キリンホールディングス株式会社のプレスリリース
キリンビバレッジ株式会社(社長 井上一弘、以下キリンビバレッジ)の、商品開発研究所(所長 决得 麻佐子)が開発した「緑茶飲料の光劣化抑制技術」(特許出願中)を含む「緑茶飲料の光劣化機構の解明」に関する研究成果が、第34回日本清涼飲料研究会(事務局 一般社団法人 全国清涼飲料連合会)において、「全国清涼飲料連合会賞」を受賞しました。
近年、プラスチック使用量の削減に向けて、ラベルレスのPETボトル飲料の展開が進んでおり、店舗での陳列時の照明などによる光劣化耐性の付与が求められています。本研究では、緑茶飲料における光劣化臭の生成機構を明らかにするだけでなく、PET緑茶飲料における光劣化臭の発生を抑える光劣化抑制技術も開発しました。
本研究成果は、清涼飲料における光劣化機構の理解とその対策に向けた一助となるだけでなく、おいしさと環境に配慮したラベルレス化やプラスチック使用量の削減につながることが期待されます。
キリンビバレッジは、今後も「お客様本位」・「品質本位」に基づき、お客様に信頼され、喜んでいただける安全・安心な商品づくりとサービスの提供に取り組んでいきます。
●受賞研究
「緑茶飲料の光劣化機構の解明」
●全国清涼飲料連合会賞とは
清涼飲料水(関連する分野を含む)の科学技術に関する優れた業績であって、清涼飲料業界の振興に資する業績に対して授与されます。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

