希少栗「飯沼栗」の魅力を世界へ
株式会社 常陸風月堂のプレスリリース

幻の栗と称される茨城・飯沼地区の「飯沼栗」。
その一粒に宿る物語を、和菓子とデザインの力で丁寧に紡いだ「万羊羹 飯沼 MEI-MEI(めいめい)」が、茨城県主催の『いばらきデザインセレクション2025』にて【県知事選定】を受賞いたしました。
地域の誇りと文化を次代に継ぐ取り組みとして、素材、デザイン、ものづくりの思想が高く評価されたものです。

「MEI-MEI」という名に込めた想い


茨城最高峰の栗「飯沼栗」の贅沢を、銘々で。
「MEI-MEI(めいめい)」という名前には、“それぞれに”という意味の「銘々」を重ねています。
希少な飯沼栗の美味しさを、ひとりひとりに丁寧に届けたいという想いを込めた個包装の栗蒸し羊羹です。
現代人のライフスタイルに寄り添いながらも、日本の文化や自然に根ざした価値を伝えることが、「万羊羹 飯沼 MEI-MEI」の開発背景にあるストーリーです。
商品概要:「万羊羹 飯沼 MEI-MEI」
茨城県茨城町・飯沼地区でしか育たない特別な栗「飯沼栗」を使った個包装の栗蒸し羊羹。
ひとつのいがにたった1粒しか実らない「一毬一果(いちきゅういっか)」の特性を活かし、濃厚で香り高い栗の味わいを引き出しました。
名称:万羊羹 飯沼 MEI-MEI(めいめい)
発売日:2025年6月1日
価格:単品702円、3個入2,160円(税込)
原材料:飯沼栗(茨城県産)、小豆(北海道産)ほか
保存料・着色料:不使用
オンラインショップ:https://shop.kasho-fugetsu.net/products/list
デザインの工夫:一粒の価値を、手のひらに
パッケージは、飯沼栗の希少性を象徴する紫色の殻と「一毬一果」の幾何学をモチーフに設計。
開封時、箱の底からコンセプトが浮かび上がる設計で、「贈る体験」をデザインしました。
栗を想起させる茶色と金の配色で、和の気品と現代的な高級感を融合し、一粒ずつ、銘々に楽しめる個包装となっています。
箱の中に万葉集の一節を忍ばせ、日本の文化的背景も演出しています。
デザインは単なる装飾ではなく、「背景にある自然・文化・職人の営みに敬意を表すメディアである」
という思想が込められています。

歌に詠まれた栗の産地・那賀の地から
「三栗の 那賀に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが」
日本最古の歌集『万葉集』に詠まれた一首。
那賀(現在の茨城県)では奈良時代から栗が名産だったことが記されています。
「三栗=毬(いが)に三粒」という常識を覆す、「毬(いが)に一粒」の飯沼栗。
その特性と文化背景を重ねて、「MEI-MEI」という和菓子が生まれました。
代表メッセージ
飯沼栗は、茨城という土地が長年育んできた宝です。その一粒に込められた風土や人の営みを、菓子とデザインで表現することが、私たちの挑戦でした。
今回の受賞は、地域資源の価値を新しいかたちで伝えることの意義を改めて実感させてくれました。

今後の展開


2026年2月:東京・銀座「IBARAKI sense」デザインフェア出品予定
ギフト需要や海外インバウンド市場を見据えた展開強化
和菓子を通じた「物語の継承と発信」を軸に、新商品開発や持続可能な素材活用にも挑戦中
和菓子を通じて地域の自然と人の物語を伝える。
そんなブランドを目指して、次の100年を紡いでまいります。
取材・報道関係者の皆様へ
高解像度画像素材、パッケージ写真、代表・職人インタビュー対応可能です。
メディア向け試食対応も承っております。
ご希望の方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
【お問合せ】
株式会社常陸風月堂 広報担当
電話番号:0294-39-3015
URL:https://www.kasho-fugetsu.net
Instagram:https://www.instagram.com/kasho_fugetsu/
会社概要

会社名:株式会社常陸風月堂
屋号:菓匠風月
所在地:茨城県日立市十王町山部1773-1
創業:1948年(昭和23年)
事業内容:和洋菓子の製造・販売・企画・店舗運営
資本金:300万円

