鳥取の現役漁師・弁慶丸、「準鮮魚」な干物直送便を2026年7月より販売開始

海が変わり、魚が獲れない時代に鳥取の漁師が見つけた“次の一手”                                3年間の模索の末、鮮魚通販の漁師が干物を“鮮魚の延長線上”に再定義

株式会社 弁慶丸のプレスリリース

累計94,915セットの鮮魚通販「弁慶丸とれたて直送便」を手がける現役漁師の弁慶丸(鳥取県鳥取市、代表取締役 河西千明)は、2026年7月より、新カテゴリ「準鮮魚な干物」の直送便(毎週30セット限定)の通信販売を開始しました。鳥取県境港市の干物屋「田手商店」(3代目・田手広樹)との共創により誕生した本商品は、気温1℃・乾燥時間10分単位で職人が調整する高鮮度干物を、漁師が自信を持って届けられる基準で厳選。焼くだけでなく干物でありながらカルパッチョ・アクアパッツァ・炊き込みご飯にも使える「鮮魚の延長線上にある干物」として、海が変わる時代にも魚食の喜びを食卓に届けます。

海が変わった。漁師は何を届けるのか。

水産庁が公表した「令和6年度水産白書」によると、2024年の日本近海の平均海面水温は統計開始以降最も高い値を記録。過去約100年間で+1.33℃上昇しており、世界平均を上回るペースで温暖化が進んでいます。(出所:水産庁「令和6年度水産白書」2025年6月)

魚の回遊ルートは変わり、漁師が長年積み上げてきた経験則は通用しにくくなっています。2007年から鳥取・日本海の鮮魚を届け続けてきた私たち弁慶丸も、その現実と向き合ってきました。

「納得できる鮮度の魚が獲れないとき、お客様に何を届けるか。魚が獲れない日にも、魚の価値を届ける方法はないか」

この問いを抱えながら、私たちは3年間をかけて答えを探しました。

「魚離れ」が進む時代に、新しい魚の楽しみ方を届ける

日本人の魚消費量は減り続けています。2001年度に40.2kgだった1人当たり年間消費量は、2023年度には21.4kgと約半減。消費者が魚を買わない主な理由は「調理の手間」と「価格の高さ」です。(出所:水産庁「令和6年度水産白書」)

同時に、漁業の担い手も失われ続けています。漁業就業者数は過去20年間で11万7千人減少し、平均年齢は57.1歳に達しています。(出所:水産庁)

「漁師が儲かれば、後継者問題は解決する」──これが私たち弁慶丸の変わらない信念です。漁師直送の鮮魚通販は、その答えの一つでした。そして「準鮮魚な干物」は、海が変わる時代に向けた、次の答えです。

「準鮮魚」とは何か── 鮮魚でも、普通の干物でもない。

「準鮮魚」は、弁慶丸が名付けた干物の新しいカテゴリです。

干物は「保存食」ではありません。魚の旨味を閉じ込めながら、鮮魚のようなみずみずしさや余白を残すことができます。私たちはその状態を「鮮魚と干物のあいだにあるもの」と捉え、「準鮮魚」と名付けました。

準鮮魚な干物には、私たち弁慶丸と田手商店の3つの約束があります。

約束① 魚の味を、ごまかさないこと

国産塩と水だけを使い、調味料や添加物で味を整えない。魚本来の旨味を引き出します。

約束② 焼くだけで、食卓の主役になること

忙しい日でも、焼くだけで“ちゃんと美味しい魚の一皿”になります。カルパッチョにも、アクアパッツァにも、炊き込みご飯にも使える自由さがあります。

約束③ 鮮魚に負けない干物しか、出さないこと

魚種ごとの個性を消さない。塩でごまかさない。干しすぎない。ふっくら感を残す。鮮魚を大切にしてきた弁慶丸だからこそ、干物にも譲れない基準があります。

3年間かけてたどり着いた、田手商店との共創

私たちが全国から干物を取り寄せ、試し続けた3年間の末に出会ったのが、鳥取県境港市の干物屋「田手商店」です。

田手商店(3代目・田手広樹)は、山陰沖で獲れた魚をその日のお昼までに加工し、国産塩と水だけを使い、気温1℃単位・乾燥時間10分単位で見極める職人技で仕上げます。魚種ごとに塩加減を変え、季節によって扱いを変え、包丁の角度まで変える。魚の味をごまかさず、魚種ごとの個性を残す干物づくりは、「鮮魚を届けてきた漁師の基準」と出会いました。

「田手さんの干物を初めて食べたとき、自分の魚に自信があるのと同じ感覚で届けられると思いました。鮮魚通販と同じ基準で、干物を届けられる。それが決め手でした。」(河西信明・副代表)

商品概要:準鮮魚な干物直送便(毎週30セット限定)

セット名

価格(送料・税込)

目安人数

特長

本物の干物体験セット

5,980円

2名様用

2人で3〜4回楽しめる。共働き世帯・定年後のご夫婦に

干物が主役になるセット

7,980円

3〜5名様用

4人家族で2〜3回楽しめる。子育て世代の毎日に

感動の週末宴セット

10,980円

6〜8名様用

6人家族で2〜3回楽しめる。週末の食卓を豊かに

内容イメージ(時期により異なります):カレイ、沖キス、真アジ、カサゴ、カマス、レンコ鯛 など

販売開始:2026年7月

販売方法:弁慶丸公式サイト(https://benkeimaru.com/)にて受付

製造:田手商店(鳥取県境港市)

販売:株式会社弁慶丸

今後の展望

「準鮮魚な干物」は、鮮魚通販の補完商品ではありません。海が変わっても、魚の価値を届け続けるための新しい選択肢です。

私たち弁慶丸は、今後も「漁師が儲かれば後継者問題は解決する」という信念のもと、漁業の経済的持続性を高めながら、日本の魚食文化を次の世代につないでいきます。

取材でご提供できる素材

本件では、以下の取材素材をご提供できます。ご希望の方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

  • 漁港・漁船での現役漁師・河西信明へのインタビュー(日本海の変化の実感、鮮魚通販の葛藤、3年間の模索)

  • 田手商店(境港市)での職人・田手広樹の干物づくり現場取材(気温・乾燥時間の調整、包丁さばきなど)

  • 弁慶丸代表取締役・河西千明への取材(漁業経営、後継者問題、D2C通販の実態)

  • 「準鮮魚な干物」の焼き比べ・アレンジ料理(カルパッチョ、アクアパッツァ、炊き込みご飯)の実演・撮影

  • 気候変動・魚離れ・漁業後継者問題に関するコメント

代表者プロフィール

河西信明(かわにし のぶあき)副代表・弁慶丸船長

1970年、大阪生まれ。関西大学商学部卒業後、住宅メーカーに勤務。2002年、鳥取県主催の漁業体験をきっかけに32歳でIターン移住し、漁師に転身。船酔いしやすい体質ながら、日本海の恵みを多くの人に届けたいという想いを原動力に漁業を続ける。妻・河西千明とともに株式会社弁慶丸を設立し、「弁慶丸とれたて直送便」の企画・運営を担う。2006年に鳥取での漁業を開始し、2007年より鮮魚直送通販を展開。総セット販売数は9万セット超、定期注文顧客は累計1,170世帯規模に達している。愛称は「脱サラ船酔い漁師」。

河西千明(かわにし ちあき)代表取締役

夫・信明とともに株式会社弁慶丸を設立。鮮魚通販事業の運営・顧客対応を担当。「日本の魚食文化の再生を通して、家族の絆をつなぎ直す」という理念のもと、魚を届けるだけではなく、魚を囲む食卓の時間を未来へ残すことを目指している。

会社概要

会社名

株式会社弁慶丸

所在地

〒680-0907 鳥取県鳥取市賀露町北4-31-23

代表者

代表取締役 河西千明

創業

2007年3月1日

事業内容

現役漁師による日本海の天然魚介類の鮮魚通販、産地直送事業

公式サイト

https://benkeimaru.com/

本件に関する報道関係者お問い合わせ先

株式会社弁慶丸

担当:河西信明

〒680-0907 鳥取県鳥取市賀露町北4-31-23

TEL:0857-28-8697

FAX:0857-28-8697

E-mail:fish@benkeimaru.com

お問い合わせフォーム:https://benkeimaru.com/contacts

対応時間:10:00〜12:00 / 13:00〜17:00(火・土定休)

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