実は「おにぎり」が人気?キッチンカーのトレンドは映えと和食の二極化へ

株式会社 橋本商会のプレスリリース

株式会社橋本商会(本社:京都府京都市伏見区、代表取締役社長:橋本吉弘)が展開する「MYキッチンカー」(https://www.my-kitchencar.com/)は、キッチンカーの利用実態に関するアンケート調査を実施しました。

調査期間:2025年12月1日~2025年12月8日

調査機関:クラウドワークス

調査方法:インターネットでのアンケート調査

調査対象:直近1年でキッチンカーを利用したことがある方

有効回答人数:169名

本調査の結果、キッチンカー選びの決め手は、価格よりもその場の「ライブ感」にあることが判明しました。

一方で、メニューによっては「衛生面への不安」や「失敗したくない心理」から購入をためらう消費者の本音も浮き彫りになっています。

 

キッチンカーの魅力は一体どこにあるのか。そして何が購入のハードルになっているのか。

その実態をレポートします。

利用するのは「いつものランチ」?それとも「イベント」?

(N=169、単一回答。2025年12月1日~2025年12月8日に実施したインターネット調査による)

キッチンカーは、日常のランチタイムで利用されるよりも、イベント会場などの「非日常」的な空間で利用されることが圧倒的に多いようです。

回答結果を見ると、「イベント」での利用が90票と突出しており、全体の半数以上を占めていました。

ついで「大型商業施設」が18票、「公園」が14票と、「イベント」の票数とは5倍以上の開きがあります。

お祭りやフェスにおける「食の楽しみ」や「賑わいづくり」といった、特別なイベント体験の一部として親しまれていると言えるでしょう。

キッチンカー利用の決め手は?

(N=169、単一回答。2025年12月1日~2025年12月8日に実施したインターネット調査による)

キッチンカーを選ぶ最大の理由は、価格や事前の口コミ情報よりも、その場で感じる「香り」や「見た目」の魅力にありました。

「おいしそうな匂いがした(48票)」と「おいしそうな見た目だった(43票)」の2つだけで全体の過半数を占める一方、「SNSで見かけた」などの事前情報は少数にとどまっています。

多くの人がスマホで情報を検索する時代ですが、キッチンカーに関しては、目の前で調理される音や香りの「ライブ感」こそが、思わず足を止める最大の理由になっているようです。

直近1年で「よく見かけるようになった」メニューは?

ここ1年で目にする機会が増えたメニューについて伺ったところ、大きく3つの傾向が見えてきました。

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王道のスイーツ系メニューはSNS映えが加速!

「フルーツ飴のキッチンカー。前まではいちごやぶどうが主流でしたが最近はフルーツミックスやその他の果物のフルーツ飴を売っているキッチンカーをよくみます。」(20代女性)

「タピオカドリンクやフルーツサンド。ここ1年で街中のイベントや駅前などで頻繁に見かけるようになり、特に若い世代に人気が高い印象です。手軽で写真映えするからですかね。」(30代女性)

「クリームなどトッピングが挟んであるワッフル。」(30代女性)

ケバブやタコスなどの「多国籍グルメ」が定着

 「ケバブ。昔からドンキなどにはあったけどイベントなどでよく見かける。」(20代女性)

「直近1年で『よく見かけるようになった』と感じるキッチンカーのメニューは、タコスやブリトーなどのメキシカンフードです。最近では商業施設の広場や街中のイベントでも頻繁に出店している印象があります。」(20代男性)

おにぎりブーム到来?「和食・ごはんもの」の台頭 

「おにぎり屋のキッチンカー。卵黄の載ったおにぎりをよく見かけるような気がします。」(40代女性)

「昔々はどうしても”店舗”を構えなければならなかったため、地方の駅周辺では早朝から営業している店舗が無かった。『おにぎり&お味噌汁セット』を提供するキッチンカーをSNSで見かけた。」(40代女性)

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キラキラと輝く「フルーツ飴」や、断面が映える「フルーツサンド」、トッピングで個性を出した「ワッフル」など、思わず写真を撮りたくなるようなSNS映えするメニューが引き続き増加傾向にあります。

 

一方で、ケバブなどの多国籍料理に加え、最近では「おにぎり」などの和食も目立つようになりました。

パンや麺だけでなく「お米」への回帰が進んでおり、日常食としての利用シーンが広がっていることがうかがえます。

直近1年で「食べてよかった」と感じたメニューとその理由は?

見た目のインパクトで集客した後は、やはり「味」や「体験」が重要です。

実際に利用者が「食べてよかった!」と感動したメニューをいくつかピックアップしてご紹介します。

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注文後にバーナーでチーズを炙ってくれた!

「一番よかったのは『炙りチーズ牛カルビ丼』です。注文後にバーナーでチーズを炙ってくれるので香ばしく、濃厚なのにくどくない味で食べ応えがありました。」(20代男性)

熱々サクサク!ボリューム満点で大満足

「から揚げ。熱々のサクサクジューシーな大きなから揚げが、6個入っていてボリュームもあってお腹いっぱいになれるから。」(30代男性)

シンプル・イズ・ベスト!パリパリ食感が最高

「パリパリ系のシュガーバタークレープ。薄くてシンプルなのに美味しかったから。」(30代女性)

目の前で作るパフォーマンスに感動!

「ご当地グルメの果汁100%の白桃スムージー。目の前でフルーツを切ってミキサーにかけてくれたパフォーマンスが良かった。」(30代女性)

普段はなかなか出会えない!貴重な食体験

「ジビエカレー。普段なかなか出会う機会がないのでいい食経験をしたと思います。」(60代男性)

その場で握ってくれる!公園で味わう出来立ての味

「おにぎり屋さんの醤油の卵黄漬けとそぼろ煮のおにぎりがおいしかったです。その場で握ってくれ出来立てを公園で手軽にいただけたのは非常に嬉しかったです。」(20代男性)

野菜シャキシャキ、肉ジューシー!見た目も鮮やか

「タコライス。ご飯の上にスパイシーなタコミートとフレッシュな野菜がたっぷりのっていて、見た目も鮮やか。野菜のシャキシャキ感と肉のジューシーさが一緒に楽しめました。」(30代女性)

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満足度の高いメニューの共通点として、注文後に調理する「出来たて」の温かさや、食欲をそそる「香り」を挙げる声が多く見受けられます。

単に空腹を満たすだけでなく、その場限りの「ライブ感」や「非日常的なワクワク感」が、おいしさをより一層引き立てているようです。

これまでで「最もお気に入り」のメニューとその理由は?

さらに、これまで利用した中で「忘れられない味」となっている「最もお気に入り」のメニューについても詳しく伺いました。

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石窯焼きのマルゲリータピザ 

「特にお気に入りだったメニューは石窯焼きのマルゲリータピザです。注文後に生地をのばして窯で焼き上げるため、外はパリッと中はもちっとした食感が楽しめ、キッチンカーとは思えない本格的な仕上がりでした。」(30代女性)

米粉のシュガーバタークレープ 

「米粉のシュガーバタークレープ。素材がいいのでシンプルが1番美味しく、素材の良さもすごく感じられて感動したクレープでした。」(20代女性)

フレンチ専門店の牛すじカレー

 「フレンチのお店が出していた、牛すじカレー。本格的で家では作れない凝った味でした。おしゃれなキッチンカーで印象にも残りました。」(30代女性)

生搾りすだちスカッシュ

 「徳島県で飲んだすだちスカッシュのキッチンカー。やはり現地の特産物で、その場で生搾りしてくれて、めちゃくちゃ美味しかった。すだちのマスコットのうちわまでくれたし、お店の人の笑顔が素敵だった。」(30代女性)

レモンバターシュリンプライス

 「あるフェスで出会った『レモンバターシュリンプライス』です。キッチンカーごはんは手軽なイメージが強かったのですが、このメニューは『想像を越えてきた一皿』で、今でも思い出すとまた食べたくなるほど印象に残っています。」(20代男性)

カレー屋さんのスープセット

 「カレー屋さんでスープセット。カレースープに副菜が3種類選べる。クーポン持ってると4種類にできる。副菜にもカレーが選べてキーマカレーがすごくおいしい。」(40代女性)

ババヘラアイス

 「ババヘラアイスの移動販売。イベントに来ていたのでなつかしさもあって利用しました。母の実家のあった秋田では帰省したときによく買ってもらっていたので。」(50代女性)

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家では真似できない「本格的な味」や、注文を受けてから作る「出来たて感」を評価する声が多く挙げられました。

また、店主の人柄や選ぶ楽しさ、懐かしい思い出と結びついたエピソードも見受けられます。

おいしさだけでなく、その場のコミュニケーションを含めた「特別感」が、顧客の心に強く残る理由となっているようです。

実際の満足度はどれくらい?「また利用したい」人の割合は?

(N=169、単一回答。2025年12月1日~2025年12月8日に実施したインターネット調査による)

こうした感動体験は、次の来店にどうつながっているのでしょうか。

アンケートの結果、「また利用したいと思う」と答えた人は166名にのぼり、全体の約98%という圧倒的な支持を集めました。

一方で「思わない(キッチンカーを利用したくない)」と回答したのは、わずか3名にとどまっています。

なぜ「また利用したい」?味だけじゃないリピートの理由

「また利用したい」と回答した方々に、その決め手となった具体的な理由を伺いました。

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作り置きなし!目の前で調理される安心感 

「夏場は作り置きではなくその場で作って貰えるので食中毒を気にしなくていい、衛生面で◎。やはり出来立ては最高。」(30代女性)

スーパーでは出会えない「非日常」の味 

「美味しかったし、スーパーなどではなかなか見ないものだったから。」(30代女性)

そこにいるだけでワクワクする「お祭り感」

 「普段食べないような食べ物があったりするから。お祭りみたいな雰囲気もあって好きです。」(30代女性)

公園から出ずに完結!子連れランチの味方

 「お店で食べるとなると混雑していたり一度公園から出なければならないので、公園内で購入から食べることまで完結できるのが良いです。」(30代女性)

店主との会話も楽しみのひとつ 

「外国人の出店者との交流も、他国の文化やそれぞれの近況を伝えあう等、会話が弾み楽しみでもある。」(40代女性)

原材料が見えるから安心して買える 

「原材料を明記してあるキッチンカーは安心出来るから。」(40代女性)

出来たての温かさとライブ感が魅力 

「味の満足度が高かったのはもちろん、キッチンカーならではのライブ感や出来たての温かさがとても魅力的でした。」(30代男性)

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リピートの理由としては、やはり「出来たてのおいしさ」や「スーパーにはない珍しさ」が多く挙げられました。 

一方で、店主との会話やその場の雰囲気、公園内で完結する利便性など、「体験」や「使い勝手」を評価する声も見受けられます。

 

単なる食事の提供にとどまらず、日常に彩りを添えるエンタメ性や、ライフスタイルに寄り添う手軽さが支持されています。

「あったら嬉しい」と思うメニューとその理由は?

高い満足度を誇るキッチンカーですが、消費者は現状に満足しているだけではありません。

アンケートから見えてきた「未開拓のニーズ(ブルーオーシャン)」をご紹介します。

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健康管理や栄養バランスを意識して食事したい 

「野菜たっぷりのスープセット。寒い日や小腹が空いた時に温かいスープを気軽に楽しめると嬉しいです。軽食としてもランチのサイドにも使え、栄養も摂れるので。」(30代女性)

「低脂質・高タンパクの鶏むね丼があれば嬉しいです。最近は健康志向の人も多いため、トレーニング前後にも食べやすいヘルシーなキッチンカーメニューがあると選びやすいと感じています。」(20代男性)

普段は味わえない「非日常」や「旅気分」を楽しみたい

 「色々なご当地グルメが食べられるキッチンカー。中々現地まで行くのは難しくてもキッチンカーにご当地メニューがあれば、ちょっとした旅行気分も味わうことができそうだから。」(30代女性)

「台湾屋台料理。台湾旅行に行った際に行った夜市の屋台料理がどれも美味しかったため。」(50代女性)

「キャビアや伊勢海老など、高級食材をとても小さなサイズで味わえるメニュー。メインにすると大変高くてとても食べられないですが、キッチンカーなら伊勢海老のハンバーガーなど気軽にできそうだからです。」(60代女性)

自分の事情やライフスタイルに合わせて柔軟に利用したい 

「色んなお惣菜があったら嬉しい。その時食べるだけではなく、自宅に持ち帰りができて、夕飯や昼食になるようなメニューがあったら嬉しい。」(40代女性)

「ミニサイズのメニューがあったら嬉しいなと思います。年齢を重ねてきて、おいしそうなメニューを見ても『1食まるまるは食べきれないな…』と感じることも多々あるので、サイズも値段も手ごろなミニタイプのメニューが増えてくれたらもっと利用したいと感じます。」(40代女性)

「例えば米粉のクレープや米粉の麺など米粉を使った料理のキッチンカーです。小麦アレルギーがある方とイベントに行くと、小麦を使ってある、もしくは使っていそうなメニューが多いので、いつも食べるものに困ります。」(40代女性)

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要望として多く挙げられたのは、「野菜たっぷりのヘルシーメニュー」や「旅気分を味わえるご当地グルメ」でした。

さらに、「夕食の一品にしたい」「少量でいい」といった、個々のライフスタイルや事情に合わせた柔軟なメニューを求める声も切実です。

イベント時の「お楽しみ」だけでなく、日常の食卓サポートや個人の体質・嗜好に寄り添うメニュー展開に、新たな商機があると言えそうです。

「気になっているけど買えていない」メニューとその理由は?

一方で、興味はあるのに「購入に至らない」ケースも存在します。

そこには、キッチンカー事業者が乗り越えなければならない「壁」がありました。

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匂いや見た目に惹かれるが、勇気が出ない 

「ケバブはよく見かけるけれど、まだ食べたことがないので試したい。お肉が吹き曝しの場所にあるので衛生面でハードルが高い」(50代女性)

「たこ焼きと焼きそば。何となく雰囲気的に買いにくい看板だからなんとなく避けちゃうけど、一回は食べてみたいなと思う。女性でも買いやすい看板にしてもらえると嬉しい。」(40代女性)

価格や並ぶ時間がハードルになっている 

「クレープ。高くてあまり手をつけられないもう少しお手頃価格ならまた買いたい。」(20代女性)

「フリフリチキン。鳥を丸々焼いていて、食べてみたいのですが物凄く長い行列で毎回諦めてしまう。」(50代女性)

珍しいメニューだからこそ、失敗したくない 

「牛串系。いつも高いだけの固い肉だったらどうしよう……とか、焼き立てが良い……とか思って買えない。」(30代女性)

「焼肉弁当。焼肉は当たり外れあるので勇気がいる。硬かったら嫌なので。」(30代女性)

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購入してみたい理由は「香り」や「調理パフォーマンス」などのライブ感。

対して、購入に至らない理由は「衛生面への不安」や「価格と味のバランス(失敗したくない心理)」でした。

興味関心はすでに高いため、安心感のある店構えや、味の想像ができる情報提供(試食や商品イメージが湧く看板など)があれば、一気に購入へつながる可能性が高いでしょう。

今回の調査から、キッチンカーは「イベントの非日常感」や「ライブ感」が強く求められている一方で、「衛生面への不安」や「入りにくさ」が購入のハードルになっていることがわかりました。

お客様に安心して選ばれ、長く愛されるキッチンカーを作るためには、魅力的なメニュー開発はもちろんのこと、「清潔感があり、信頼できる車両デザイン・設計」が欠かせません。

こうした条件を満たすキッチンカーを、できるだけコストを抑えて手に入れたい方におすすめしたいのが、中古キッチンカーという選択肢です。

今が狙い目!MYキッチンカーは中古キッチンカー販売・買取強化中!

株式会社橋本商会が運営するMYキッチンカーは、キッチンカー車両の製作をはじめ、レンタル、リース、買取、修理まで、キッチンカーに関する幅広いご依頼をお受けしております。

現在、MYキッチンカーでは中古キッチンカーの販売・買取を強化中!

通常よりも豊富なラインナップを取り揃えており、お得な価格でキッチンカーをご購入いただけます◎

※価格目安(1t・1.5tキッチンカー)

新車:約400~500万円

中古車:約250~300万円

日本全国に対応しており、お見積りやご相談は無料です。

「初期費用を抑えて開業したい方」や「まずは話だけ聞いてみたい方」も、ぜひお気軽にMYキッチンカーまでお問い合わせください。

お問い合わせはこちら:https://www.my-kitchencar.com/

また、キッチンカー開業に向けた記事も更新しているので、開業をお考えの方はぜひ参考にご覧ください。

運営会社概要

会社名:株式会社橋本商会

所在地:〒612-8485 京都府京都市伏見区羽束師志水町152-3

代表取締役社長:橋本吉弘

事業内容:

キッチンカーの製作、販売

自動車の販売

自動車のリース・レンタカー業

ダンススタジオ経営 など

コーポレートサイト:https://www.h-rent.com/

MYキッチンカー:https://www.my-kitchencar.com/

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