持続可能な食文化の実現に向けた海藻の研究・生産・社会実装の取り組みが評価。3月2日東京・八重洲に、シーベジタブル初の常設飲食拠点となる「シーベジスタンド」をオープン
合同会社シーベジタブルのプレスリリース

合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一、本社:高知県安芸市)は、「第1回サステナブルガストロノミーアワード」において、フード部門にて受賞しました。海藻の研究から食提案までを一貫して行い、海の生態系回復と新しい食文化の創出を同時に実現した革新性が高く評価されました。
本アワードは、持続可能な食・農・ガストロノミー(食文化)領域において、社会的価値と事業性の両立に挑戦する企業の取り組みを表彰するもので、一般社団法人AgVenture Labが代表を務める「Sustainable AgriTech & FoodTech クラスター(SA&Fクラスター)」により創設されました。こうした活動が、新規性・社会へのインパクト・食文化への貢献度といった本アワードの審査観点において評価され、今回の受賞に至りました。
シーベジタブルはこれまで、海藻を起点に、食材としての価値だけでなく、海の生態系や地域産業、食文化そのものを次世代につなぐ取り組みを行ってきました。特に、海藻を種苗から育てる研究・生産体制の構築、料理人や企業との共創を通じた商品・メニュー開発などを通して、「サステナブルガストロノミー(持続可能な食文化)」の社会実装に取り組んでいます。
査員コメント
◎業務用・家庭用の展開、小売・外食との接点づくりを通じて、海藻を環境配慮の象徴で終わらせず、日常の食材として食文化に戻している点が素晴らしい。
◎海藻の研究・栽培から商品化・食提案までを一気通貫で行い、海の生態系回復と新しい食文化の創出を同時に実装している点が非常に革新的。

シーベジタブルについて
海藻で 海も人も すこやかに
合同会社シーベジタブルは、磯焼けにより減少しつつある海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と生態系を回復する海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。
日本の海域には約1500種類を超える海藻が生息し、そのほとんど すべてが毒を持たず、食用になり得るとされています。しかし、世界で最も海藻食文化が進んでいると言われている日本でさえも、現在食卓に並ぶのは数十種類だけ。1400種類以上もの海藻が未知なる食材として眠ったまま存在しているのです。
地上の植物は探求し尽くされ、様々な栽培技術や調理方法が確立していますが、海藻の世界はその途上、と言うよりはじまってすらいないものばかり。過去から受け継がれる海藻食文化を守っていくと同時に、新たな海藻食文化をつくっていきたい。その先には海にも人にもよい未来が広がっていると信じて、私たちは日々活動しています。


シーベジタブルの飲食体験の取り組み
シーベジタブルでは、海藻の研究や生産だけでなく、実際に食べ、味わい、対話する体験として社会にひらくことを、サステナブルガストロノミーの重要な実践と捉えています。
その取り組みのひとつとして、2026年3月2日、東京・八重洲に、シーベジタブル初の常設飲食拠点となる「シーベジスタンド」をオープンします。昼は海藻ラーメン、夜は海藻酒場という二つの顔を持つこの場では、海藻を気軽に楽しめる食材として提案しています。一杯の料理を通して、海藻の香りや旨味、食感の奥行きに触れることで、海や食の背景へと関心が広がっていくことを目指しています。
また、同拠点の2階には、海藻の新しい可能性を探る料理研究チーム「SEAVEGE- Kitchen Lab」を設置。2026年3月中旬より、研究・開発の現場をひらく体験型プログラム「Open Kitchen」を中心に、順次予約を開始します。ここでは、海藻の調理・加工・発酵などの実験過程を共有しながら、料理人、研究者、企業、生活者が交わる場として機能していきます。
シーベジタブルは、こうした飲食体験の場を通じて、持続可能な生産・流通の先にある「食べる体験」そのものを更新し、次世代の食文化へとつなげていくことに取り組んでいます。




応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて海藻の美味しさを気軽に体験できる〈海藻を楽しむ食事券〉を販売中です。昼の海藻ラーメンや、夜の海藻酒場のメニューなど、シーベジスタンドの料理を気軽に体験できる食事券です。海藻の香り・旨味・食感を存分に楽しめるメニューをご用意しており、初めて海藻料理に触れる方でも安心してご利用いただけます。
合同会社シーベジタブル
研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行う。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいる。

