〜紅茶の発酵がマスカットへと変化する、唯一無二のクラフトサケ「稲と和紅茶(IBUKI bottled tea)」〜
稲とアガベ株式会社のプレスリリース
秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を軸にまちづくりを行っている「稲とアガベ株式会社」(秋田県男鹿市、代表:岡住 修兵、以下「稲とアガベ」)は、「本物の日本茶の価値を世界へ広げていく」をミッションに掲げる最高級ボトリングティーブランド「IBUKI bottled tea」(静岡県、株式会社カネス製茶、以下「IBUKI」)とのコラボレーションクラフトサケ『稲と和紅茶( IBUKI bottled tea)』を予約抽選販売を開始いたします。予約販売サイト

<取り組みの背景>
稲とアガベは、2021年の創業以来、「男鹿の風土を醸す」を理念に、米・麹をベースとしたクラフトサケの醸造において、様々な副原料を取り入れることで新しい味わいの表現に挑戦してきました。今回、「本物の日本茶の価値を世界へ広げていく」をミッションに掲げ、0.1℃単位の温度管理と非加熱製法で日本茶のポテンシャルを最大限に引き出す取り組みをしている「IBUKI」の製造元・カネス製茶の小松氏との出会いがきっかけとなり、コラボレーションが実現しました。茶葉を米・麹とともに発酵させるという新たな試みから、これまでにない味わいのクラフトサケが誕生しました。
<商品概要>
今回メインで使用した茶葉は、静岡県の近代和紅茶の元祖・村松二六氏が手がけた紅茶品種「いずみ」を軸にブレンドした茶原料です。紅茶の甘みと香りが最大限に立つよう複数の茶葉を重ねた、最高級の和紅茶葉を使用しています。抽出後の茶葉を再度お湯で煎じ、その抽出液を仕込み水の代わりに使用するという独自製法で醸造しました。紅茶の芳醇な香りが、発酵によってだんだんとマスカットのような風味へ変化していく様子が非常に印象的で、バランスの良い、大変美しい味わいに仕上がっています。
香りの変化について
仕込み当初は紅茶の芳醇な香りが漂っていましたが、発酵が進むにつれてマスカットのような香りへと変化していきました。この現象には、茶葉に含まれる「配糖体」が深く関わっています。茶葉の香り成分は、そのまま揮発する形だけでなく、糖と結合した配糖体の形でも多く存在します。この状態では香りとして弱いのですが、酵素によって糖が外れることで、リナロール・ゲラニオール・リナロールオキシドなどの揮発性香気成分が放出されます。
この糖を外す酵素(β-グルコシダーゼ)を持つのが白麹です。リナロール+ゲラニオール+リナロールオキシドの組み合わせがマスカット・白ぶどう・花っぽい果実のニュアンスを生み出すため、「紅茶なのにマスカットのような香り」が実現します。
特徴
・マスカットのようなフルーツの風味が印象的な味わい
・アフターに紅茶の心地よい渋みが続く、非常にバランスの取れた仕上がり
・クラフトサケブリュワリー協会定義に準拠したクラフトサケ
(米・麹・副原料を使用した醸造酒)
<商品情報>
商品名:稲と和紅茶(IBUKI bottled tea)
品目:その他の醸造酒(クラフトサケ)
原材料:米、米麹、和紅茶、和烏龍茶
内容量:500ml
販売価格:3,300円(税込)+送料
稲とアガベ株式会社 代表取締役 岡住修兵 コメント

「IBUKI」のボトリングティーを飲んだことはありますか?僕は初めて飲んだとき、本当に驚きました。最高の産地の、最高級の茶葉を余すことなく使い、抽出方法にも徹底的にこだわり抜いたお茶。ボトリングティーのひとつの極みと言っても過言ではない、感動を超えるような美味しさがあります。そんなIBUKIをつくっているカネス製茶の小松くんとの出会いから、新しいお酒が生まれました。今回僕たちが挑戦したのは、IBUKIで抽出した後の茶葉を、もう一度お湯で煎じ、その抽出液を仕込み水の代わりに使って醸すという製法です。お茶は本来、一煎目、二煎目、三煎目と、抽出を重ねるごとに変化する味わいを楽しむものです。その変化を味わうこと自体が、茶の嗜み方でもあります。これまでIBUKIで使われた後の茶殻は、どうしても廃棄するしかありませんでした。でも今回のプロジェクトを通じて、一煎目はIBUKIとして、二煎目はクラフトサケとして活かす、という新しい循環の可能性が見えてきました。それが実現すれば、茶葉の価値を最後まで引き出すことができる。そして結果として、茶農家の方々にも、より多くの還元ができるようになる。もちろん、味わいもとても美味しく仕上がっています。小松くんとは、和文化をアップデートし、世界に挑戦していくという文脈で、とても近いものを感じています。お茶と酒。領域は違っても、向き合っているものは近い。これからもお互いに切磋琢磨しながら、世界をあっと驚かせるようなプロダクトをつくっていきたいと思います。ぜひ、楽しみにしていてください。
IBUKI bottled tea(カネス製茶) ブランドオーナー 小松元気 コメント

元々は、ボトリングティーの抽出後に廃棄していた茶殻をなんとか再活用できないかと模索していたところ、サケの新しい景色を創造している岡住さんとご縁で出会ったことを始まりに、日本茶の価値を最大化すること目指す『IBUKI bottled tea』と、クラフトサケという酒の新しい地平線を目指す『稲とアガベ』の日本茶×サケの新しいチャレンジとして今回のコラボは始まりました。職人的で科学的なアプローチと私たちの丁寧なサケづくりが融合した結果、紅茶本来の芳醇さと「マスカット香」というの華やかさが調和した、これまでにない味わいが完成。このコラボを通じて、日本のクラフト文化の高さを発信していきます!お茶×お酒の新しい形を味わっていただけると思います。
「IBUKI bottled tea」について
「本物の日本茶の価値を世界へ広げていく」をミッションに掲げ、希少な茶葉のポテンシャルを一雫まで引き出す最高級ボトリングティーブランド。0.1℃単位の温度管理と非加熱製法で日夜茶葉と向き合い、実験を繰り返しながら日本茶のトップラインを引き上げる活動を続けています。
IBUKI bottled tea
■ 関連URL
– ブランドサイト:https://ibuki-tea.com/
– 公式Instagram:https://www.instagram.com/ibuki_bottledtea/
<会社概要>
会社名:株式会社カネス製茶
所在地:静岡県島田市牛尾834-1
設 立:1978年3月1日(1957年創業)
代 表:小松 幸哉
事業内容:
– IBUKI bottled tea の運営
– 日本茶の製造、卸販売、OEM
– 海外向けOEM
– ネット通販「和茶倶楽部」の運営
<稲とアガベについて>
稲とアガベは、秋田県男鹿市で2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所です。「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとして、そこに副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒です。私たちは、単にお酒を造るだけでなく、お酒を「地域メディア」として位置付けています。お酒を通じて男鹿に興味を持っていただき、実際に訪れて楽しんでもらうことを目指し、醸造所を起点とした街づくりを推進してまいりました。創業から数年で、レストラン、食品加工所、ラーメン店に加え、サウナ付きホテル「ホテルかぜまちみなと」「ひるね」、スピリッツを製造する「早苗饗蒸留所」、そして人々が集うスナック「シーガール」を開業いたしました。クラフトサケを起点に男鹿の街を未来に残すことを目指して活動しています。
<稲とアガベ株式会社 概要>
社名 :稲とアガベ株式会社
所在地 :秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者 :代表取締役 岡住修兵
設立日 :2021年3月
事業内容:酒類製造業(クラフトサケ及び輸出用清酒)、飲食店営業、食品加工業、宿泊業
