テロワールと匠の技が交差する、四百年の極致「林400周年記念酒」を限定発売

―富⼭県最古の酒蔵である林酒造場、創業400周年の節⽬に極致へ―加賀藩「境関所」の歴史と5年連続⾦賞の技を結実させた⾄⾼の酒

林酒造場のプレスリリース

〜四百年の伝統技法と5年連続⾦賞の醸造技術を結実。境産「五百万⽯」と希少酒⽶「愛⼭」で届ける、節⽬を飾る各限定400本の⾄⾼酒〜

富⼭県朝⽇町にて400年の歴史を刻む富⼭県最古の酒蔵・林酒造場は、寛永三年(1626年)の創業400周年を迎えるにあたり、蔵の技術と歴史のすべてを注ぎ込んだフラッグシップ商品「林酒造場400周年記念酒」を2種類、各限定400本(各25,000円・税抜)にて特別限定発売いたします。

本作は、創業地「境」の⾃然を写し取った完全地元産の「テロワール酒(五百万⽯)」と、酒造技術の限界に挑んだ「最⾼峰酒⽶の表現(愛⼭)」という2つの極致を展開。令和7酒造年度全国新酒鑑評会での「5年連続⾦賞」および⾦沢国税局酒類鑑評会「12年連続優等賞」で証明された醸造技術のすべてを結集させた、四百年に⼀度の⾄⾼のラインアップです。

それぞれ限定400本、価格は25,000円(税抜)にて展開し、メインブランド「林」のさらなるブランド価値向上およびフラッグシップの確⽴を⽬指します。

■背景:加賀藩「境関所」の武⼠から始まった、四世紀の歴史

林酒造場の起源は、江⼾初期の寛永三年(1626年)。加賀藩の東の要所であった「境関所」にて、武⼠を務めていた創業者(林伴右衛⾨)が酒造りを始めたことに遡ります。北アルプスの起点と⾔われる⼭々が、荒波打つ⽇本海へと断崖となって落ち込む「親不知(おやしらず)・⼦不知(こしらず)」。そのすぐ⻄側に位置し、過酷かつ豊かな⾃然に囲まれたこの「境」の地で、林酒造場は富⼭県内最古の酒蔵として四世紀にわたり酒造りの伝統を繋いできました。

■「境」のテロワールを凝縮した、完全なる地元産の酒造り

『400周年記念酒(五百万⽯)』は、当蔵の原点である「境」の⼟地への敬意と感謝を込め、この⾵⼟そのものを⼀滴に凝縮した完全地元産のテロワール酒です。

  • 境産の酒⽶:酒蔵の膝元である富⼭県朝⽇町境地区の限定された⽥んぼにて、丹精込めて育まれた極上の酒⽶(五百万⽯)を 100%使⽤。

  • 境の伏流⽔:北アルプスの⼭々に降り注ぐ雪解け⽔が、急峻な地形を⼀気に流れ下る過程で⾃然濾過された伏流⽔を使⽤。地中を急流するため余分なミネラルを含まず、極めてピュアで柔らかな⽔質を誇ります。富⼭県は全国で唯⼀、⽔道⽔から PFAS(有機フッ素化合物)が検出されていない清浄な環境であり、この「境」の仕込み⽔もまた、酒に⽐類なき透明感をもたらします。

  • 境の気候⾵⼟(⾼低差4,000mの⾃然の営み):標⾼3,000メートル級の北アルプスの⼭々から、⽔深1,000メートルの富⼭湾(⽇本海)へ。この⾼低差 4,000メートルにも及ぶダイナミックな⾃然の落差が、境特有の厳しくも澄み渡った冬の空気を⽣み出します。⼭と海に挟まれた圧倒的な⾃然環境のなかで、徹底した⼿造りによる仕込みが⾏われます。

  • ⼟地の歴史と「酒⽶造り」への回帰:海と⼭が迫る狭隘なこの⼟地は、江⼾時代には⼤規模な⽥畑を持てず、古くは「塩⽥」として活⽤されていました。その後、参勤交代で⾏き交う⼤名⾏列への物資補給を契機として酒造りが始まります。後年、幾度もの⼟地改良を経て⽶作りが根付きましたが、近年は過疎化によって農地の維持が課題となっていました。今回、農地を再び「酒⽶造り」へと回帰させることは、失われゆく地域の原⾵景を守り、境の営みを「未来へ」繋ぐための挑戦でもあります。

  •  四百年の時を超えて宿る蔵付き酵⺟「ハヤシ400」の開花:創業400周年の節⽬に際し、蔵内で最も歴史ある仕込み蔵の「神棚近く」から、奇跡的に新たな蔵付き酵⺟の採取に成功。「ハヤシ400」と名付けられたこの無⼆の酵⺟を独⾃培養・凝縮し仕込みに使⽤することで、四世紀にわたりこの蔵に息づいてきた歴史そのものを⼀滴の⾹味として結実させました。

▲北アルプスの清冽な雪解け水を育む、創業の地・富山県朝日町「境」の風土
▲過疎化に挑む境地区の田畑を再生し、北アルプスの恵みのもと黄金色に実った自社栽培の酒米

■富⼭の匠の技を証明する挑戦:最⾼峰酒⽶「愛⼭」を富⼭の⽔と⼿仕事で⼿繰り寄せる

400周年のもう⼀つの挑戦として、酒⽶の中で最も扱いが難しく最⾼峰と称される兵庫県産「愛⼭」に、富⼭の地で挑みました。⾮常に繊細な愛⼭に対し、当蔵が誇る富⼭で培った「全量麹蓋」と「限定吸⽔」の精密な⼿仕事を投⼊。富⼭の伏流⽔と職⼈技によって⽶の⽢みを上品に開花させた、林酒造場の醸造技術の⾼さそのものを証明する⼀本です。

■「5年連続⾦賞」が証明する、伝統の継承と革新〜四百年の技を現代へ更新する酒造り

富⼭県内初となる全国新酒鑑評会での「5年連続⾦賞」受賞。この快挙の背景にあるのは、単に過去の製法を守るのではなく、「なぜこの造りをするのか」を常に問い直し、伝統を現代の知恵で更新し続ける姿勢です。

  • 効率を超えた⼿仕事「全量麹蓋」と「限定吸⽔洗⽶」 酒造りの核となる麹造りでは、現在主流の⼿法に⽐べ10倍以上の⼿間がかかる伝統の「麹蓋(こうじぶた)」を全量で使⽤。品温や湿度、発酵状態を蔵⼈(くらびと)の⽬と⼿で⾒極め、⽶⼀粒⼀粒の表情に向き合います。洗⽶も10kgごとの⼩分けによる「限定吸⽔洗⽶」を徹底し、グラム単位の精度で⽶の吸⽔量をコントロールしています。

  • 「経験×科学」によるデジタルの活⽤ 職⼈の勘や経験だけに依存せず、若い蔵⼈たちが醪(もろみ)の温度や発酵経過をデジタルで記録。四百年かけて蓄積された蔵⼈の「経験知」を数値化・科学的に検証し、次なる酒造りへ確実につなぐ仕組みを構築しています。

  • 「基本に忠実」であり続ける哲学 杜⽒・林秀樹が修⾏先から⼀貫して受け継ぐ「基本に忠実であること」を軸に、富⼭県産の五百万⽯や雄⼭錦をはじめ、全国の優れた酒⽶の特性を極限まで引き出す酒造りを実践。

受け継いだ技術の本質を⾒極め、現代の技術やデータと掛け合わせる。過去の繰り返しにとどまらず、次の百年を⾒据えて挑み続けた結実が、富⼭県初となる「5年連続⾦賞」という評価に繋がっています。

■「林」ブランド、次の100年へ繋ぐ旗印として

昨今の海外での和⾷⼈気を背景に、海外市場でも⽇本酒への注⽬が⾼まるなか、限定400本(税抜25,000円)で届ける本記念酒は、銘柄「林」の「次の100年」を切り拓く旗印です。四百年受け継がれた精妙な発酵技術で酒を醸すことはもちろん、過疎化が進む境地区の⽥畑で⾃ら酒⽶を育て、境の⼟と⽔から⽣まれるテロワールを次世代へ継承していく取り組みでもあります。この地に根ざす酒蔵として、積み重ねてきた歴史と⼟地の未来への想いを⼀滴⼀滴に込め、林酒造場の確かな存在感を国内、そして海外へ向けて⽰してまいります。

■商品概要

  • 商品名:『林酒造場400周年記念酒』

  • 特定名称:純⽶⼤吟醸酒

  • 容量/価格:720ml / 25,000円(税抜)、(税込:27,500円)

  • アルコール度数:15度

  • 販売数量:それぞれ限定400本(シリアルナンバー⼊り)

  • 内訳:五百万⽯、愛⼭のそれぞれ400本

  • 原料⽶:富⼭県朝⽇町境産 五百万⽯100%使⽤、兵庫県産愛⼭を100%使⽤

  • 仕込み⽔:朝⽇町境 伏流⽔

  • 酵⺟:ハヤシ400酵⺟(蔵付き酵⺟)

  • 発売開始時期:2026年10⽉25⽇(予定)

  • 販売⽅法:林酒造場および全国の「林」銘柄取扱店32店舗

  • 注意事項:お酒は20歳から。20歳未満への酒類の販売は固くお断りしています。妊娠中・授乳期の

    飲酒は避けて下さい。

■蔵元(杜⽒:林秀樹)からのコメント

▲寛永三年(1626年)の創業当時から四世紀にわたり酒造りの伝統を刻み続ける林酒造場の蔵外観
▲手造りの技と精密な仕込みで酒を醸す蔵内部の様子 / ▲四百年受け継がれた手造りの技法と、米一粒一粒に向き合う丹念な醸造風景

「1626年、加賀藩の境関所で創業者が⼀筋の酒を醸してから、地域の皆様と恵まれた⾃然に⽀えられ、2026年で400年という⼤きな節⽬を迎えることができました。 全国新酒鑑評会での5年連続⾦賞という評価は、決して過去を守るだけでなく、挑み続けてきた蔵⼈たちの証です。今回の記念酒は、私たちの原点である『境』の⽶と⽔、そして四百年にわたり継承されてきた技と情熱のすべてを結実させた、間違いなく林酒造場の最⾼峰となる⼀本です。次の百年に向けた『林』の覚悟を、ぜひご賞味ください。」

■林秀樹プロフィール

▲四百年の歴史を背負い、次の100年を切り拓く旗印『林』の一滴に魂を注ぐ杜氏・林秀樹

【略歴】 ⼤学卒業後、他蔵での修⾏を経て林酒造場に⼊蔵。杜⽒のもとで酒造りの真髄を学び、⾃ら杜⽒に就任。全国新酒鑑評会での「5年連続⾦賞」、⾦沢国税局酒類鑑評会での「12年連続優等賞」をはじめ、数々のアワードで⾼い評価を受ける。

【酒造りへの想い】 ⼊蔵後、「⾷事に寄り添うお酒」を追求し、同⼀の精⽶歩合で酒⽶の違いによる味わいを引き出すメインブランド「林」を創設。多様な⾷のシーンや料理に合わせた⽇本酒の新たな楽しみ⽅を提案している。妥協を許さず⼿間暇を惜しまない職⼈技で、より多くの⼈々に⽇本酒の素晴らしさを伝えるべく酒造りと向き合い続けている。

■林酒造場としてのこだわりとビジョン

四百年の歴史と伝統を守りながらも、時代の進化とともに酒造りの⾰新に挑み続ける林酒造場。当蔵では「少量⾼品質」の精神のもと、⼿仕事による緻密な仕込みとテロワールの表現を追求しています。

  • ⾷中酒としての可能性と「酒⽶」へのこだわり ⾷中酒としての魅⼒を⾼めるため、多彩な酒⽶を使い分け、それぞれの⽶が持つ個性を最⼤限に引き出す酒造りを実践。同じ精⽶歩合でも品種ごとの豊かな味わいを楽しめる酒造りを展開しています。

  • 地元・境地区での「テロワール」の深化 近年⼒を⼊れている蔵と同地区内(境地区)での酒⽶造りは、⾼い評価を獲得。北アルプスの⾃然環境や⾵⼟を活かした地元産酒⽶の取り組みを拡⼤し、この⼟地でしか醸せない「境のテロワール」の表現をさらに深めていきます。

  • 伝統技法と精密な管理による醸造

    全量「麹蓋(こうじぶた)」による麹造り:品温や湿度を緻密に管理し、⽶⼀粒⼀粒の状態を⾒極めることで、綺麗で調和の取れた⾹味を引き出します。

    10kg単位の「限定吸⽔洗⽶」:洗⽶・吸⽔は10kgごとに⼩分けして⾏い、⽶ごとのバラつきを徹底排除。徹底した温度管理と⼿造りの精神をベースに、伝統を守りながら常に進化を続けています。

▲林酒造場の醸造の核心。四百年受け継がれた製麹技法に用いられる「麹蓋(こうじぶた)」の数々
▲四百年にわたり林酒造場の酒造りを支え続ける、清冽でピュアな「境」の天然水

■他商品ラインアップ

⚫︎「林」

「同⼀の精⽶歩合(55%)で、酒⽶ごとの豊かな個性を引き出す」をコンセプトに、全量「麹蓋」や「限定吸⽔」といった精密な⼿仕事で醸される林酒造場の看板ブランド。

全国新酒鑑評会 ⾦賞5年連続

⾦沢国税局酒類鑑評会 優等賞12年連続

2026年 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) ⾦・銀・銅メダル受賞

2026 ミラノ酒チャレンジ ⾦賞、銀賞

2025 Kura Master プラチナ、⾦賞

  • 林 純⽶吟醸 五百万⽯(「林」ブランドの原点)

    特徴:地元富⼭県産の「五百万⽯」を100%使⽤。北アルプスが育む⾃然濾過された清冽な伏流⽔と、伝統の全量麹蓋が⽣み出す綺麗な味わいがベース。⽶本来の旨味を繊細に引き出した、最も「林」らしさを体感できるバランスに優れた⼀本。

  • 林 純⽶吟醸 ⼭⽥錦

    特徴:酒⽶の王様「⼭⽥錦」を使⽤。麹蓋と限定吸⽔による丁寧な仕込みが⽣み出す⼤吟醸のような透明感をベースに、⼭⽥錦ならではのふくらみのある⽶の旨味と豊かな広がりを堪能できる上品な仕上がり。

  • 林 純⽶吟醸 雄町

    特徴:酒⽶の祖であり根強いファンを持つ「雄町」を使⽤。綺麗な⼝当たりでありながら奥深いコクを併せ持ち、雄町特有の繊細できめ細やかな味わいと深みを引き出した⾷中に映える⼀本。

⚫︎「⿊部峡」

2012 Kurobekyo Daiginjo BRONZE(富⼭県初の IWC コンテスト受賞)

2013 Kurobekyo Daiginjo SILVER

2020 Kurobekyo Junmai Ginjo Tomi no Kaori BRONZE

2022 Kurobekyo Junmai Ginjo Tomi no Kaori BRONZE

2023 Kurobekyo Junmai Ginjo Tomi no Kaori BRONZE

2026 Kurobekyou Sakai SILVER

Kurobekyo Junmai Ginjo Tomi no Kaori BRONZE

■林酒造場 概要

  • 所在地:富⼭県下新川郡朝⽇町境1608

  • 創業: 寛永三年(1626年)

  • 代表:林 洋⼀

  • 事業内容:清酒「⿊部峡」「林」等の製造・販売

  • 受賞歴:全国新酒鑑評会 5年連続⾦賞受賞 および 令和7酒造年度 ⾦沢国税局酒類鑑評会 優等賞受賞(12年連続受賞)ほか多数

  • 公式サイト: https://www.hayashisyuzo.com/

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