スパークリングワインは、いま世界的にこれまで以上の人気を集めています。フレッシュさ、エレガンス、そして優れたコストパフォーマンスを兼ね備えたワインが、多くの消費者に支持されています。
アルザスワイン委員会のプレスリリース
こうした潮流の中で、クレマン・ダルザスは現代のニーズに見事に応える存在です。高い品質と親しみやすさを両立した洗練されたスパークリングワインとして、アルザスは改めて市場のトレンドを先取りし、「上質な泡」への関心の高まりに応えています。
2026年、AOCクレマン・ダルザスは誕生50周年を迎えます。1976年の公認以来、クレマン・ダルザスはフランスを代表するスパークリングワインのひとつとして確固たる地位を築き、フランス国内はもとより世界各国で高く評価されてきました。
この50年の間に、クレマン・ダルザスは地域の特産的存在から大きく成長し、シャンパーニュに次ぐフランス第2位のスパークリングワイン産地となりました。2025年の生産量は約4,500万本に達し、同年のアルザスAOCワイン全体の約40%を占めています。伝統、精密な技術、そしてアルザスならではの個性が融合した、非常に活気あるカテゴリーへと発展しています。
2025年の構成は、白が87%、ロゼが13%で、ロゼは100%ピノ・ノワールから造られます。主要品種はピノ・ブラン/オーセロワ(54%)で、続いてピノ・グリ(16%)、ピノ・ノワール(15%:うちロゼ13%、ブラン・ド・ノワール2%)、リースリング(9%)、シャルドネ(6%)となっています。フランス・クレマン生産者・製造者全国連盟によると、この確かな品種基盤を背景に、2025年には市場シェア33.2%を記録し、フランス国内および輸出市場の双方で、フランス産AOCクレマンの中で首位の地位を維持しています。ロワール(25.5%)やブルゴーニュ(21.1%)を大きく上回っています。

アルザスの伝統に根ざしたストーリー
AOCとしての制定は1976年ですが、アルザスにおけるスパークリングワインの歴史はさらに古く、19世紀後半にはすでに伝統方式(瓶内二次発酵)による生産が行われていました。
AOCクレマン・ダルザスの制定により、品質と真正性を保証するための厳格な規定が設けられました。主な要件は以下の通りです:
ブドウは手摘み収穫
房ごとのプレス(全房圧搾)
伝統方式による瓶内二次発酵
澱とともに一定期間以上熟成(瓶内熟成)
これらの厳しい基準により、すべてのクレマン・ダルザスは高い精度と職人技を体現しています。
アルザスならではの個性
クレマン・ダルザスの最大の特徴は、その「アルザスらしさ」にあります。
ピノ・ブラン、ピノ・グリ、リースリング、ピノ・ノワール、オーセロワ、シャルドネといったアルザスの主要品種を主体に造られることで、フレッシュで軽やかなスタイルから、よりコクのある食事向きのスタイルまで、多彩な表現が可能になります。
また、冷涼な気候と多様な土壌構成も重要な要素です。長い成熟期間により、ブドウは自然な酸を保ちながら繊細なアロマを育みます。その結果、純粋さ、エレガンス、そして優れたバランスを備えたスパークリングワインが生まれます。
クレマン・ダルザスは単なる「アルザス産スパークリングワイン」ではなく、テロワールと品種の個性を映し出す真の表現なのです。
世界へ広がる成功
この50年で、クレマン・ダルザスはフランスを超えて世界的な評価を獲得しました。
現在では80カ国以上に輸出され、その品質、汎用性、親しみやすさが世界中で高く評価されています。ソムリエやワインのプロフェッショナルからは、幅広い料理に合わせやすい「食中酒」としても支持されています。
アペリティフから本格的な食事まで、エレガントでありながら気軽に楽しめる、祝祭性と本物志向を兼ね備えたスパークリングワインです。

日本市場との高い親和性
数ある海外市場の中でも、日本はクレマン・ダルザスへの評価が特に高い市場のひとつです。
日本の消費者が重視する「エレガンス」「純粋さ」「バランス」「適度なアルコール度数」といった要素は、まさにクレマン・ダルザスのスタイルそのものです。きめ細かな泡と爽やかな酸は、刺身や寿司、天ぷら、季節の和食など、日本料理との相性も非常に高く、食卓での汎用性に優れています。
また、繊細なアロマとクリーンな余韻は、日本の食文化における「調和」や「繊細さ」とも高い親和性を持っています。その結果、クレマン・ダルザスは日本のソムリエやワイン業界関係者、そして消費者の間で着実に認知を高めています。
50周年、その先へ
この50周年は、クレマン・ダルザスの成功を築いてきたアルザスの生産者たちの努力を称える節目でもあります。
品質への強いこだわり、革新、そして持続可能性への取り組みに支えられ、アルザスの生産者たちは世界における評価をさらに高め続けています。
半世紀にわたる歩みを経て、クレマン・ダルザスはこれからも、そのフレッシュさ、フィネス、そして唯一無二のアルザスらしさで、世界中のワイン愛好家を魅了し続けていきます。

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Foulques Aulagnon
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