【商業捕鯨再開】⽇本初!捕鯨会社が「くじらSDGs」を宣⾔!

株式会社ミクロブストジャパンのプレスリリース

(株)ミクロブストジャパンは、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の考えに賛同して「くじらSDGs」の活動に取り組みます。将来的な食糧難が危惧される中、我々が行っている持続可能な捕鯨活動が食料供給をはじめ、社会に貢献できると考えています。
この宣言は、捕鯨業では日本初の試みで、持続可能な産業としての捕鯨を今後も伝え続けていきたいと考えています。

ノルウェーで商業捕鯨を⾏うMyklebusut Hvalprodukter ASの⼦会社である弊社、株式会社ミクロブストジャパン(本社:東京 都中野区、代表取締役:志⽔浩彦)は、持続的な捕鯨は国連が提唱するSDGs(持続可能な開発⽬標)に合致することを広く⽇本国内の⼈に知ってもらうため「くじらSDGs」を設定し、⽇本国内で鯨⾁の販売・普及・伝統⽂化の保全を⾏うことを宣⾔しました。
 

SDGs(持続可能な開発⽬標)とは
SDGs(持続可能な開発⽬標)は、持続可能な社会の実現のため2015年9⽉の国連サミットで採択されたもので、国連加 盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために設定された17のゴールとそれに細分化した169のターゲッ トで構成される⾏動⽬標です。

「くじらSDGs」とは
弊社は、持続的な捕鯨はSDGsを構成する17のゴールのうち4つのゴールに対して貢献できると考え、それら4つのゴールを「くじらSDGs」と称して、その理念に則り活動を⾏います。

持続的な捕鯨が貢献するSDGsの中の4つのゴールとターゲット

・SDGsゴール8 :働きがいも経済成⻑も
ターゲット8.1から8.10で構成されています。
そのうち「くじらSDGs」が貢献できるのは、次のターゲットです。

【ターゲット8.1】
2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。
■「くじらSDGs」活動内容
伝統捕鯨地域の情報収集と発信、鯨のご当地メニュー開発、鯨の工芸品の開発
 

・SDGsゴール10:⼈や国の不平等を無くそう
ターゲット10.1から10.7までのターゲットで構成されています。
そのうち「くじらSDGs」が貢献できるのは、次のターゲットです。

【ターゲット10.2】
2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
■「くじらSDGs」の活動内容
鯨食文化の発信をすることで、人種、民族等の固有の食文化への差別をなくす。
 

・SDGsゴール12:つくる責任使う責任
ターゲット12.1から12.8までのターゲットで構成されています。
そのうち「くじらSDGs」が貢献できるのは、次のターゲットです。

【ターゲット12.2】
2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
■「くじらSDGs」の活動内容
鯨の資源管理に関する正確な情報の発信と持続可能性の検証を行う。
【ターゲット12.5】
2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
■「くじらSDGs」の活動内容
クジラ1頭から利用できる部位を最大限活用し、廃棄する部位を最小限にする(筋肉、ヒゲ等の製品化)
【ターゲット12.8】
2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
■「くじらSDGs」の活動内容
持続可能な捕鯨から得られる鯨肉の利用に関する情報発信と販売を行う。
 

SDGsゴール14:海の豊かさを守ろう
ターゲット14.1から14.7までのターゲットで構成されています。
そのうち「くじらSDGs」が貢献できるのは、次のターゲットです。

【ターゲット14.4】
水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する。
■「くじらSDGs」の活動内容
科学的に算出された捕獲枠の範囲内で捕鯨を実施する。
【ターゲット14b】
小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する。
■「くじらSDGs」の活動内容
小規模・沿岸小型捕鯨者に対し、ネット販売等の市場へのアクセスを提供する。

ミクロブストジャパンが定める「くじらSDGs」理念

「鯨を持続的に利⽤することで⽇本の豊かな⽔産資源と⾷⽂化・伝統を保全する」

1.科学的根拠に基づいた持続可能な捕鯨を⾏う。
2.クジラ1頭を可能な限り有効利⽤する。
3.持続的な鯨の利⽤や地域に関する情報提供を透明性をもって⾏う。
4.鯨⾁の持続的な利⽤(販売・消費)を促進し、地域の⽂化と経済に貢献する。
上記1〜4を循環させることで、「くじらSDGs」を達成したい考えです。

今、地球は⼈⼝増加、⾷糧不⾜、森林伐採など様々な問題に直⾯しています。 国連でSDGsがなぜ提唱されたのかといういと、要は「このままではこの地球に⼈類が住めなくなってしまうから、みんなで地球のためにできることを考えていこうよ」ということだと思います。

今年(令和元年)⽇本は31年ぶりに商業捕鯨を再開しましたが、クジラや捕鯨を知らない若い世代は、新たに始まった 捕鯨が実はSDGsに合致する持続可能な産業であることを知らない⼈も多いかもしれません。

弊社は「くじらSDGs」の取り組みを通じて、捕鯨に対する⾒⽅を再認識してもらい、持続可能な⼈類の発展と地球との共存を考えるきっかけにして欲しいと考えています。

「くじらSDGs」の詳細
弊社HP「くじらにく.com(https://kujiraniku.com/blog/category/sdgs/)」

【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社ミクロブストジャパン 担当:志⽔
〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-5
TEL: 080-5428-6410
メール:info@kujiraniku.com
 

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