「クルーズクルーズ 新宿」でCAN EAT実証実験を実施。30人規模のパーティーで、「食べられないもの」の事前登録により顧客満足度とリピート率UPに貢献

株式会社CAN EATのプレスリリース

世界31億人の食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT(キャンイート)」を開発・運営する株式会社CAN EAT(東京都新宿区、代表取締役:田ヶ原絵里)は、株式会社銀座クルーズが運営する「クルーズクルーズ 新宿」にて、CAN EATを使った実証実験を2019年8月22日(木)に行いました。30人規模の立食形式で行ったCAN EATサービスリリース記念パーティーでの初めての実証実験により、団体予約での顧客満足度を上げ、レストラン自体へのリピート率UPに貢献できることがわかりました。» CAN EATサービスURL:https://app.caneat.jp

■ サービスリリース記念パーティーにて、初の実証実験
CAN EATは、「食べられないもの」を事前に登録して飲食店にシェアすることで、食事制限の伝え忘れや伝えるストレスから解放され、ひとりひとりにあった外食を実現できるサービスです。2019年4月に株式会社CAN EATを創業し、クラウドファンディングで目標の218万円を達成、7月にα版(デモサイト)をリリースしました。今回、8月22日(木)に実施したサービスリリース記念パーティーにて、初めて30人規模の団体予約でサービスを活用しました。

 

今回の会場となったレストラン「クルーズクルーズ 新宿」を運営する株式会社銀座クルーズは、サービス立ち上げ前からCAN EATに興味をもってくださり、共に並走してきたパートナーです。まだ初期段階であるサービスの、実証実験を行う機会を提供してくださいました。CAN EATを実際の食事会で使う際の、リアルな利点と課題が明確になった事例となりました。

パーティーの様子パーティーの様子

■ 実証実験の概要
登録期間:2019年8月2日(金)〜8月8日(木)
食事会日時:2019年8月22日(木)
場所:クルーズクルーズ 新宿 http://ginza-cruise.jpn.org/shinjuku/
住所:〒160-0022東京都新宿区新宿3-5-4 レインボービレッジ8・9F
参加者:クラウドファンディング支援者様、関係者様、CAN EAT運営メンバーなど約30名
実証実験内容:事前登録、当日のヒアリング、事後にアンケート調査を実施

■ イベント出欠とあわせて「食べられないもの」を登録し、事前にレストラン側に共有

 

実証実験のフロー実証実験のフロー

パーティーの招待者へは、イベント開催日の約3週間前の8月2日(金)に、メールにてCAN EATの招待URLが送られました。URLを開くとイベントの日時・場所などの情報が表示され、招待者はイベント概要を確認したうえで出欠を回答します。その後、表示に従って選択していくだけで、自分の食べられないものや食事制限のレベル感が登録できます。CAN EATの栄養士が監修したガイドによって、正確かつ詳細なデータが抽出できました。

登録された情報は、CAN EAT運営チームよりレストラン側(クルーズクルーズ 新宿)に共有され、参加者ひとりひとりの食事制限に配慮したメニューづくりが行われました。登録の締め切りは、レストラン側が食材仕入れに対応できる8月8日(木)までに設定し、「何かあれば仕入れ内容を変えて対応することもできる」という状態をつくれた事例となりました。

■ アレルギー表で管理し、含まれている食材がひと目でわかるユニバーサル対応に

アレルギー表を作成して管理アレルギー表を作成して管理

CAN EATによる事前登録により、参加者のなかには「食物アレルギー」「糖質が摂れない」などの食事制限を含む方が複数いらっしゃることがわかりました。中規模の立食パーティーということもあり、レストラン側との話し合いの結果、特定の食事制限向けにメニューを作るのではなく、参加者それぞれが自分自身で食べられるものを判断できるユニバーサル対応にすることに。アレルギー表を作成し、どの参加者様も食べられるものがあるように、メニューのバランスを調整していきました。

メニュー名のパネルには使用食材アイコンを転記し、含まれている食材がひと目でわかる工夫をしました。これにより、参加者は自分で表示を見て、食べられない食材が含まれていないか確認し、食べる料理を選択できるようになりました。

使用食材をアイコンで表示使用食材をアイコンで表示

 

使用食材をアイコンで表示使用食材をアイコンで表示

■レストラン側、参加者側からの反応・感想

【クルーズクルーズ 新宿 支配人 渡邉雄基様よりコメント】
今回のパーティーで最も工夫した点は、アレルギー表を作成して管理したことです。通常の7大品目以外のアレルギーの方がいらっしゃったので、表にして管理しメニュー表示に転記することで対応しました。ホールもキッチンも、あまり手間をかけることなく実施できたと思います。
レストランの場合、お客さんとホールスタッフ間よりも、実はホールスタッフとキッチンスタッフ間のやりとりでミスが起こるリスクが高いです。たとえば、ホールスタッフがお客様から聞いてきた情報が、料理人が知りたいレベルまでまとまっておらず、ホールスタッフを間に挟んで何度もやりとりが発生してしまう、といった課題があります。
CAN EATを使えば、口頭伝達による認識のずれなどのミスを防ぎ、データを共有することで確実にキッチンスタッフが判断できるので助かっています。お客様の満足度UPにもつながるので、修学旅行のような団体のお客様にも喜ばれるサービスではないでしょうか。

【パーティー参加者様よりコメント】
糖質を摂れないため、パネルに「砂糖」と書かれているものをひと目で避けることができたのは、新しい体験でした。また肉なども、加工してあると豚肉なのか牛肉なのか見ただけではわからないことがありますが、しっかり表示を見て判断できたのでよかったです。自分の感覚で含まれている食材を想像して「これはやめておこう」と判断するのではなく、表示を見て間違いのない選択をすることができるので、普段より食べられるものの幅が広がりました。

参加者それぞれが食べる料理を判断できるように参加者それぞれが食べる料理を判断できるように

■ 今回の実証実験結果からわかったこと
今回の「クルーズクルーズ 新宿」での実証実験により、以下のことが明らかになりました。これからも共感いただける企業、食に対して真摯に取り組んでいる企業とともに、サービスの改善・拡大を行ってまいります。
 

  • 事後アンケートの結果、「今回のような対応をしてくれる店舗があればまた利用したいか」という質問に対し、回答者の94.5%が「利用したい」「利用を検討したい」と回答。「クルーズクルーズ 新宿をまた利用したいか」という質問には、83.3%が「はい」と回答。顧客満足度を上げることに成功し、リピート率UPに貢献した。
  • 幹事を通さずに自分の食事制限を伝えられるため、団体予約における活用でのメリットが特に高いとの反響があった。個別対応でひとりひとりの顧客満足度を上げられる可能性があり、VIP対応や修学旅行生の対応などにおいて、新たな活用用途が見いだせた。
  • ①新規顧客→②リピーター→③常連客という顧客ランクをつけた場合、②から③への遷移よりも、①から②への遷移のほうがハードルが高いことがヒアリングによりわかっている。団体予約において「幹事と食事制限がある人の満足度を高め、顧客体験を向上させる」という活用方法により、①新規顧客から②リピーターになるまでの遷移促進に貢献できることがわかった。

代表・田ヶ原によるプレゼンテーション代表・田ヶ原によるプレゼンテーション

■株式会社CAN EATについて
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションに、食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」の開発・運営を行っています。

社名:株式会社CAN EAT(英語名:CAN EAT Inc.)
代表者:代表取締役 田ヶ原絵里
本社所在地:東京都新宿区天神町7番地11 No.14
設立:2019年4月1日
事業内容:「CAN EAT」の開発・運営
公式サイト:https://caneat.jp
CAN EATサービスURL:https://app.caneat.jp

サービスに関するお問い合わせ info@caneat.jp

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