株式会社NEXER Group・高齢期の食事に対する意識と不安に関する調査
株式会社NEXERのプレスリリース

■「まだ先のこと」と思いがちな、高齢期の食卓
年齢を重ねると、自分や家族はどのような食事をとるようになるのでしょうか。
噛む力や飲み込む力は、ある日突然失われるものではなく、少しずつ静かに変化していきます。そのため、多くの人は「まだ先のこと」と感じがちです。
しかし、いざその状況になってから慌てる方も少なくありません。
ということで今回は介護施設の配食サービス『株式會社談』と共同で、全国の男女500名を対象に「高齢期の食事に対する意識と不安」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXER Groupと介護施設の配食サービス『株式會社談』による調査」である旨の記載
・株式會社談(https://www.dan1.jp/)へのリンク設置
・該当記事(https://www.dan1.jp/2026/07/02/shokuji_fuan/)へのリンク設置
「高齢期の食事に対する意識と不安に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月27日 ~ 6月3日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:あなたご自身またはご家族(親・配偶者など)が高齢になったときの「食事」について、考えたり話し合ったことはありますか?
質問2:高齢期の食事について、不安に思うことはありますか?
質問3:高齢期の食事について、最も不安に感じる事柄は何ですか?
質問4:最も不安に感じる理由を教えてください。
質問5:高齢になっても「食事を楽しむ時間」を持ちたいと思いますか?
質問6:その理由を教えてください。
質問7:高齢になったとき、ご自身またはご家族の食事における「美味しさ(味・できたて感・家庭的な温かみ)」はどの程度重要だと思いますか?
質問8:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■83.6%が、高齢期の食事を「考えたことがない」と回答
まず、ご自身や家族が高齢になったときの食事について、考えたり話し合ったことがあるか聞いてみました。

その結果、「まったくない」が57.4%、「あまりない」が26.2%となり、あわせて83.6%の方が「ほとんど考えたことがない」と回答しました。
一方で、「ある(自分自身・家族両方)」は6.6%、「ある(家族のこと)」は5.8%、「ある(自分自身のこと)」は4.0%にとどまっています。
多くの方にとって、高齢期の食事はまだ意識されていないテーマであり、日常の話題としてもなかなか触れられていないことがうかがえます。
■52.0%が、高齢期の食事に「不安を感じている」と回答
続いて、高齢期の食事について不安に思うことがあるか聞いてみました。

その結果、「とても不安に思う」が9.0%、「やや不安に思う」が43.0%で、あわせて52.0%の方が何らかの不安を感じていることがわかりました。一方、「あまり不安に思わない」は22.6%、「まったく不安に思わない」は25.4%でした。
普段はあまり意識していなくても、改めて問われると半数以上の方が高齢期の食事に不安を抱えているようです。
■42.8%が、最も不安なのは「噛む力・飲み込む力の低下」と回答
続いて、高齢期の食事について最も不安に感じる事柄は何かを聞いてみました。

最も多かった回答は「噛む力・飲み込む力の低下」で42.8%でした。
次いで「毎日の食事準備の手間・負担」が17.0%、「栄養バランスの偏り」が12.2%と続きます。
それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「噛む力・飲み込む力の低下」と回答した方
・かむ力が弱くなると誤嚥が多くなりそうだから。(20代・男性)
・噛む力が衰えると消化力も低下する恐れがあるから。(30代・女性)
・噛む力や飲み込む力が低下すると食べられる食品が限られ、健康への影響が心配だから。(30代・男性)
「毎日の食事準備の手間・負担」と回答した方
・準備の手間がめんどくさそうだから。(20代・男性)
・自力で料理できるかどうか不安。(30代・女性)
・体力・気力ともに落ちてきて、料理をするのがとても煩わしく感じそうだからです。(40代・女性)
「栄養バランスの偏り」と回答した方
・食べ物を買うお金がないから、食事が偏りそう。(30代・女性)
・今も偏りについて悩むことがあるので、高齢化したらもっと深刻に悩むことになるのかなと思います。(40代・男性)
・栄養がきちんと摂れるか不安だから。(40代・男性)
誤嚥や消化力の低下、食べられる食品の制限による健康への影響を懸念する声が多く見られました。
「毎日の食事準備の手間・負担」を不安に感じる方からは、体力や気力の低下によって料理が大きな負担になることへの懸念があり、加齢に伴う生活動作の変化が意識されていることがうかがえます。
また、「栄養バランスの偏り」を挙げる方は、食費や食材選びの制約から、健康に必要な栄養を十分に摂れるか不安に感じているようです。
高齢期の食事に対する不安は、身体機能の変化だけでなく、日々の生活の中での調理や栄養管理といった実践的な課題にも広がっていることがわかります。
■82.4%が、高齢になっても「食事を楽しむ時間」を持ちたいと回答
続いて、高齢になっても「食事を楽しむ時間」を持ちたいと思うか聞いてみました。

その結果、「とてもそう思う」が39.4%、「ややそう思う」が43.0%で、あわせて82.4%の方が楽しむ時間を持ちたいと回答しました。一方で、「あまりそう思わない」は7.2%、「まったくそう思わない」は10.4%にとどまっています。
高齢期の食事に不安を感じる方もいますが、それでも食事を楽しみたいという気持ちも持っていることがわかります。
高齢になっても「食事を楽しむ時間」を持ちたいと思う理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
高齢になっても「食事を楽しむ時間」を持ちたいと思う理由
・食事を楽しむことが生きがいになると思うから。(20代・男性)
・最後まで食を楽しみたいから。(20代・女性)
・何歳になっても食べ物を美味しく食べられることで消化吸収も良くなり健康を維持できるから。(30代・女性)
・ただ栄養を摂取するだけの食事は飽きますしつまらないですね。(30代・男性)
・食べることは生活の楽しみでもあるから、いくつになっても楽しめたらいいなと思う。(40代・女性)
・楽しく食べることで免疫もアップするから。(40代・男性)
単に栄養を摂るだけでなく、食べること自体を楽しみたいという声が多く見られました。「食事を楽しむことが生きがいになる」「最後まで美味しく食べたい」といった意見や、「楽しみながら食べることで健康や免疫にもつながる」といった健康面への意識も挙がっています。
食事は高齢期においても、生活の満足感や健康維持の両面で重要な役割を果たしていることがわかります。
■86.2%が、食事の「美味しさ」を重要だと回答
最後に、高齢になったときの食事における「美味しさ(味・できたて感・家庭的な温かみ)」がどの程度重要だと思うかを聞いてみました。

その結果、「非常に重要だと思う」が45.2%、「やや重要だと思う」が41.0%で、あわせて86.2%の方が美味しさを重視していることがわかりました。一方、「あまり重要ではないと思う」は6.2%、「まったく重要ではないと思う」は7.6%でした。
約9割の方が美味しさを重視しており、高齢期でも「食事を楽しむ時間を持ちたい」という意向と整合していることがうかがえます。
重要だと思う理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
重要だと思う理由
・食べることで幸せを感じることは人生の中でとても大切なことだと思うから。(20代・男性)
・愛情のこもった食事が一番良いので。(20代・女性)
・量は少ししか食べられないと思うので、せめて味はおいしいものであってほしい。(30代・女性)
・懐かしい味、家族との味が一番心に染みるから。(30代・女性)
・食事が美味しいと精神的にも明るくなるのでとても大切なことだと感じます。(40代・女性)
・美味しい食事が生活の質の向上につながると思うから。(40代・男性)
高齢期の食事において「美味しさ」が重要だと考える理由としては、単に栄養を摂るためだけでなく、食事を通じた幸福感や生活の質の向上が挙げられています。
「食べることで幸せを感じる」「懐かしい味や家族との味が心に染みる」といった意見や、「量は少なくても味はおいしいものを楽しみたい」「美味しい食事が精神的にも明るさにつながる」といった声もあり、味や家庭的な温かみが精神面や暮らし全体の満足感に直結しているようです。
■まとめ
今回の調査では、高齢期の食事について「考えたことがない」と答えた方が8割を超える一方、改めて問われると半数以上が不安を抱えていることがわかりました。不安の中心には「噛む力・飲み込む力の低下」があり、誤嚥や毎日の食事準備の負担を懸念する声も多く寄せられています。
それでも、82.4%が「食事を楽しむ時間を持ちたい」と答え、86.2%が「美味しさ」を重視していました。高齢期の食事に対しては、不安と希望の両方の気持ちがあることがわかります。
少しずつ食べる量が減っても、一口の美味しさや温かさは大切にしたいと考えるなら、噛みやすさや味わいに配慮した食事の工夫を早めに知っておくことが、暮らしの安心や楽しみにつながるでしょう。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと介護施設の配食サービス『株式會社談』による調査」である旨の記載
・株式會社談(https://www.dan1.jp/)へのリンク設置
・該当記事(https://www.dan1.jp/2026/07/02/shokuji_fuan/)へのリンク設置
【株式會社談について】
社名:株式會社談
所在地:〒771-0212 徳島県板野郡松茂町中喜来字蔵野22番地11
代表取締役:和田 紘和
Tel:088-699-8077
事業内容:サービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホーム・特別養護老人ホーム
老人保健施設・グループホーム・小規模多機能ホームなどの介護施設及び病院の食堂運営(食堂委託・献立付き配食サービス)。
施設様は湯煎・スチームコンベクション・再加熱カート(キャビネット)で温めて盛り付けるだけで、おいしいメニューのできあがり!
施設様も利用者様も満足いただける新世代の給食システムを採用しています。
【株式会社NEXER Groupについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
事業内容:SEO、Webブランディング、Web広告、サイト制作、メディア

