手は “良かった体験”
満足度・実績共に高い「カルディコーヒーファーム」が1位となりました。「スターバックス」も根強い人気を誇ります。
「毎年買っていて内容が安定しているから」など過去の購入が信頼につながり継続購入につながっている傾向がありました。

▼重視するのは「コスパ」と「無駄にならない中身」
「コスパの良さ(総額との差)」と「商品の実用性」がトップ2となりました。
また福袋の特徴でもある「限定感・特別感」は最もスコアが低く、「何が入っているかわからないワクワク感」よりも「確実に得をする・使えるものが入っている安心感」が求められている傾向が強く出ています。

▼失敗したくないけどワクワクしたい。福袋選びの新常識
かつての「何が入っているかわからない運試し感」よりも、「中身を見て納得して買いたい」というニーズが圧倒的です。
SNSやメディアでのネタバレ共有が一般化した現在、情報を隠しての販売手法は通用しづらく、透明性の高い福袋が求められているようです。
※具体的な声:「中身がわからないものは怖くて買えない」「事前にネタバレを見てから購入を決める」「服の福袋はサイズやデザインが合わないリスクが高すぎるので、食品以外は買わなくなった」
しかし一方で福袋特有の「お祭り感」を完全に捨てたわけではありません。
消費者は合理化しつつも、年に一度のイベントということで運試し的なランダム性も求めているようです。
※具体的な声:「基本は損したくないが、福袋を開ける瞬間のワクワク感は何にも代えがたい」「多少お得でなくても、運試しとして買ってしまう」「普段はあまり買わないような物が入っているのもよい」
金券等で絶対に損をしない設計や中身の固定・公開などで「安心感」を作りつつ、少しだけランダム要素を入れるなど、「安心感」と「ワクワク感」のバランスが現代の最適解と言えそうです。
福袋は、新年の始まりを彩る風物詩として、私たちにワクワクを届けてくれる存在。
かつては「運試し」のイベントという印象が強いものでしたが、今回の調査で、消費者はその中身に対してより「堅実さ」や「無駄のなさ」を求めていることがわかりました。
単なる安さだけでなく、自分にとって本当に必要なものかどうかを冷静に見極める人がとても多く、中身を公開するなど誠実な商品を届ける企業に対して、深い信頼を寄せていることがうかがえました。また、失敗のない買い物を楽しみつつ、イベント特有の高揚感も大切にしたいという想いも強く感じられます。
macaroniでは、このような変化する消費トレンドや、豊かなライフスタイルの選択肢について、引き続き紹介します。
福袋に関する内容は「macaroni」内でも公開しています。
<記事等でのご利用にあたって>
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下についてご対応ください。
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株式会社トラストリッジについて
食と暮らしのメディア「macaroni(マカロニ)」とサステナブルメディア「ELEMINIST(エレミニスト)」を運営しています。さらに、メディア運営の知見を生かしたクリエイティブ制作やソリューション提供をするBRAND STUDIOやインフルエンサー施策、自社SNS(instagram174万登録・YouTube115万登録 ※12月時点)の知見を活かしたSNS運用まで、多角的に事業展開しています。
社名:株式会社トラストリッジ
設立:2008年9月
代表者:大場 義之
本社所在地:東京都目黒区中目黒1-1-71 7F
従業員数:38名(2025年12月1日時点)
事業内容:BRAND STUDIO事業、メディア事業
株主:名古屋テレビ放送株式会社(100%)
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