~認知率6割を突破。ご飯盛付けロボットは“新しい機械”から“身近なインフラ”へ~
鈴茂器工株式会社のプレスリリース
鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:谷口徹)は、全国の20歳~69歳の男女500名を対象に外食頻度に関する調査を実施し、そのうち年1回以上外食をする422名を対象に、ご飯盛付けロボットに関する調査を行いました。
2025年は米価格の高騰を背景に、日本人の主食である“お米の価値”が再認識された一年となりました。農業現場での生産コスト上昇に加え、外食産業では深刻な人手不足により、いかにオペレーションを効率化しながら、お米の美味しさを損なわず提供するかが喫緊の経営課題となっています。
こうした背景のもと、ご飯盛付けロボットが外食の現場や生活者にどの程度浸透し、どのように受け止められているのかを明らかにすることを目的に、本調査を実施しました。
提供の瞬間までお米の品質と価値を守り、外食産業のバックヤードを支えてきたのが“ご飯盛付けロボット”です。当社では、“ご飯盛付けロボット”のブランド「Fuwarica(ふわりか)」の記念日である2月8日「Fuwaricaの日」に合わせ、ご飯盛付けロボットの浸透実態を発表いたします。

■調査結果サマリー
本調査では、ご飯盛付けロボットが“省力化のための設備”から、外食における品質と体験を支える“身近な存在へ”と位置づけを変えつつある実態が明らかになりました。
●ご飯盛付けロボット認知率は6割を突破、1年で倍近くに拡大
ご飯盛付けロボットの認知率は60.9%に到達。前回調査(2024年7月)の34.1%から倍近く拡大。さらに、使用経験率は19.0%。この1年で接触頻度が「増えた」と回答した人は2割を超え、日常生活の中での存在感が急速に高まっています。
●評価軸は「衛生・適量」から「品質の安定」へ。消費者は“効率”よりも“ブレない美味しさ”を重視
外食で提供されるご飯において「いつ食べても品質が安定していること」を求める声は63.3%と最も多く、「適量」・「衛生」に加えて「品質の安定」へのニーズに対し、ロボットが最適解として認識されています。
●使用経験者の7割が「今後も使いたい」と回答。一度の体験が、使用意向を大きく押し上げる
今後の使用意向は、年1回以上外食をする人全体では47.2%にとどまる一方、使用経験者では70.0%に達しました。認知や体験が進むほど評価が高まり、ご飯盛付けロボットは「使えば良さが伝わる」存在であることを示す結果となりました。
●「便利・清潔」といった機能価値から、「楽しい・かわいい」といった情緒価値へ。
自由記述の分析では、「便利」「衛生的」「人手不足解消」といった機能面での評価に加え、「楽しい」「かわいい」「見ていて癒される」といった情緒的な言葉も多く見られました。効率化のための設備にとどまらず、外食体験の一部として受け入れられ始めていることがうかがえる結果となりました。
<引用・転載時のクレジット表記のお願い>
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申しあげます。
<例>「鈴茂器工株式会社が実施した調査によると…」
本リリース記載の調査データについてのお問い合わせは、担当までご連絡をお願いいたします。


■調査結果詳細
●ご飯盛付けロボット認知率は6割を突破、1年で倍近くに拡大~普及の壁を越え、定着フェーズへ~
ご飯盛付けロボットの認知率は60.9%と、前回調査(2024年7月)の34.1%から1年で倍近く拡大しました。さらに使用経験率も19.0%となり、前回調査の15.9%から着実に伸長しています。
特に注目されるのは、使用経験率がイノベーション普及の壁とされる「16%のキャズム」を超え、実店舗での導入・利用が定着フェーズに入りつつある点です。
また、この1年でロボットを見聞きする機会が「増えた」と回答した人は21.8%にのぼり、“目新しい機械”から、生活を支える存在、“身近なインフラ”へと捉え方が変化していることがうかがえます。
【利用者の声(自由回答より抜粋)】
「以前にテレビ番組でロボットで盛られたご飯を食べていたのですが、とっても美味しそうで、ロボットに並ぶのも楽しそうでした。私も使ってみたいなと思ったので出張時に使ったホテルのバイキングで試してみたのですが、想像以上にフワフワで美味しい盛り付けをしてくれたので驚いた記憶があります。」


●評価軸は「衛生・適量」から「品質の安定」へ。消費者は“効率”よりも“ブレない美味しさ”を重視
外食時のご飯の盛り付けに対して最も求められている要素は、「いつ食べても品質が安定している(63.3%)」が最多となりました。次いで「ふっくらと空気を含んでいる(49.5%)」、「量が均一で見た目が美しい(36.0%)」が続き、消費者は「安定感」と「食感(おいしさ)」の両立を重視していることが分かります。

一方、ご飯盛付けロボットのメリットとしても、「適量」「衛生」といった基本的な利便性に加え、「いつでも同じ品質で盛り付けられる」点が挙げられています。
これらの結果から、外食におけるご飯の品質に対する不満を、ロボットが均一性という価値で補完している構図が浮かび上がります。特に、使用経験者や今後の使用意向がある層ほど「品質の安定」を高く評価しており、ロボットによる盛り付けが美味しさを支える要素として受け入れられている実態が明らかになりました。

●使用経験者の7割が「今後も使いたい」と回答。一度の体験が、使用意向を大きく押し上げる
ご飯盛付けロボットに対する今後の使用意向は、外食利用者全体では47.1%だったのに対し、ロボット認知者では58.8%、使用経験者においては70.0%に達しました。認知や体験が深まるほど利用への意欲が高まるという、“一度使えばその良さがわかる”定着型の傾向が顕著に現れています。
【使用したい理由:スタッフへの「気兼ね」解消と、ロボットへの「愛着」】
自由回答からは、単なる効率化だけではない多様な心理的メリットが浮かび上がりました。
■スタッフへの「気兼ね」を感じずに使える安心感
「人にご飯の量を細かく頼むのは恥ずかしい」「何度おかわりしてもロボットなら気疲れしない」といった声から、対人コミュニケーションに伴う心理的負担(気兼ね)を、ロボットが解消していることが分かります。
■品質と楽しさが生む、ロボットへの「愛着」
「ぎゅうぎゅうに押し付けない、ふんわりとした盛り付けが良い」という品質評価に加え、「見ているだけで癒される」「楽しい」といった声も多く、使うほどにロボットへの親しみや愛着が高まっている様子がうかがえ、情緒的な価値も、リピート利用を後押ししていると感じられます。
一方で、使用を望まない層からは「人との触れ合いがなく味気ない」「お礼を言いたい」といった、スタッフとの交流を重視する声も聞かれました。これはロボットが単に人を代替するのではなく、“効率や気軽さを求めるシーン”と“対人接客を求めるシーン”での使い分けが今後さらに進んでいくことを示唆しています。

●「便利・清潔」といった機能価値から、「楽しい・かわいい」といった情緒価値へ。
“ご飯盛付けロボット”という言葉から想起する印象を自由記述で聞いたところ、267件の有効回答が見られました。ユーザーローカルAIテキストマイニングツールで分析( https://textmining.userlocal.jp/)したところ、消費者の意識変容を裏付ける興味深い結果が得られました。
ワードクラウドの分析結果では、「便利」「衛生的」「人手不足解消」といった、導入による機能的価値(効率や課題解決)に関連するワードが中心を占めています。しかし、注目すべきは「楽しい」「盛り付ける(体験)」「かわいい」「面白い」といった、利用時のポジティブな感情や情緒的価値(体験の楽しさ)に関するワードが数多く出現した点です。
これらの結果から、ご飯盛付けロボットが単なる“効率化のための機械”という枠組みを超え、日常に溶け込み、ユーザーに愛着を持って受け入れられる“身近なパートナー”へと捉え方が変化しつつあることがうかがえます。

また、関連する調査として「“ご飯盛付けロボット”と聞いて想起する企業・製品名」を自由回答で募ったところ、当社製品である「Fuwarica(ふわりか)」が具体名として挙がるなど、市場での認知も広がりつつあります。この結果を受け、次項では改めて「Fuwarica」の製品概要と、皆様に支持されているポイントについてご紹介いたします。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2025年12月19日~20日
調査項目:8問
□外食頻度 □外食で提供されるご飯の盛り付けに期待すること □浸透度 □この1年の見聞頻度の増減 □使用時のメリット □今後使用意向 □今後使用意向理由(自由記述) □イメージ想起(自由記述)
有効回答数:本調査500サンプル 人口構成比割付
年に1回以上外食をする 84.4%(422名)を、今回の調査対象とする。
「全く、外食はしていない」と回答した人は対象外とする。
※調査結果は、端数処理のため構成比が 100%にならない場合があります。
<引用・転載時のクレジット表記のお願い>
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申しあげます。
<例>「鈴茂器工株式会社が実施した調査によると…」
本リリース記載の調査データについてのお問い合わせは、担当までご連絡をお願いいたします。
鈴茂器工が提供するご飯盛付けロボットFuwarica(ふわりか)について
盛り付けで変わる、ご飯の品質と提供価値 ~品質の均一化と食品ロス削減を支える技術~
ボタンひとつで、粉雪のようにふんわりとご飯を盛り付けるご飯盛付けロボットFuwarica(ふわりか)は、2003年の発売から実に20年以上にわたり、丼チェーン店をはじめとする飲食店、ホテルのビュッフェ、社員食堂、病院、空港ラウンジなど、多様な業態で導入されてきました。
ご飯は、炊き方だけでなく盛り付け方によって、食感や味わいが大きく左右されます。押し付けて盛り付けられたご飯は粒が潰れて硬くなり、タレやルーも染み込みにくくなります。一方、空気を含ませながらやさしく盛り付けられたご飯は粒立ちが良く、料理全体の品質にも大きく影響します。
Fuwaricaは、人の手でも再現が難しい「ふんわりとした盛り付け」を機械で実現し、誰が作業しても一定の品質を保てる環境を整えてきました。中食・外食産業の現場において、提供品質の均一化に加え、盛り付け量を正確に管理できることから、食品ロスの削減にもつながっており、外食産業が直面する社会課題への対応にも寄与しています。


■Fuwarica(ご飯盛付けロボット)のマーケット拡大
国内事業では、前期中期経営計画Growth2025(21年3月期から25年3月期)の5年の期間で、丼・スーパー以外の新たな顧客の裾野(ファミレス・ラーメン・焼肉等)が拡大し、 約1,300台から約2,800台へ約2.2倍に販売が拡大し、ご飯盛付けロボットの市場浸透に貢献しました。
鈴茂器工HPではご飯盛付けロボットをはじめとした様々な導入事例を随時更新し紹介しております。
無駄な廃棄ご飯が減った事例やご飯の好きな量が選べて盛れることが利用者に好評な事例、温かく美味しいご飯を提供したいニーズに合致した事例など豊富に紹介しております。
■2月8日を「Fuwaricaの日」に

Fuwaricaの製品価値と、その背景にある技術や想いを広く伝えるため、2月8日は「Fuwaricaの日」として、日本記念日協会に正式認定されています。日付は「2(ふ)・8(わ)」の語呂合わせと、粉雪が舞う季節に由来しています。ふんわりと盛られた温かいご飯のおいしさや、盛り付けが料理全体の品質に与える影響を改めて見つめ直す日として制定されました。
■会社概要

会社名:鈴茂器工株式会社
英文商号:Suzumo Machinery Co., Ltd.
所在地:東京都中野区中野4-10-1 中野セントラルパークイースト6階
代表者:代表取締役社長 谷口 徹
設立日:1961年1月
資本金:11億54,418千円
事業内容:米飯加工機械、充填機械、包装資材及び寿司ロボット及び食品資材等の製造販売など
鈴茂器工企業HP https://www.suzumo.co.jp/
鈴茂器工企業HP (英語) https://www.suzumokikou.com/
鈴茂器工企業HP(北米向けサイト) https://suzumoamerica.com/
■食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ
鈴茂器工は1981年、世界初の寿司ロボットを開発し、以来、米飯加工ロボットのリーディングカンパニーとして業界を牽引しています。世界90か国以上の寿司、おむすび、丼ものなど、様々な食のシーンで幅広く利用されています。寿司ロボットとご飯盛付けロボットにおいては、【世界市場】【国内市場】ともにシェアNo.1を獲得(出典:富士経済「2025年版 ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望 サービスロボット編」寿司ロボット・米飯盛り付けロボット 販売数量・金額2024年実績)。第20回外食アワード2023(主催:外食産業記者会)を受賞するなど、業界でも注目を集めております。
人手不足が深刻化する飲食業界において、鈴茂器工は店舗業務の効率化に大きく貢献し、外食産業の課題解決に積極的に取り組んでいます。近年では、2024年に発売されたコンパクトシャリ玉ロボット『S-Cube(エスキューブ)』や、自動配席AIシステム『ARESEA(アレシア)』、2025年にはAI画像認識システム『Visレジ(ビスレジ)』など、革新的な製品・サービスの提供を通じて、飲食店のトータルソリューションを目指しています。
『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』を掲げ、細分化する食に関するニーズをいち早く捉えて市場にご提案し、常に新しいフードビジネスを開拓する企業として躍進しています。
■企業公式SNS
Instagram https://www.instagram.com/suzumo_official/
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【鈴茂器工/SUZUMO】会社紹介ムービー

