アサヒ飲料、三井住友フィナンシャルグループ、JEPLAN ケミカルリサイクルの普及に関する覚書を締結

アサヒ飲料株式会社のプレスリリース

 アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 近藤佳代子)、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(社長 中島達)および株式会社JEPLAN(社長 髙尾正樹)は、ケミカルリサイクルで再生したPET樹脂(以下、CR-PET)の認知向上および市場拡大に向けて協調して取り組むことで合意し、3月25日に覚書を締結しました。
 今後三社は、それぞれの強みを生かした連携を通じてCR-PETの普及を加速させ、使用済みPETボトルを新たなPETボトルに再生して飲料容器として再利用する「ボトルtoボトル」事業を日本国内で広げていくことで、循環型社会の実現を目指します。

■ケミカルリサイクルの特長と課題

 ケミカルリサイクルは、廃棄物を化学的に分解して元の化学原料に戻し、再利用するリサイクル手法です。使用済みPETボトルを分子レベルまで分解して不純物を取り除くため、石油由来と同等の高品質なPET樹脂を製造できます。使い終わった再生PETボトルを繰り返しリサイクルできることから、石油の使用量削減や温室効果ガスの排出抑制に貢献できるとされています。一方、普及に向けては生産コストの低減や原料の安定的な調達などが課題となっています。

■3社協調の意義

 アサヒ飲料はJEPLANと協業し、原料となる使用済みPETボトルの安定調達などCR-PETの普及に向けた環境整備を進めます。また主要ユーザー企業として長期的かつ継続的な利用を通じて市場拡大に貢献します。

 JEPLANは、グループ会社を通じてCR-PETの製造を担い、安定供給と量産体制の確保により事業規模の拡大を推進するとともにCR-PETの品質向上や生産効率の改善を図り、競争力強化に取り組みます。

 三井住友フィナンシャルグループは、金融面での支援に加え、企業経営に関する知見や顧客基盤を活用し、JEPLANの事業の持続的な発展を後押しします。

■循環型社会の実現に向けたアサヒ飲料の取り組み

 アサヒ飲料は、プラスチック資源循環や海洋プラスチック問題などの環境課題に対応するため、2030年までにすべてのPETボトルを100%リサイクル素材、もしくはバイオ由来の素材などへ切り替えることを目標に掲げています。その実現に向け、使用済みPETボトルを新たなPETボトルに再生し、飲料容器として再利用する「ボトルtoボトル」を推進しています。

 アサヒ飲料の「ボトルtoボトル」は、メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルという2つの手法を組み合わせている点が特長です。これにより、メカニカルリサイクル単独では再生できない使用済みPETボトルも資源として最大限に活用し、「PETボトルが循環し続ける社会」の実現を目指しています。

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