ハナマルキPR事務局のプレスリリース
味噌・醸造製品メーカーのハナマルキ株式会社(本社:長野県伊那市、代表取締役社長:花岡俊夫、以下ハナマルキ)と鰹節やだしを製造・販売する株式会社にんべん(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙津克幸、以下にんべん)は、両社がコラボレーションした即席みそ汁「だしを愉しむおみそ汁5食」を、2019年9月1日より発売開始します。なお、にんべんが即席みそ汁とコラボレーションするのは今回が初となります。
■高まる「だし需要」に応えるべく、にんべんとハナマルキが初のコラボレーション。
即席みそ汁の市場は年々伸長しており、昨年度の市場規模は過去最高の約626億円(※インテージSCIより推計)となっております。中でもこだわり商材の市場規模は増加しており、自分で作るには面倒な具材や味わいを即席みそ汁に求める方が多くなっています。「即席みそ汁の好みの味」について調査を実施したところ、約8割の方が「だしがしっかり効いている」と回答しました。(※ハナマルキ調査)そこで、ハナマルキは「だし」に注目。今年で創業320周年を迎えるにんべんの本枯鰹節※を贅沢に使用したこだわりの即席みそ汁を開発しました。鰹節へのカビ付け工程を4回以上繰り返した、最高級の本枯鰹節を使用した至極の一杯で、消費者の高まる「だし需要」に新たなご提案をしていきます。
※本枯鰹節とは
カツオの頭と内臓部分を取り除き、煮て、骨を抜き、燻し、水分を26%以下に乾燥させた状態のものを「荒節」と言います。市販されている削り節の多くは、この荒節を削ったものです。「枯節」(かれぶし)とは、荒節にカビ付けをしたものです。カビが付きやすいよう荒節の表面のタール部分を削り、形を整えます。この状態の節を「裸節」と言い、裸節にカビ付け・乾燥を最低2回繰り返したものが枯節です。表面は、薄茶色の粉に覆われたような状態になります。枯節のカビ付け・乾燥の工程をさらい繰り返し、より熟成させたものを「本枯鰹節」と言います。「荒節」の製造にかかる期間は、およそ1ヶ月くらいですが、「本枯鰹節」は製造に半年以上もの期間を要します。
■高級感のある輝きを放つゴールドのパッケージを採用
今回のコラボ商品では、パッケージ素材も光沢が鮮やかに表現できるようにこだわりました。伝統 あるにんべんのロゴを使用し、より高級感を醸し出すデザインパッケージに仕上げました。
■「にんべん 日本橋本店」でも商品の販売が決定
にんべん 日本橋本店にて、今回の「だしを愉しむおみそ汁5食」の販売が決定しました。にんべんファンの方、だし好きの方にも直接商品をご提案していきます。
【商品概要】
商 品 名 :だしを愉しむおみそ汁5食
発 売 日 :2019年9月1日
内 容 量 :82.0g (16.4g×5食)
希望小売価格(税抜):オープン価格
商 品 特 徴 :鰹節へのカビ付け工程を4回以上繰り返した、
最高級の鰹節をふんだんに使用。香り高く味わい深い一杯です。
【ハナマルキよりコメント】
近年「即席みそ汁」の市場が成長を続けていますが、それに伴い多様化するお客様の様々なニーズに応えるために、当社ではオリジナリティのある商品開発を推進しております。今回、鰹節メーカーの老舗であり、業界を牽引してこられたにんべん様とのコラボレーションが実現したことで、だし需要が高まる市場に対して唯一無二のご提案ができると考えております。今後も、お客様に喜んでいただける商品開発に取り組んでまいります。
【株式会社にんべんよりコメント】
創業から320年の歴史の中で食生活も時代と共に変化してきました。世界の多種多様な料理を食べることが可能となった現代では、日本人が和食を食べる機会が減少しつつあります。ですがグローバルな視点で見ると世界中に和食の文化が広がり、世界の人々にとっては和食を食べる機会が増えているのです。国際的な認知度が高まっている今だからこそ、日本国内や世界の人に和食の代表である「おみそ汁」と「鰹節」や「だし」を召し上がっていただく機会を増やせたら幸いです。
【株式会社にんべんについて】
創業者・初代 髙津伊兵衛は1679年(延宝7年)に勢州(現三重県)四日市で生まれました。1691年(元禄4年)に江戸に上り、1699年(元禄12年)20歳の時に日本橋四日市の土手蔵(現日本橋一丁目野村證券の本社付近)で戸板を並べて鰹節と干魚類の商いを始めました。この年をにんべんの創業年としています。江戸時代後期に製造法を確立したとされる「本枯鰹節」にこだわり、1964年(昭和39年)にオレンジラベルの「つゆの素」、1969年(昭和44年)には「フレッシュパック」を業界に先駆けて発売をいたしました。現社長・髙津克幸で13代。