株式会社HAKADORI、鳥取県産業技術センターで研究職員向けに食品製造現場の改善に関する研修を実施

株式会社HAKADORIのプレスリリース

食品加工現場が抱える課題を共有し、鳥取県内の食品製造業の活性化につなげる

株式会社HAKADORIは2026年10月7日、鳥取県産業技術センター食品開発研究所(鳥取県境港市)にて、研究職員12名を対象とした現場改善研修を実施しました。

本研修は、研究職員の皆様に食品製造現場の改善について理解を深めていただき、その知識を今後の県内食品製造事業者への支援に役立てていただくことを目的としたものです。

研修では、中小規模の食品加工現場で実際に起きている設備や生産量、人材などに関する課題を取り上げながら、設備投資だけに頼らない現場改善の考え方や、現場に潜む「ムダ」を見つける視点について共有しました。


食品製造事業者への支援につなげる現場改善研修

今回の研修では、中小規模の食品加工現場で起きているさまざまな課題について、具体的な事例を交えながら紹介しました。

食品加工現場では、過去の生産量に合わせて導入された大型設備が、原料供給量や市場環境の変化によって十分に稼働しなくなっているケースがあります。

一方で、大型設備の撤去や、現在の生産規模に適した小型・半自動設備への切り替えには費用がかかることから、改善の必要性を感じながらも対応が難しい事業者も存在します。

鳥取県産業技術センター食品開発研究所で実施した研究職員向け研修の様子

原料や市場環境の変化に合わせた現場づくり

研修では、水産加工業や農産物加工の現場が直面している環境変化についても取り上げました。

水産加工業では、境港の紅ズワイガニ加工や、八戸・函館のイカ加工など、原料となる水産資源の変化によって、従来と同じ生産体制を維持することが難しくなっているケースがあります。

農産物についても、担い手や後継者の不足、国内生産量の減少、気候変動などが食品加工現場へ影響しています。

こうした環境の変化に対して、従来の設備や工程をそのまま維持するのではなく、現在の生産量や人員、原料の状況に合わせて現場を見直していくことが重要です。

食品加工現場で起きている課題について、具体的な事例を交えながら紹介

「設備を入れること」だけではなく、今ある現場を見直す

食品製造業では、人手不足などを背景として、省人化・自動化に向けた設備導入も進められています。

一方で、設備を導入すること自体を目的とするのではなく、現在の生産量や工程、人員体制に適しているか、実際に省人化や効率化につながっているかを見極めることが必要です。

今回の研修では、「設備投資に頼らず食品工場を改善」をテーマとした講義に加え、動作分析や、現場に潜むムダを抽出する個人ワークなどを実施しました。

参加者自身の業務や研究環境にも置き換えながら、「どこにムダがあるのか」「今ある環境の中で何を改善できるのか」を考えていただきました。

研修後アンケートでは、回答者全員が「満足」と回答

研修終了後、参加者12名のうち10名からアンケート回答をいただきました。

セミナー全体の満足度については、「非常に満足」6名、「やや満足」4名となり、回答者全員が「満足」と回答しました。

また、「内容の分かりやすさ・難易度」についても、「非常に満足」8名、「やや満足」2名と、回答者全員から肯定的な評価をいただいています。

プログラム別では、「設備投資に頼らず食品工場を改善」の講義について、8名が「大変役に立った」、2名が「役に立った」と回答。「ムダ抽出」の個人ワークについても同様に、回答者10名全員が「大変役に立った」または「役に立った」と回答しました。

参加者から寄せられた声

アンケートの自由回答では、実際の改善事例や動画、ワークを通じて、自身の業務を見直すきっかけになったという声が寄せられました。

「製造現場での良い例と悪い例が動画で示されており分かりやすかったです。」

「改善前と後の動画を見ながら無駄な作業等を考えるのが、とても勉強になりました。」

「目からうろこの内容が盛りだくさんで、とても勉強になりました。本日教えていただいた無駄を見つける力を磨き、実践できるようにしたいです。」

さらに、今後の県内食品製造事業者への展開について、

「県内の多くの食品企業においても、大いに参考になる内容でしたので、多くの食品企業での改善のきっかけになるような活動を検討していきたいと思いますので、引き続きご協力をお願いいたします。」

との声も寄せられました。

アンケートでは、具体的に今後取り組みたい改善として、器具・物品の配置見直しや実験器具の収納位置の標準化、古い資料の整理、動作や運搬におけるムダの洗い出しなど、日々の業務に直結するさまざまなアイデアが挙げられていました。

研修をきっかけに、日々の業務改善へ

今回のアンケートからは、研修内容への理解だけでなく、参加者がそれぞれの業務や研究環境に置き換えて「まず何を改善できるか」を考えていることもうかがえました。

設備投資に頼らない改善活動を継続するための課題としては、固定観念を捨てること、整理・整頓の推進、改善活動のルールづくりや共有、職員同士で継続的に意見交換する場を設けることなど、さまざまな意見が寄せられています。

また、今後さらに深掘りしたいテーマとして、「ラボ・実験室に特化した5S」が6名と最多となり、「他機関・他工場の現場改善事例の紹介」「定期的な改善活動の進捗フォローアップ・伴走支援」がそれぞれ5名となりました。一度の研修で終わるのではなく、日々の業務の中で改善を継続していくことへの関心も見られる結果となりました。

鳥取県内の食品製造業の活性化へ

今回の研修は、研究職員の皆様自身に現場改善について理解を深めていただくだけでなく、その知識や考え方を、今後接する食品製造事業者へ伝えていただくことも目的としています。

食品製造現場が抱える課題は、企業や工場によって異なります。

HAKADORIでは、設備投資ありきではなく、それぞれの現場の状況を捉え、現在ある人員や設備、工程の中から改善できることを見つけ、実行していくことが重要だと考えています。

今回の研修を通じて得られた知識や視点が、研究職員の皆様から鳥取県内の食品製造事業者へと広がり、食品製造業の活性化につながることを期待しています。

HAKADORIでは今後も、食品製造現場が抱える課題に向き合い、それぞれの現場に適した改善を支援してまいります。

研修会場となった鳥取県産業技術センター食品開発研究所(鳥取県境港市)

研修概要

実施日

2026年10月7日

会場

鳥取県産業技術センター食品開発研究所(鳥取県境港市)

対象

鳥取県産業技術センター研究職員

参加人数

12名

実施

株式会社HAKADORI

主な内容

食品加工現場における現場改善、設備投資に頼らない改善、動作分析、ムダ抽出など

株式会社HAKADORIについて

株式会社HAKADORIは、食品工場の現場改善を支援する会社です。

食品製造現場が抱えるさまざまな課題に対し、現場の状況を確認しながら改善方法を考え、実行につなげる支援を行っています。

会社名:株式会社HAKADORI

所在地:〒721-0961 広島県福山市明神町1-4-15

設立:2026年6月

資本金:100万円

代表者:代表取締役 門井 俊

事業内容

食品工場等の作業改善コンサルティング、品質管理コンサルティング、衛生管理コンサルティング、労働安全コンサルティング、セミナー・研修、製造機器等の開発・リース・販売、ソフトウェア・システム開発

対応領域

食品工場の生産性向上、品質管理、衛生管理、労働安全、省力化、管理業務の効率化

関連会社

株式会社門井商店、株式会社ケン

株式会社HAKADORI 公式サイト:https://hakadori.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社HAKADORI

お問い合わせフォーム:https://hakadori.co.jp/contact/

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