~DAISプロジェクト発の提案が採択、食文化の継承とまちづくりに動き出す~
NPO法人DAISのプレスリリース
NPO法人DAIS(愛媛県西条市、理事長:月原 光国)は、官民連携プログラム「DAISプロジェクト2025後期」において、参加者チームが提案した「丸亀市通町商店街へのうどんストリート新設」構想が香川県丸亀市(市長:松永 恭二)に一部採択されたことを受け、その実現に向けた「丸亀うどんストリート実行委員会」を2026年6月に設立することを発表いたします。民間企業・うどん店・行政が業種の枠を超えて一体となり、商店街の活性化と手打ちうどん文化の継承に取り組む、四国発の官民連携まちづくりの新たな一歩です。

■ 設立の背景
四国は全国でも特に人口減少・高齢化が進む「課題先進地域」です。香川県においても例外ではなく、地方都市の商店街は空き店舗の増加や来街者の減少が続き、かつての賑わいの回復が大きな行政課題となっています。丸亀市の通町商店街もその一つです。
加えて、「うどん県」として知られる香川県では、讃岐うどんの手打ち文化そのものが岐路に立っています。職人の高齢化と後継者不足により、地域に根ざした手打ちうどん店の存続が難しくなっており、食文化の担い手をいかに育て・つなぐかが喫緊の課題となっています。
こうした背景のもと、NPO法人DAISが運営する「DAISプロジェクト2025後期」において、丸亀市から出された答申テーマ「継続的にまちなかへ”賑わい”、”人の流れ”を創り出すために必要となる、ダイナミックな機能の誘致について提言せよ」に対し、2025年12月15日の最終プレゼンにて、丸亀Dチームが「通町商店街にうどんストリートを新設する」という提案を行い、一部採択となりました。
商店街の衰退、食文化の継承、地域経済の停滞などの課題は、行政だけでも、民間だけでも解決できない複合的な課題です。DAISが長年取り組んできた「欲求と能力の補完関係」に基づく官民連携のアプローチが、この構想の核心にあります。
■ 丸亀うどんストリート実行委員会 概要
本提案を基に、丸亀市通町商店街の活性化と丸亀市における新たな賑わいの創出を目指し、「丸亀うどんストリート実行委員会」を設立します。
⚫︎設立日:2026年6月24日

丸亀うどんストリートは、香川県を訪れる観光客はもちろん、地域住民がうどんを楽しめる場を提供するとともに、衰退が進む商店街の活性化・地域経済の発展に寄与します。さらに、近年深刻化している担い手不足という課題を抱える手打ちうどん文化の継承にも取り組んでまいります。
◼︎ 丸亀市について
香川県のほぼ中央部、瀬戸内海に面した丸亀市は、高松市に次ぐ香川県第二の都市で、人口は約11万人。国宝・丸亀城が広く知られる観光都市であるとともに、丸亀うちわの生産量は全国の約9割を占めるなど、独自の伝統産業・食文化を持つ地域です。
持続可能なまちづくりへの取り組みも国際的に評価されており、2023年・2025年と2度にわたり「世界の持続可能な観光地TOP100選(*)」に選出、あわせてシルバーアワードを受賞しています。
丸亀市ウェブサイト:https://www.city.marugame.lg.jp/
(*)世界の持続可能な観光地TOP100選:国際認証団体グリーン・デスティネーションズ(Green Destinations)が毎年選定する国際的な観光地認証プログラム。持続可能な観光の国際基準に基づき、環境・文化・社会・観光産業の各分野における地域の取り組みを評価するもの。
■ 法人概要
法人名:NPO法人DAIS
所在地:愛媛県西条市大町1663番地
設立:2021年5月
理事長:月原 光国(住友重機械マテリアルソリューションズ株式会社 代表取締役社長)
ウェブサイト:https://www.dais-p.org/
2021年に設立された特定非営利活動法人です。「DAIS」は、Diversity(多様性・異業種)/Authentic・Alternative(本物の、新たな)/I(私自身のリーダーシップ)/Social・SHIKOKU・SETOUCHI・Sustainability(社会・四国・サステナブル)の頭文字からなる造語です。「課題先進地域」である四国を舞台に、異業種・異世代の企業人や学生が混成チームを組み、自治体のリアルな地域課題に挑む「DAISプロジェクト」を主催しています。2018年の活動開始以来、四国四県の自治体と連携し、これまでに約500名の参加者がプロジェクトに参画しています。人口減少時代における、地域と企業のサステナブルな関係を、四国から全国へ発信しています。

