【事後レポート】オイシックスの取り組み「EAT and SEND for 能登半島」を事例とし ソーシャルマーケティングを学ぶ慶應義塾大学SFCの学生がインフォマーシャル制作

~継続的な支援によりサステナブルに「つながる」ビジネスを考える授業に参画(5/25)~

オイシックス・ラ・大地株式会社のプレスリリース

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島宏平、以下、当社)が本年3月に一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(東京都中央区、会長江口泰広)が開催する『ソーシャルプロダクツ・アワード2026』(以下、『SPA2026』)の年度テーマ(令和6年度能登半島地震および豪雨災害からの震災復興につながる商品・サービス)において、最高賞となる「大賞」を受賞した 「EAT and SEND for 能登半島」が、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)にて開講されている「ソーシャルマーケティング(担当:玉村雅敏(慶應義塾大学総合政策学部教授))」の授業にて事例として紹介されました。5月25日に行なわれた最終講義では学生から継続的に取り組みを発展させるためのさまざまな企画提案と、制作したインフォマーシャルの発表が行われました。 

▲慶応大学総合政策学部で行われた講義の様子(神奈川県藤沢市)

■講義への参画の背景

 社会課題を念頭に企業がソーシャルマーケティングを展開する際には、事業の売上や利益の創出と、社会問題の解決を通じたビジョンの実現に具体的につながっていることが必要とされます。変化する社会状況や顧客ニーズに適応しながら、同時に事業として継続的な拡大が可能な経営や商品開発、マーケティング・プロセスを実現している点が特徴です。今回の授業では、社会変化とビジネスの出会う接点を、ソーシャルマーケティングの観点で分析し、受講生の社会課題解決に向けた構想力を涵養することが行われていました。

 2026年春学期の授業「ソーシャルマーケティング」を受講する92名の学生に対し、『SPA2026』大賞を受賞した当社の取り組み「EAT &SEND for 能登半島」を課題事例として取り上げていただきました。当社社員からの概要紹介・プレゼンを受けて、学生がさらに今後の将来的・継続的な課題解決につながる企画提案を行い、インフォマーシャルを制作するという演習を実施しました。

(当社が慶應大学の学生向けに協力・実施したこと)

・2024年から継続実施している支援企画「EAT and SEND for 能登半島」紹介

・寄付つき販売を実施している自社開発商品サンプルの提供

・学生の制作物(インフォマーシャル)への講評

 受講生からは、当社の取り組みへの理解をもとに、能登の生産者やお客さまとともに発展させる新たな共創型キャンペーンの企画や、サブスクリプションというサービスの特性を活かした継続的な能登支援の提案が行われました。本取り組みを通じて、学生をはじめとする若い世代に、定期宅配サービスだからこそできる、継続的な復興支援という新しい消費のかたちを伝える機会になれば幸いです。

■インフォマーシャル発表の様子

■学生たちの振り返りコメントより

「良い商品を作るだけでなく、伝わる形にすることも社会を変える力になる、という言葉が非常に印象に残った。能登半島の事例では「売るものがない→復旧から育む新たな食文化の共創=売れるものを作る」というアプローチに驚いた。単なる支援に留まらず、現地のニーズに合わせてビジネスを成立させることこそが、持続可能性を生むのだと実感した」

「今回のグループワークを通じて、社会課題の解決と企業活動を結びつける難しさだけでなく、自分たちが共感できる価値を軸に企画を考えることの大切さを学ぶことができた。今後も、社会課題を自分ごととして捉えながら、人々の行動や意識の変化につながる提案を考えていきたい」

■「EAT and SEND for 能登半島」とは

 震災から二年が経過した現地では、事業再開やインフラ復旧に一定の進捗が見られるものの、まだまだ本格的な経済回復には至っておらず、当社が接点を持っている食の担い手周辺においても、人口流出、インフラやコミュニティ再建と心のケアの継続性といった長期的な課題が依然として残されています。また、支援が届きにくい層への対応や、ニーズに合わせたきめ細やかなアプローチの必要性も浮き彫りになっています。

 当社では震災発生直後から現地へ支援に入り、被災地での救援活動を開始。必要な時期に必要な支援を、現地のお声をうかがいながら実施してきました。

 当社では、持続可能な形で現地の復旧・復興へ協力するため、また、お客様が普段のお買い物を通じてより簡単に支援や寄付ができるよう、日配品を中心に該当商品は1点につき50円の寄付が付いた商品の販売「EAT and SEND for 能登半島」を2024年1月4日より開始。また、商品からの寄付金と同額を当社からも寄付しており、現在も支援を継続中です。

▲震災直後、当社グループ「とくし丸」による救援物品配布の様子

■ソーシャルプロダクツとは

「エコ(環境配慮)」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいいます。

https://www.apsp.or.jp/socialproducts/

■ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)とは

SPAは、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度です。優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。

https://www.apsp.or.jp/socialproductsaward/

食品宅配サービス「Oisix」について

2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜など、できる限り添加物を使用せずに作った加工食品などの食品を取り扱うEC食品宅配サービスです。現在、会員数は361,000人(2026年3月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。2013年7月に販売を開始した、必要量の食材とレシピがセットになった、調理時間が10分から作れるミールキット『Kit Oisix』は、シリーズ累計出荷数が2.5億食(2026年2月時点)を突破しています。

オイシックス・ラ・大地株式会社について

オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、事業所、学校などで給食事業を展開する「シダックスコントラクトフードサービス」、病院、高齢者施設、保育園、幼稚園などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。

https://www.oisixradaichi.co.jp/

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