JAPAN EXQUISE株式会社のプレスリリース
ルドワイヤン外観
ヤニック・アレノ氏
現在はフランス国内に三つ星レストランを2軒同時に持つ唯一のスターシェフ、ヤニック・アレノ氏(49 才)が同宮殿の営業権を所有しており、同氏の本店ALLÉNO PARIS(アレノ・パリ、ミシュラン三つ星フレンチ店)が所在しています。
以前まではウェイティング用のバー・スペースとして使用されていた 1 階部分を改装し、深海をイメージしたエスプリ溢れる内装の本格派江戸前鮨店へと変化を遂げました。芸術家・川俣正氏による8万本の割り箸をモチーフにした壮大な作品が、皆様を店内へと迎え入れます。
ルイ・ロブション
JAPAN EXQUISE 株式会社(東京都港区、以下ジャパン・エクスキーズ)が、ラビスの共同創業パートナーを務めます。
ジャパン・エクスキーズは世界一ミシュランの星を持つジョエル・ロブション氏の息子であるルイ・ロブション(30才)が代表。日本酒を中心とした日本産品、伝統工芸品の輸出及びプロモーションを手がけています。ラビスにて提供されるすべての日本酒及び日本産品は、同社の選りすぐりのセレクトとなります。
物流はすべて定温の航空便を用い、産地から新鮮な日本酒や食材をスピーディーに空輸いたします。
岡崎泰也氏
板前は、銀座の名店などで研鑽を積んだ岡崎泰也氏(40 才)。アレノ氏が来日した際に、岡崎氏の技法と才能に惚れ込み、ヘッドハンティングを経てフランスの地へ飛び立つこととなりました。
7 月2 日(月)には、木寺昌人駐フランス特命全権大使、小川洋福岡県知事、広瀬勝貞大分県知事、九州経済連合会・麻生泰会長、九州観光推進機構・石原進会長、九州経済同友会貫正義代表委員を筆頭に、九州の訪問団がご臨席のもと『九州合同プロモーション』がラビスにて開催されるなど、日仏友好160 周年ジャポニズムの本年、日本とフランスの食の架け橋となることが期待されます。
ラビス内装
ヤニック・アレノ氏のコメント
「初めて日本に旅した日のことを、今でも鮮明に覚えています。新鮮なワカメ、16 時間乾燥させた魚など、フランスでは体感したことがない味わいばかりでした。1988 年8 月に食べたタラバ蟹の味は、永遠に色褪せません。ある日、ジャーナリストの故・増井和子氏に連れられて、名店『水谷』へ行く機会がありました。水谷氏が25 年間小野二郎氏のもとで研鑽を積んだお話、そしてその二郎氏ご自身が90 歳以上になられても寿司にひたむきに向き合われる姿に、強い尊敬の念を抱きました。日本行きの航空機に乗るたびに、身体が本当の寿司を求めています。その至高の味わいを、そしてオーケストラのように正確で、計算された完璧な所作を想像してしまいます。まさしく、究極のスペクタクルです。この素晴らしい味を、そしてこの美しさを、パリに持ち帰ることをずっと夢に見ていました。」
ルイ・ロブションのコメント
「2 世紀以上の歴史を持つフランスのガストロノミーのシンボルマーク、ルドワイヤンにて、本格派の江戸前鮨店を共同創業できることを誇りに思います。数々の名シェフが指揮を執り、世界を代表する料理が生まれたこの地にて、日本の食文化が更に世界へと羽ばたくことを光栄に感じております。まさしく、『日本の食の大使館』のような存在となることでしょう。そして、これからも日本全国に点在する素晴らしい日本酒と日本産食材をフランス、そして世界へと広めていきたいです。『フランスだから美味しい』のではなく、『世界一の江戸前寿司』を、アレノ氏と岡崎氏と共に築きあげて参ります。」
ラビスのロゴ
ヤニック・アレノ氏 プロフィール
1968 年12 月16 日、フランス・ピュトー生まれ。
フランス料理界を代表するスターシェフ。現在フランス国内にミシュラン三つ星レストランを2 軒同時に持つ、唯一の存在(パリのALLENO PARIS、クールシュヴェルのLE 1947)。
1986 年に料理の道へ進んでから、輝かしい功績を残し続けている。2001 年に、フランス農事功労賞を受賞。2003 年には、パリを代表する老舗ホテルのLE MEURICE の総料理長に就任、翌年2004 年には二つ星を獲得。2007年には、若干40 歳の若さで三つ星の栄誉を得る。同年にはフランス国家功労勲章、芸術文化勲章も受章し、歴史に名前を刻んでいる。また翌年には、「シェフ・オブ・ザ・イヤー」にも選出されている。
2014 年には満を持して自身の名前を冠した『ALLENO PARIS』をPAVILLON LEDOYEN 内にオープン。翌年2015 年にミシュラン三つ星を獲得して以来、その地位を保っている。
2017 年にはフランス・クールシュヴェルのLE 1947にても三つ星を獲得、名実ともにフランス・ナンバー1シェフの地位を手にした。「エクストラクション」の技法を生み出し、各食材のエキスを抽出したソースを大切にしている。また早い段階から発酵の技術に着目し、積極的に料理に取り入れている。
現在は、フランス、モロッコ、ドバイ、中国、香港、韓国など、全世界に18 店舗を展開している。
ルイ・ロブション プロフィール
1988 年3 月23 日、福岡生まれ。
フランスワイン輸入商社の株式会社ルイR 代表取締役、および日本酒を中心とした日本産品の輸出商社のJAPAN EXQUISE 株式会社の代表取締役を務める。
日本とフランスを母国に持つ。博多で生誕してから現在に至るまで、人生の半分ずつを双方にて過ごし、両国の持つ素晴らしい味覚や感性を養ってきた。これまでの知見とグローバルな人の繋がりを活用し、日本と世界の架け橋として活動している。また近年は「欧州への輸出戦略」などをテーマに、各地で講演を行っている。父親は、フレンチの皇帝としてミシュランの星を世界一持つ料理人ジョエル・ロブション氏。
ブルゴーニュワイン騎士団審査員や、政府、自治体等のアドバイザー及び顧問も歴任している。
江戸前握り寿司
前菜例
デザート例
ラビス内装2