カットキャベツの臭いを除去し抗菌性のあるフィルム「FRESHVALUE® FVタイプ」 2019年10月から販売開始

グンゼ株式会社のプレスリリース

グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:廣地 厚)は、食品廃棄の削減に対応する食品包装用ポリプロピレンフィルム 「FRESHVALUE ®(フレッシュバリュー) FVタイプ」を開発、2019年10月から販売を開始しました。

本製品は、生鮮野菜の曇り防止フィルムであるフレッシュバリューシリーズの新グレードで、カットキャベツ特有の臭いの除去と同時に、退色や萎れを抑えることで商品価値を高める新しい包装フィルムです。
今回発売のFVタイプを用いることで、廃棄されていた可食部を減らし、食品ロス削減に貢献します。

■開発背景
海洋プラスチックをはじめとした環境資源問題やSDGs(持続可能な開発目標)に世界中から注目が集まる中、当社プラスチックカンパニーでは、フィルムの減量化や食品廃棄の削減を目指しています。中でもフレッシュバリューシリーズでは包装フィルムによって、もやしやきのこ、またはカット野菜などの品質を保持できるため、多くの加工会社に高い支持を得ています。
今回開発した同シリーズのFVタイプは、昨今の調理の簡便化やコールドチェーン(低温輸送網)の発達により増加するカット野菜市場の要求に応えられるような、特にカットキャベツ包装に適した機能を持ち、食品廃棄の削減が期待できます。

■FRESHVALUE ®※ FVタイプの特徴
独自の原料配合技術、多層化技術、延伸技術を活かしフィルム表面に穴を開けることなく、カットキャベツの劣化により発生する臭いを吸収・分解することで開封時の特有の臭いを除去させることが可能となりました。また、穴が開いていないことにより衛生性が保て、更に抗菌性も付与することでフィルム表面に付着した菌の増加を抑える機能も持たせ、商品価値を高める新しい包装フィルムとなりました。
※FRESHVALUE ®シリーズ…グンゼのプラスチックカンパニーが開発した食品包装用ポリプロピレン防曇フィルムの総称。独自の原料配合技術、多層化技術、延伸技術により実現した高品質の食品包装フィルムで、もやしやきのこ、またはカット野菜向けを中心に幅広い分野で採用されています。

■新製品「FVタイプ」概要

製品名:FRESHVALUE ®(フレッシュバリュー)FVタイプ
ラインアップ:30μm
販売時期:2019年10月
 
新たに開発したFVタイプで持続的可能な開発目標(SDGs)に貢献します。
 SDGs#12 「つくる責任、つかう責任」
 ①  カットキャベツの開封時の臭いを軽減させ、商品価値を高める。
 ②  生産者、店頭、家庭での食品廃棄ロスを削減させる。

 当社は、「FRESHVALUE ®(フレッシュバリュー)FVタイプ」を普及させ、食品ロス削減に取り組んでいきます。
                                               
                                               以 上

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