規格外フルーツトマトを加工品として新しい価値へ。対面販売で累計1,000個以上を販売した農家発ブランドが全国展開を目指す。
川村ファーム・川村とまと園のプレスリリース

千葉県袖ケ浦市でフルーツトマトを栽培する川村とまと園(代表:川村修夢)は、フルーツトマトを使った加工品ブランド「蜜玉」を立ち上げました。
猛暑、長引く暑さの影響により、売上が半減する中、「出荷できないなら、形を変える」という発想から生まれた農家ブランドです。
3月5日より直販(キッチンカー)、ECサイトで販売を開始し、今後は全国へ販路拡大を目指します。
■猛暑と長引く暑さが奪った ”納得できる味”
千葉県袖ケ浦市のフルーツトマト専業農家・川村とまと園は2023年夏以降、猛暑と長引く暑さの影響を大きく受けるようにました。
収穫量の減少だけではありません。
自分たちが「納得できる味」に届かないトマトが増えました。
その結果、売上は前年比約50%減少。
味はある。
しかし、ブランドとして胸を張れないー。
規格外で出荷できないトマトが増える中で、年間約6トンを栽培する農家として大きな岐路に立たされました。
■「出荷できないなら、形を変える」
「出荷できないなら終わり」ではなく、「出荷できないなら、形を変える」。
その決断から本格化したのが、フルーツトマトの加工品製造です。
コンセプトは ”完熟を、しぼる”
規格外トマトの中から、味の良いものを選別し加工。
甘さの主役を「砂糖」でなく、「トマトそのもの」に置き、農家が本当に美味しいと思えるケチャップを開発しました。
このケチャップは地元袖ケ浦・木更津市を中心とした顧客層に大きな支持を集め、対面販売のみで累計約1,000個を販売。
加工品製造への確かな手応えを得て、その後、ジャムやとまと塩へとラインナップを拡充していきました。
■試食なしでも選ばれる商品へ
加工品製造・販売は多くの顧客から評価をされながらも課題がありました。
試食を通じて味を伝えれば売れる。
しかし、店頭に並べるだけでは価値が十分に伝わらない。
価格に見合う世界観が、パッケージや商品名からは伝わりきっていなかったのです。
「私たちの手を離れても、店頭で選ばれる商品に。全国で通用する商品にしたい。」
代表・川村修夢と、商品企画・発信を担う妻・靖恵は、ブランドの在り方を見つめ直しました。
味づくりは農家としての誇り。
しかし全国へ届けるには、ブランド設計が必要でした。
味は変えない。
でも、伝え方は変える。
”私たちの手を離れても選ばれる商品へ”
その決断から、商品名・パッケージデザインを全面刷新。
加工品を「蜜玉シリーズ」として再構築しました。
今回の刷新は、単なるデザイン変更ではなく、農家ブランドとしての再定義です。
「出荷して終わり」ではなく、「価値をつくるところまでを農家が担う」。
そんな農業の形に挑戦しています。
■「蜜玉(みつだま)」に込めた思想
「蜜玉」は加工品シリーズのブランド名であると同時に、川村とまと園にとって最高ランクのフルーツトマトに由来する名称です。
糖度・食味・バランスすべてにおいて自社基準を満たすフルーツトマト。
その思想を加工品にも込めました。
甘さの主役は「砂糖」ではなく「トマト」そのもの。
生産から加工まで自社で担う農家だからこそ実現できる品質設計です。
■商品ラインナップ
蜜玉シリーズ
・蜜玉60果(フルーツトマト約60個使用の濃厚ケチャップ)
・蜜玉とろりソース(フルーツトマトジャム)
・蜜玉とまと塩(トマト調味塩)
■販売情報
【蜜玉シリーズ(加工品)」
2026年3月5日より販売開始
・川村とまと園直販/キッチンカー販売
※出店情報等の詳細は川村とまと園Instagramを参照ください
▶▶https://www.instagram.com/kawamuratomatogarden.chiba
・公式ECサイト (https://kawamurafarm.base.shop)
2026年4月以降、千葉県内道の駅などを通じて全国への展開を目指します。
■代表コメント
「出荷できないトマト。でも、味がある限り、価値はある。形を変えてでも、一粒も無駄にしたくない。その想いから生まれたのが『蜜玉シリーズ』です。
猛暑という危機をきっかけに、夫婦で川村とまと園の在り方を見つめ直しました。
農家発のブランドとして、全国に挑戦します。
この取り組みが、同じように猛暑や規格外品に悩む農家のヒントになればと考えています。」
―川村 修夢(川村とまと園・代表)



