パレスチナ西岸地区ジェリコ県の農民がヨルダン渓谷で育てた、無添加で、濃厚な味わい、しっとりとした食感、ジューシーで黒糖のようなやさしい甘みが特徴のデーツです。
特定非営利活動法人パルシックのプレスリリース
国際協力NGOパルシック(所在地:東京都千代田区、代表理事:穂坂光彦)が、2025年産のマジョール・デーツをパレスチナ西岸地区より輸入し、販売を開始しました。
マジョール・デーツは、食べ応えのある果実の大きさ、柔らかさ、コクのある豊かな味わいで世界的に高く評価されている品種です。無添加で、濃厚な味わい、しっとりとした食感、ジューシーで黒糖のようなやさしい甘みが特徴です。こうした味わいに加え、食物繊維やミネラルを含む果実として、近年は健康や美容を意識する人にも親しまれています。
1997年にPARC(パレスチナ農業復興委員会)がパレスチナ西岸地区ジェリコの農家にマジョール種のナツメヤシの苗木を配布したことから、ナツメヤシの果実であるデーツの栽培が開始されました。産地のヨルダン川渓谷地域は、気温が高く湿度が低いため、マジョール・デーツを栽培するのに適した地域です。
ヨルダン川渓谷では、マジョール・デーツは9月から10月にかけて収穫期を迎えます。収穫された果実は加工場に運ばれ、熱風と冷却によって虫や微生物が処理されたあと表面のクリーニングを行い、大きさや表面のしわの程度などで選別され、パッキングされます。デーツはドライフルーツでありながらも、木に実ったまま太陽の力で完熟し、自然に乾燥します。
そのまま召し上がるのはもちろん、デーツを刻んでヨーグルトにトッピングしたり、ナッツやチーズを挟んだりするアレンジもおすすめです。

パレスチナ産マジョール・デーツ 商品ラインナップ
・パレスチナ産 マジョール・デーツ(種あり)250g入り 1,296円(税込)
・パレスチナ産 マジョール・デーツ(種あり)5粒入り 648円(税込)
・パレスチナ産マジョール・デーツおすそわけセット ステッカーつき 3,240円(税込)
・【お得な10袋セット】パレスチナ産 マジョール・デーツ(種あり)5粒 5,500円(税込)送料無料
原材料:デーツ(ナツメヤシの実)
原産国:パレスチナ自治区
製造者:Al Reef for Investment and Agricultural Marketing

生産者団体 アル・リーフ・カンパニーのご紹介
アル・リーフ・カンパニーは、1993年に設立された団体で、パレスチナの農村地域における持続可能な開発の創造をビジョンに掲げて活動しています。デーツ、オリーブオイル、アーモンドなどの商品を生産・加工・輸出しています。PARC(パレスチナ農業復興委員会)と連携し、フェアトレードの原則に従って、農民や女性のための農業協同組合の組織化をサポートしています。生産能力の向上や製品の品質改善を通じて、社会的・経済的状況を改善することを目指しています。

パレスチナのいまと、マジョール・デーツを通じた生産者との連携
パレスチナ・ガザ地区では、2年以上にわたって未曾有の人道危機が続いています。2025年10月の停戦発効後も、イスラエル軍による攻撃が続き、ガザ域内への支援物資の搬入は十分とはいえない状況が続いています。人びとは依然として、厳しい生活環境に置かれたままです。パルシックは現在も避難生活を余儀なくされている人びとへの緊急支援に加え、農業や畜産を通じたガザ域内での食料生産と生計支援に取り組んでいます。
ガザ地区で深刻な人道危機が続くなか、ヨルダン川西岸地区でも、パレスチナの人びとの生活は不安定な状況が続いています。ヨルダン渓谷では、イスラエルによる入植地の拡大や水資源をめぐる制約のもとで、およそ9割の土地において、パレスチナの人びとが水や土地を自由に利用することができず、農業を続けること自体が容易ではなくなっています。住まいや土地を失い、家畜を手放さざるを得なくなった人びともいます。
パルシックはヨルダン川西岸地区のジェリコ県でマジョール・デーツを生産するパレスチナ農民を支援するフェアトレード団体「アル・リーフ・カンパニー」と協力し、パレスチナ産のマジョール・デーツの緊急輸入・販売を開始しました。ともにパレスチナ農民の生計向上に取り組んでいます。
デーツをきっかけに、パレスチナの農民の暮らしに少しでも思いを馳せていただければと願い、この取り組みを続けています。


<本件に関するお問い合わせ>
特定非営利活動法人パルシック 広報担当 中村由紀
E-mail: office@parcic.org
特定非営利活動法人パルシック
特定非営利活動法人パルシックは、地球上の各地で困難にある人びとが尊厳ある暮らしを取り戻すのを支え、国境を越えて対等な関係づくりを目指す民際協力NGOです。「民際協力」とは国際協力の「国」を民衆の「民」に置き換えた、パルシック独自の協力の形です。国家の壁を乗り越えて、私たち自身も一人の人間として各地に暮らす人たちの中に身を置き、対等で人間的な関係を築きたいと願って民際協力、フェアトレード、民際教育の三本柱で活動しています。現在は スリランカの他、パレスチナ、シリア、ミャンマー、東ティモールなどアジアの国々でプロジェクトを実施しています。現地の人たちが農業や加工食品などで生計をたて、経済的自立はもちろん、誇りをもって、生活を送るためのサポートをしています。

