つけたろう株式会社のプレスリリース
福島・群馬の2蔵の杜氏が一つの蔵で醸した「辛口の先」と、赤ワインで仕込んだ21セット限定「FIRST DEGREE #1 赤ワイン再醸酒」。11月4日(水)19時よりオンラインで予約・販売開始
熱燗を日常にするための酒づくりとイベントを手がけるつけたろう株式会社(本社:山梨県大月市、代表:熱燗DJつけたろう)は、熱燗に特化した新しい日本酒ブランド「KANDO°(カンド)」を立ち上げ、第一弾商品を2026年11月4日(水)19:00より公式オンラインストアにて予約・販売開始します。初回発送は11月19日より順次予定しています。販売サイト:https://atsukan.jp/kando/

第一弾は、大和川酒造店(福島県喜多方市:https://www.yauemon.co.jp/)と土田酒造(群馬県川場村:https://tsuchidasake.jp/)の2蔵の杜氏が同じ蔵で共同醸造した辛口の熱燗酒『KANDO° 辛口の先』(火入れ4,500円・400本限定)と、阿部酒造(新潟県柏崎市:https://www.abeshuzo.com/)とハッコーショオ(新潟県新潟市:https://domainechaud.net/)の協力のもと、仕込み水の代わりに樽熟成赤ワインを用いて醸した実験酒『KANDO° FIRST DEGREE #1 赤ワイン再醸酒』(火入れ・生セット25,000円・21セット限定)の2商品から発売します。いずれも温めることで味わいが開く「燗上がり」を前提に設計し、推奨燗度はそれぞれ68℃、70℃です。
「燗」を日本酒の入口にする
日本酒を取り巻く環境は、いま大きな転換点にあります。2025年の日本酒輸出額は約459億円、輸出先は過去最多の81か国に広がり、「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録を経て、海外の関心はかつてなく高まっています。一方で国内消費はピーク時の3分の1以下に縮小し、酒米の高騰による値上げも相次ぐなか、業界には「量ではなく、価値をどう伝えるか」が問われています。
こうした状況下で私たちが注目したのが、「燗」という日本独自の飲み方です。温めて楽しむ醸造酒は世界的にも稀で、温度によって一本の酒が何通りもの表情を見せる燗文化は、日本酒の価値を最も豊かに伝えられる領域だと考えています。しかし現在、日本酒の多くは5℃〜15℃前後の冷酒で飲まれており、熱燗を日常的に楽しむ機会は多くありません。最新の熱燗の世界では70℃を超える温度帯も可能です。燗を取り入れることで、日本酒は5℃から70℃までという他の酒にはない幅で楽しめる飲みものになります。
熱燗DJつけたろうは2018年の独立以来、全国で熱燗の魅力を伝える活動を続けてきました。そこで培った知見を一本の酒に落とし込み、「燗」の奥深さをより多くの人に体験してもらうために立ち上げたのが、熱燗に特化したブランド「KANDO°」です。ブランド名は、燗の温度を表す「燗度」と、心が動く「感動」、飲み手の「感度」を重ねた造語。推奨燗度を商品ごとに1℃単位で示し、「何℃で飲むか」まで含めて一つの作品として届けます。
ブランドステートメント:「燗度、上々。」
冷酒も常温もおいしいけれど、燗をつけるととびきりうまい。みんなが熱燗をあたりまえに楽しむ、きっかけになるお酒にしたい。そんな思いで生まれたKANDO°。つくられ方を共有したり、つくり手たちの声を聞いたり。飲むだけじゃない面白さも、一緒に楽しみたいと思います。燗度は上々。心が豊かに弾むような、あなたの感度に響くような、たくさんの味覚体験をお届けします。
商品①
『KANDO° 辛口の先』— 2蔵の杜氏がひとつの蔵で醸した、68℃の辛口

1. 2つの酒蔵の杜氏が、1つの蔵で一緒に仕込む
大和川酒造店の佐藤哲野杜氏と土田酒造の星野元希杜氏が協働。醸造期間中に星野杜氏が群馬から福島の大和川酒造店へ赴き、土田酒造の製法で麹を仕込みました。蔵同士の技術を一本の酒に混ぜ合わせる、異例のコラボレーションです。
2. 麹の常識から大きく外れた設計
麹歩合35%、種麹には「味噌用種麹」と「白夜」を使用。燗につけた時に旨みが最大化するよう、定石を覆す独自の配合を採用しています。
3. 「豊かな旨み」と「急速なキレ」が同居する味わい
豊かな旨みが広がった直後に、急速にキレていく。相反する2つの要素を両立させた、熱燗でこそ真価を発揮する辛口酒です。推奨燗度68℃で最も味わいが引き立つよう設計しています。
<商品概要>
推奨燗度:68℃(推奨温度帯 5℃〜68℃)
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
種麹:白夜・味噌用種麹
アルコール度数:16度
製造者:大和川酒造店(福島県)
内容量:720ml
価格(税込):火入れ単品(1本)4,500円/400本限定・送料1,000円<br>生・火入れセット(2本)9,500円/90セット限定・送料無料・クール便
販売ページ:http://atsukan.jp/kando/karakuchi/
<造り手コメント>

大和川酒造店 佐藤哲野 杜氏
こんなに燗上がりするお酒は、自分も経験上なかなか出会えていないかもしれません。一体どんな化学反応が起きたのか?ぐびっと飲んでほっこりしてください。

土田酒造 星野元希 杜氏
シンプルにうまい酒ができました!辛口好きな私のドストライク。ぜひ、お燗を試してください。
商品②
「KANDO° FIRST DEGREE #1 赤ワイン再醸酒」
水の代わりに赤ワインで仕込んだ、21セット限定の実験酒

「FIRST DEGREE」はKANDO°の実験酒ライン。第1弾は、つけたろうが約5年にわたって温めてきた「日本酒の仕込みに赤ワインを用いたい」という構想を、阿部酒造(阿部裕太氏:https://www.abeshuzo.com/)とハッコーショオ(小林英雄氏:https://domainechaud.net/)の協力で形にしたものです。
1. 仕込み水に、樽熟成赤ワインを使用
通常は水で仕込むところを、ハッコーショオの樽熟成赤ワインに置き換えて醸造。コストや効率を度外視し、純粋な探求心から挑んだ前例のない仕込みです。
2. 日本酒でも赤ワインでもない、未踏の味わい
これまでの醸造酒にはない独自の色合いと、日本酒とも赤ワインとも異なる味わい。推奨燗度70℃で温めることで、その輪郭がさらにはっきりと立ち上がります。
3. 21セット限定。「おそらくもう行うことはない」仕込み
数々のハードルを乗り越え、最終的な販売数は21セット。阿部氏が「おそらくもう行うことはない」と語る、一度きりの一本です。ラベルはアクリル製で、飲み終わった後はキーホルダーとして使えます。
<商品概要>
推奨燗度:70℃(推奨温度帯 5℃〜70℃)
原材料:米(新潟県産)、米麹(新潟県産米)、赤ワイン
品目:雑酒②
アルコール度数:14度
製造者:阿部酒造(新潟県)
内容量:720ml × 2本(火入れ・生 各1本)
価格(税込):火入れ・生セット(2本)25,000円/21セット限定・送料無料・クール便
販売ページ:http://atsukan.jp/kando/redwinekijoshu/
<造り手コメント>

阿部酒造 阿部裕太 氏
とっても勉強になって、とっても大変でした。おそらくもう行うことはない仕込みです。一度きりのこの機会をぜひ楽しんでもらえたら嬉しいです。

ハッコーショオ 小林英雄 氏
ゴールが全く分からないお酒。ただたぶんこのメンバーで造れば絶対旨いなという自信はありました。いったい何を飲んでいるのか。新体験でした。めっちゃ楽しい液体になりました。
つけたろう株式会社 代表取締役 熱燗DJつけたろう

1984年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社。2018年に「熱燗DJつけたろう」として独立し、全国で熱燗の魅力を伝える活動を展開。2020年に「つけたろう酒店」を開業、2024年につけたろう株式会社を創業。これまでに「辛口の先」「泡盛どぶろく」「煎茶酒」「酢酸発酵酒」など42本のオリジナル酒をリリースし、通算1万本以上を届けてきた。2026年、熱燗に特化した日本酒ブランド『KANDO°』を立ち上げる。
<コメント>
熱燗にはとてつもなく大きな可能性があります。でも同時に誤解され、だんだんお酒の場から姿を消してきている飲み方でもあります。何千回、何万回と熱燗をつけてきて思うのは、みんな熱燗が好き。美味しい熱燗を飲めば、みんなが笑顔になる。今、熱燗に必要なのは「カルチャー」です。飲み方の選択肢として当たり前に飲まれる熱燗カルチャーを醸成できれば日本酒の未来は明るくなる。KANDO°はそんな令和の熱燗カルチャーを牽引する「熱燗の入口」の日本酒ブランドになります。
完成した第一弾の2本はこれまでの熱燗人生の中でも、とびきりに美味しい熱燗になるお酒に仕上がりました。その実現は3つの酒蔵と1つのワイナリーにたくさんの無茶を伝え、それに応えていただいた感謝の上で成り立っています。佐藤杜氏、星野杜氏、阿部さん、小林さん、各蔵人のみなさま、本当にありがとうございます。
冷酒も常温もおいしいけれど、燗をつけるととびきりうまい。
5℃〜15℃から5℃〜70℃の楽しみ方へ。燗度、上々。
<つけたろう株式会社について>
つけたろう株式会社は、熱燗DJつけたろうが2024年に創業した、日本酒のプロデュースと販売を手がける会社です。「日本酒の楽しさを沸かし続ける」を掲げ、全国の酒蔵と協働したオリジナル酒の企画・製造・販売、酒販店「つけたろう酒店」の運営、熱燗イベントの企画・出演を行っています。これまでに42本のオリジナル酒をリリースし、通算1万本以上を届けてきました。
社名:つけたろう株式会社
代表者:熱燗DJつけたろう
所在地:山梨県大月市猿橋町伊良原221番地2
設立:2024年
事業内容:オリジナル酒の企画・製造・販売、酒販(つけたろう酒店)、熱燗イベントの企画・主催・出演、酒蔵のビジネス支援(ブランディング等)
公式サイト:http://atsukan.jp/

