サカタインクスでは、食品包装分野における安全性・信頼性のさらなる向上に貢献する生産体制を構築していきます
サカタインクス株式会社のプレスリリース
サカタインクス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役 社長執行役員:上野 吉昭、証券コード:4633)は、食品への直接接触が可能なパッケージ向けコーティング剤製造設備(DFC対応設備※1)を、東京工場(千葉県野田市)に導入することを決定しました。本設備は2026年8月の完成を目指してすでに建設を開始して おり、食品包装分野における安全性・信頼性のさらなる向上を目的として導入するものであり、パッケージ用途の材料メーカーとして国内初※2のDFC対応生産設備となる見込みです。

【設備導入の背景】
当社グループはパッケージの高付加価値化に貢献するコーティング剤のグローバル展開に注力しており、一昨年にはアメリカのコーティング剤メーカーであるC&A社を買収するなど、取り組みを加速させています。その一環として、今回、国内でのコーティング剤事業の強化を進めるべく、DFC対応設備の導入を決定しました。
紙コップやバーガーラップなど、食品に直接接触するパッケージを製造する企業においては、食品衛生法により衛生的な環境での製造が義務付けられています。一方で、それらパッケージに使用される材料(紙やコーティング剤など)を供給する材料メーカーに対しては、現時点で規制対象とはされていません。しかし、食品の安心・安全に対する社会的要請の高まりを背景に、将来的には材料メーカーに対しても、より衛生的な環境での製造が必要になると見込まれています。こうした流れを見据え、当社は先行してDFC対応設備を導入することで、食品包装分野における安全性・信頼性のさらなる向上に貢献する体制を構築します。
【生産内容】
本設備では、まずは昨今期待が高まっている、当社が開発した「PFASフリー耐油剤」を生産するとともに、撥水剤や防湿剤をはじめとしたパッケージ用途向け各種コーティング剤の生産にも対応していく予定です。また、本設備の稼働により拡がる生産体制を活かし、受託製造の受け入れについて検討してまいります。この設備導入により、お客様に以下のような価値を提供してまいります。
●食品に直接接触するパッケージに適した、より高い衛生管理水準での材料供給
●食品包装分野における、安心・信頼性を重視した材料の提供
●将来的な規制強化を見据えた、先進的な供給体制の確立

【今後の展望】
当社グループ子会社の米国・ホームウッド工場において、すでにDFC対応設備の運用実績を有しており、食品直接接触用途における材料供給の知見と経験を蓄積してきました。また、今回導入する設備は、ISO22000の認証取得に向けた取り組みも進めており、国際基準に適合した品質・安全管理体制の確立を目指しています。
今回の東京工場への設備導入を起点に、今後は日本国内での事業拡大に加え、市場が拡大するアジア圏など海外拠点での生産展開も視野に入れ、グローバルな供給体制の強化を検討してまいります。
当社は今後も、食品包装分野における安全性・環境配慮・品質向上に貢献する製品・サービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1 DFC:Direct Food Contact(食品直接接触)
※2 当社調べ(パッケージ用途材料メーカーとして)

