持続的な食料システムの普及に貢献する優良な産品として選出されました
株式会社穴太ホールディングスのプレスリリース
株式会社穴太ホールディングス(本社:千葉県木更津市、代表取締役:戸波亮)が運営するThe北海道ファーム株式会社(以下当社)の商品「北の甘酒スマリ」が、農林水産省が推進するニッポンフードシフト表彰事業『FOOD SHIFTセレクション』(2025年度)において、全国の選定産品の中から “入賞” を果たしました。

北の甘酒 スマリ

北海道の米農家がつくる “おぼろづき” の甘酒
北海道栗山町にある、自社農場のお米「北海道産 水芭蕉米」“おぼろづき” と同農場のお米で仕込む “米麹” のみでつくる自家製甘酒です。
北海道の豊かな自然が育む自慢のお米を使用し、自社設備で製造されています。
このたび、本商品は < 地産地消または国産農林水産物の消費拡大 > の観点から、優良な産品として流通・外食事業者等の専門家の方々から構成される審査委員により高く評価されました。
今後、当社はこの認定を機に、国産農産物の価値を国内外に発信し、国産米の付加価値向上を通じて、農業の持続可能な成長に貢献してまいります。
商品開発の背景

“ 規格外米 ” の有効活用
当社は、2013年に北海道栗山町で水稲を中心とする農業を開始しました。
お米づくりに向き合う中で、規格外米の発生量の多さを課題として認識するようになりました。
「北の甘酒 スマリ」は、規格外米であっても品質・味に優れたお米を積極的に活用することで、農業資源を無駄なく活かし、食品ロスの削減と持続可能な生産体制の構築を目指して開発された商品です。
商品概要

商品説明
■ 商品名:北の甘酒 スマリ
■ 主要素材:米(北海道産)、米麹
■ 容量:900ml
■ 特長:
<1>. お米を知り尽くした北海道の米農家が、自社生産のお米でつくる米麹甘酒
<2>. 砂糖を一切加えない「お米の発酵の甘み」
<3>. 老舗麹店による手づくり麹と当社職人による温度管理技術で、お米の深いコクと香りを最大限引き出しながらもすっきりとした後味
<4>. アイヌ語で『キタキツネ』を意味する “スマリ” をかたどったナチュラルで可愛らしいパッケージ
販売店舗
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販売店舗 |
詳細 |
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The北海道ファーム(※夏季限定) |
北海道夕張郡栗山町字旭台168-63 |
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穴太商店 本店 |
滋賀県大津市坂本4丁目11-43 |
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穴太商店 君津店 |
千葉県君津市泉278-1 |
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米専門店やまぐち |
神奈川県秦野市曽屋827-6 |
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穴太商店 オンラインショップ |
※ 2025年12月時点の情報です
今後の展開
当社では、本入賞を契機に、以下の取り組みを推進してまいります。
【販路拡大】
小売・EC・業務用を中心に販売先を拡大し、安定した需要を確保することで、農業経営の持続性向上につなげていきます。
【地域連携】
自社製造設備を活かし、日本各地の特色あるお米を甘酒として商品化、生産者や地域と連携しながら、資源の有効活用と地場産品の価値向上を図ります。
【海外展開】
規格外米を活用した付加価値商品の開発を軸に、グループシナジーを活かしつつ国外の多様な販売チャネルを開拓し、安定的かつ持続可能な海外販路の構築を目指します。




代表取締役 戸波亮(となみ りょう) コメント

当社は、『水田から生まれるものは、何一つ無駄にしない』という理念のもと、生産・加工・販売までを一貫して手掛ける『6次産業化』を推進しています。得られた収益は、付加価値の高い商品の開発費や農機具・設備の導入に充当し、好循環な農業経営および持続的な成長につなげてまいります。
『FOOD SHIFTセレクション』とは
「FOOD SHIFTセレクション」とは、農林水産省が推進する『ニッポンフードシフト』の一環として、改正食料・農業・農村基本法の理念のうち、地産地消または国産農林水産物の消費拡大・みどりの食料システム戦略の推進・家庭備蓄の市場拡大・インバウンド消費拡大という4つの視点のいずれかに則した優良な産品を全国から選定・発信する制度です。
選定された産品には『FOOD SHIFTセレクション認定マーク』の使用が認められます。
公式サイト:https://nippon-food-shift.maff.go.jp/2025/aw_selection.html
株式会社穴太ホールディングスについて
昭和61年に葬儀社として創業。
現在は、北海道・千葉県・神奈川県・滋賀県に拠点を設け、葬祭業・生花販売・食品加工・飲食店営業・米穀販売・農業生産・日本酒製造・花卉栽培・AIシステム開発に展開を広げる異業種グループ法人です。
食領域におけるSPA(製造小売業モデル)化を試み、水稲を中心に農産物の生産・加工・販売までを一貫して自社で行っています。
農地から出る副産物も有効活用し、持続可能な社会への貢献を意識した活動を推進しながら、多角的な事業を展開しつづけています。
【報道関係者様のお問い合わせ先】
(株)穴太ホールディングス 広報担当:植田
TEL:0438-30-6090 MAIL:service@anou-group.co.jp

