【北海道白糠町】育てる漁業が実らせた、大粒の誇りを全国へ!「活イソツブ」をふるさと納税返礼品として追加受付開始

北海道白糠町のプレスリリース

北海道東部、太平洋に面する白糠町(しらぬかちょう)。アイヌ語の「シラリカ(岩磯のほとり)」に由来するこの町は、暖流と寒流が交わる全国有数の豊かな漁場に恵まれています。いま、その海で旬を迎えているのが「イソツブ貝」です。

白糠町では、ふるさと納税返礼品として2月中旬より「活イソツブ貝」の受付を開始。開始からわずか1週間で当初用意した30セットが完売となるなど大きな反響をいただきました。このたび追加数量を確保し、3月3日(火)より受付を再開いたします。

ふるさと納税サイト

白糠のイソツブ漁師 右は白糠町漁業協同組合 イソツブ部会 部会長 渡邊 祐一郎(わたなべ ゆういちろう)さん

イソツブ貝(エゾバイ科)は、主に北海道や東北地方で「エゾバイ」(蝦夷貝)と呼ばれる小型の巻貝の総称・通称です。

白糠町では、環境の変化や操業漁船が多かったことなどが影響して、一時期、資源の枯渇が危ぶまれたこともありますが、各漁船に区画を設け、その区画内で各船が小さいサイズのリリースを徹底して「育てる漁業」を続けたことで、現在では、サイズの大きな立派なイソツブが獲れるようになりました。

■大粒揃い!資源回復を遂げた白糠産イソツブ

白糠のイソツブ漁には、明確なルールがあります。各漁船ごとに区画を設け、漁獲量の上限を設定。2.5cmに満たない小さな貝はすべて海へ戻します。
さらに禁漁区を設けて資源保護に努め、6月から8月の間は交尾・産卵期を守るために禁漁期間とし、未来の資源確保を図っています。

“獲る”漁業から、“育てる”漁業へ。

この姿勢を漁師全員で徹底してきたからこそ、現在は身入りのよい大粒サイズのイソツブが安定して水揚げされています。

「量も質も、今は最高に良い状態だよ。」

そう語るのは、70歳を迎えたいまも現役で海に立つ漁師、渡邊 祐一郎(わたなべ ゆういちろう)さんです。白糠のツブ漁は9艘の漁船団・約30名の漁師が携わっていますが

その船団をまとめる白糠町漁業協同組合 イソツブ部会 部会長でもあります。

渡邊さんは漁をするだけでなく、その美味しい食べ方も発信することが、漁師の使命であると考えています。

■なぜ美味しい?荒波が育てた、濃厚な旨味

地元飲食店では旬のイソツブが「お通し」として出ることも。白糠町民のソウルフードです。

白糠のイソツブは、身が締まり、旨味が濃厚です。

その理由を渡邊さんに尋ねると、こう教えてくれました。

「荒波の中で育っているから身が締まるんだ。それに、カニやエビなんか、いいものを食べてるから味が濃い。」

自然条件と豊かな餌。
それが、白糠産イソツブならではの弾力と深い味わいを生み出しています。

■美味しく食べてもらうための発信までが、漁師の使命

イソツブの食べ方を教えてくれた渡邊さんご夫妻。

渡邊さんは言います。

「漁師は獲るだけじゃだめだ。どう食べてもらうかまでが仕事。」

「イソツブのスープ煮」「イソツブのアヒージョ」など、渡邊さんご夫妻が提案する様々なイソツブの食べ方を、白糠町公式noteで公開中です。

白糠町公式note

イソツブのスープ煮
イソツブのアヒージョ

■イソツブはどのように獲る?漁に密着

イソツブの漁期は2月から4月まで。極寒の海で行われるイソツブ漁に同行しました。

午前3時半、まだ真っ暗な白糠漁港に、エンジン音が響きます。

この日の波はやや高め。前日は荒天で出漁できませんでした。
海に出るかどうか——その最終判断を下すのが、イソツブ部会の部会長である渡邊さんの役目です。

沖の様子を見極め、他船と無線で連絡を取り合いながら、しばしの沈黙。

やがて、無線に短く力強い声が響きます。

「……出るぞ。」

その合図で、9艘の船団が一斉に沖へと向かいました。

■区画制で守る、白糠の海

イソツブの漁場は、水深27~30メートルあたり。カゴにエサを入れて仕掛けておき、翌日以降、そのカゴに入ってきた貝を回収する、北海道に古くから伝わる漁法です。

白糠のイソツブ漁は、船ごとに担当する漁場が決まっています。

その場所は数年ごとにくじ引きで決定。どの船にも公平に漁獲の機会が巡る仕組みです。

さらに、小さなサイズのイソツブを海へ戻す際にも、資源が偏らないよう漁場全体に行き渡るように撒くのだと言います。

■息の合った連携プレーで漁が進む

操舵室の渡邊さん

18歳で漁師となり、長年舵を握ってきた渡邊さんですが、レーダーやGPSを使いこなし、広い海の中、仕掛けたカゴにピタリと船を寄せていきます。

波で揺れる甲板では、乗組員が二人一組でカゴを引き上げ、素早くイソツブを回収。

数十個連なるカゴを全て上げたら、次はカゴに新しいエサを詰め、次々と海へと戻していきます。乗組員が手を挙げて送る合図を受け、渡邊さんがエンジンと舵を操り次の場所へと移動。この一連の流れが息の合った連携プレーで行われます。

船上の連携プレー。言葉はなくとも阿吽の呼吸で作業を行う
右手を挙げて操舵室の渡邊さんに合図を送る乗組員の漁師

カゴの数は約300個。1回の漁で平均170キロの漁獲があります。

カゴは2重構造になっており、内側の小さいカゴに餌を入れて沈めておくと、匂いにつられて貝が寄ってきて、外側の大きいカゴに入ってくるという仕掛けです。

内側の小さいカゴにエサを詰めている様子

餌はイワシとニシンを小さく刻んだもの。

匂いの強いイワシはを使うと、貝がよく寄りつくが、身が柔らかく流れやすい。
そこで身が硬く持ちの良いニシンと絶妙にブレンドして使います。

これも長年の経験が生む配合です。

■船上での選別、“育てる漁業”の徹底

帰港までの間に漁師が手作業で選別し小さいものは海へ返します。

イソツブの出荷は午前10時。それに間に合うように帰港します。

漁港に戻るまでの間、休む間もなく甲板で選別が行われます。

品質やサイズで仕分け、2.5㎝に満たないサイズはリリースします。

このように、全ての漁船がルールを守るからこそ、資源の回復に成功し、いまの大粒揃いがあるのです。

白糠のイソツブ漁は、決して順風満帆ではありませんでした。

一度減少した資源は、戻すのに何年もかかります。それでも、区画制や規格制限、禁漁期間の徹底により、資源の回復に成功しました。

温暖化の影響も感じるいま、海の変化は今後も避けられません。
だからこそ、守れる資源は「守る」。時間がかかっても未来の為に「育てる」。

それが渡邊さんと漁師たちの答えでした。

■次の世代へ。渡邊さんが見据える白糠の海の未来

帰港した千代丸。これから出荷に向けて作業が続きます。

渡邊さんは白糠で三代続く漁師の家系に生まれました。

昨年末には、千葉に住むサーファーのお孫さんと、初めて一緒に漁に出ました。

(過去記事リンク:

漁師の働き方に新時代!“好き”をとことん貫き、海と生きる「サーファー漁師」

「楽しかったよ。でも、孫には孫の人生がある。」

そう言って、継がせるつもりはないと微笑みます。

「漁師は自分の代で終わるかもしれない。でも、部会長を務めている間に、このイソツブを“白糠といえばこれ”と言ってもらえる名産にしたい。

そして次の世代に誇れる形で渡したい。それが自分の果たすべき役割だと思うから。」

守り、育て、そして伝える。

大粒のイソツブの一粒一粒には、そんな想いが込められています。

【ふるさと納税で応援】数量限定・特大サイズの活イソツブ

現在、ふるさと納税返礼品としてお届けしているのは、4cm以上の特大サイズ。
漁師の手で一つひとつ選別し、数量限定で出荷しています。

白糠の海を守り続けてきた取り組みを、食べることで応援していただけたら幸いです。

渡邊さんご夫妻のレシピを、ぜひご家庭でお楽しみください。

ふるさと納税サイト

https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/016683-1430/

■北海道白糠町のご紹介

白糠町は北海道の東部に位置する人口約7,000人のまちです。アイヌの言葉で「岩磯のほとり=シラリカ」が町名の由来です。豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れます。茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、「極寒ぶり®」として新たな名産品の一つになっています。

白糠町ホームページ

白糠町公式note

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