日本海きらきら羽越観光圏推進協議会のプレスリリース
庄内浜の新ブランド「庄内北前ガニ」デビュー! 冬の味覚 寒ずわい、寒ふぐ、寒だらの「庄内三寒」と温泉、新酒、まつり、ひなの「庄内四温」で冬を楽しむ体験が勢ぞろい!
おいしい食の都庄内 「冬の三寒四温」観光キャンペーンが令和元年の今年もスタートしました。これは、観光客の皆様に山形県北西部、日本海に面した庄内地域の冬ならではのイチオシの食と文化を楽しんでいただこうというもので、期間となる令和元年12月1日から令和2年3月31日まで、庄内全域一丸となって多数のイベントを開催します。主催は山形県庄内地域の観光プロモーションを行う、庄内観光コンベンション協会(会長:皆川治鶴岡市長 事務局:山形県三川町 山形県庄内総合支庁内)で、今年で3回目の開催となります。
今年は、10月にデビューした新ブランド「庄内北前ガニ」をはじめとするずわいがに、ふぐ、たらの「庄内三寒」の味覚、そして、温泉、新酒、まつり、ひなの「庄内四温」のイベントで皆様をお迎えします。中でも庄内北前ガニキャンペーン、天然とらふぐキャンペーン、寒鱈まつり、新酒まつり、庄内ひな街道などはユニークなイベントとして注目を集め人気を博しています。また、庄内地域へのアクセスもANA 4便に加え、8月にジェットスター便が成田空港―庄内空港に1便就航し、JR東日本新潟支社では、新観光列車「海里」を10月にデビューさせるなど、より便利になり移動中の楽しみも広がりました。
キャンペーンの詳細はやまがた庄内観光サイトをご覧ください。
https://mokkedano.net/feature/3kan4on/top
令和元年12月7日(土)、キャンペーンのオープニングイベントとして、JR酒田駅、鶴岡駅にて到着する新観光列車「海里」や臨時列車のお客様に三寒の食材のずわいがにを使った「ずわいがに汁」と地元の日本酒や果物ジュースを振る舞う催しが行われました。会場では、食の都庄内ブランド戦略会議、庄内浜文化伝道師協会、関係市町等の協力の元、食の都庄内親善大使 土岐 正富 氏(彩鶴)ならびに庄内浜文化伝道師 石寺 憲和 氏(井筒)をはじめとした伝道師の皆さんが腕をふるいました。ホームに降り立った観光客らは紅いカニの身が入った「ずわいがに汁」を味わい、「あったまるし、ホッとする」「庄内に来たという実感が湧いた」「あたたかなおもてなしで嬉しい」などと話していました。*写真は12月7日のイベントの様子
■ 山形県庄内地域について
「食の都庄内」と称しているように、全国でも他に類を見ない地形と気候が育んだ素晴らしい食材が豊富な地域です。この観光キャンペーンは、「食の都庄内」を存分に感じていただける「庄内三寒」、ずわいがに、ふぐ、たらの冬の味覚、そして「庄内四温」の温泉、新酒、伝統芸能やまつり、ひなのイベントなどをご堪能いただける内容です。地域の施設や飲食店が協力し、お得なキャンペーン価格で商品やサービスを提供、また、毎週多数のイベントが各市町村で開催されます。
■ 関係者からのメッセージ
「この三寒四温観光キャンペーンも今年で3回目となりました。継続した取り組みにより庄内地域の食が注目されるようになり、庄内の食材のブランド化も進み、食を前面に出した観光キャンペーンも認知していただきやすくなっていると感じています。もともと冬にも観光客を招きたいというところから始まった企画でしたが、年々多くの方にお越しいただき、手応えを感じています。
今年は新ブランド‘庄内北前ガニ’のデビューに合わせ、皆様に庄内産ずわいがにをぜひ味わっていただきたいです。この季節だけの新鮮な素材で、素材をよく知る地元の料理人の手で調理した料理は格別です。お手軽な価格でお好みに合わせたジャンルの料理を楽しんでいただけるよう、庄内DECクラブ(庄内地域の洋食料理人による研究会)をはじめ、料理人グループの協力を得て飲食店や宿泊施設などで様々なメニューを用意しています。そして、食とともに温泉、まつり、酒、ひなのイベントもぜひご体験ください。多くの方が庄内を実際に訪れてこの地域の冬の楽しみを体験していただけるよう皆様のお越しをお待ちしています。」(庄内観光コンベンション協会事務局長 西堀公司)
「庄内のズワイガニを新ブランド‘庄内北前ガニ’として10月より売り出しています。この地域のズワイガニは生育環境が良いのはもとより、魚場が近く、活きたまま漁から戻れるため、旨味が強いと言われています。そしてこの地域の飲食店は料理のレベルが高いと地域外の方にお褒めいただいています。その理由は、地域の料理人グループがあり、絶えず集まって勉強しているからなのです。また、漁業者と一緒にどういった素材をどう調理したら美味しいかを常に情報交換し学んでいます。まさに料理人と漁業者の‘ ONE TEAM (ワンチーム)’です。ずわいがに、とらふぐ、寒だらといった海の恵みを冬の庄内で存分に味わっていただきたいです。」(山形県庄内総合支庁産業経済部水産振興課 課長補佐 板本健児氏)
「ずわいがにやふぐは以前より庄内で獲れていましたが、地元ではそれほど知られておらず、全国の市場に出荷されることが多かったです。庄内で冬の海鮮を観光客におすすめするようになったのは最近ですが、美味しいずわいがにやとらふぐが食べられることや、比較的低価格で味わえるということでお客様には大変喜ばれています。この冬も様々な食のイベントが開かれます。ぜひ会場で出来立ての寒鱈汁や海鮮を味わってみてください。飲食店ごとに趣向の異なった料理も食べ比べていただきたいと思います。」(「庄内浜文化伝道師リーダー 石寺憲和氏(日本料理店井筒 オーナー)」
おいしい食の都庄内 「冬の三寒四温観光キャンペーン」概要
期間:令和元年12月1日~令和2年3月31日
内容:冬の庄内のおすすめの味覚とイベントを三寒(寒ずわい、寒だら、寒ふぐの味覚)と四温(温泉、新酒、まつり、ひな)として観光客のみなさまに提供します。
詳しくはこちらをご覧ください。https://mokkedano.net/feature/3kan4on/top
1.寒ずわい
令和元年10月にデビューした「庄内北前ガニ」は、重さ1kg以上、甲羅の幅は13cm以上、身がぎっしりと詰まり、キズがなく脚 が欠けていない、活きたまま出荷、10月から1月に底引き網で漁獲するなど、厳しい基準をクリアした最高品質を誇るずわいがに です。
おいしい食の都庄内 「庄内北前ガニキャンペーン」は、他県に先駆けて漁獲期を迎える庄内産ずわいがにを地元のお店で味わえ ます! 庄内全域のキャンペーン参加店にて実施。令和2年1月31日まで開催
「庄内北前ガニキャンペーン」
https://mokkedano.net/event/41513
2.寒だら
● 寒鱈まつり
極寒の時期に獲れるたらは庄内地域では「寒鱈(かんだら)」と呼ばれます。脂ののった寒鱈をブツ切りにし、アラ(頭、内臓等)と一緒に煮た寒鱈汁を様々な店や団体が出店しテントなどで販売するイベントです。
- 令和2年1月12日(日) 道の駅「あつみ」しゃりん寒鱈まつり
- 令和2年1月19日(日) 日本海寒鱈まつり(鶴岡市)
- 令和2年1月19日(日) ゆざ町鱈ふくまつり(遊佐町)
- 令和2年1月25、26日(土・日) 酒田日本海寒鱈まつり(酒田市)
東京・豊洲市場でも高値で取引される高級魚、冬の庄内浜で水揚げされる旬の
「天然とらふぐ」を地元庄内の料理店が、刺身、 唐揚げ、鍋、雑炊と様々な調理法で提供。手頃な価格で楽しむことができます。抽選などの企画もあり。事前の予約が必要です。
「天然とらふぐキャンペーン」は令和2年3月15日まで開催
「天然とらふぐキャンペーン」
https://mokkedano.net/event/41338
4.温泉
鶴岡・酒田市内各所に設置している特製スタンプを手ぬぐいに押せば、自分だけの旅のオリジナル手ぬぐいが完成します。インクは油性のため、温泉につけても消えません。押されたスタンプの数だけ思い出を持ち帰ることが出来ます。
江戸時代に流行した「出羽三山詣」、善寳寺、荘内神社などの寺社仏閣を詣でたら、
鶴岡市内の温泉地で湯につかって、ユネスコ食文化創造都市に認定された食と酒を楽しみましょう。
遊佐町内の対象施設に宿泊されたお客様に遊佐町の選べる特産品(2,500円相当)をプレゼントします。
米どころ「庄内」は、美味しいお酒どころ。庄内の18の蔵元は、全国新酒鑑評会で毎年上位の受賞数を誇り、出羽三山、鳥海山 など上質な伏流水と日本湧水の米どころの上質な米から香り豊かな質の高い日本酒が生まれています。
- 令和元年12月31日まで おいしい食の都庄内「地酒で乾杯」キャンペーン
- 令和2年1月25、26日(土・日)酒の酒田の酒まつり(酒田市) ※寒鱈まつりと同時開催
- 令和2年2月8日(土) 大山新酒・酒蔵まつり(鶴岡市)
- 令和2年2月23日(日) 米のふる里 新酒まつり2020(庄内町)
- 令和2年3月7日(土) あつみ温泉 摩耶山新酒まつり(鶴岡市)
- 令和2年3月28、29日(土・日)おいでよ!おいしい山形・庄内 地酒まつりin庄内観光物産館
*令和2年2月8日開催の「大山新酒・酒蔵まつり」に合わせて、
特急「いなほ」(1・3・12号)と快速「海里」(上下)が羽前大山駅に臨時停車します。また、酒田・鶴岡~羽前大山間に臨時列車が運転されます。
詳しくはJR東日本新潟支社ホームページの情報をご覧ください。
https://www.jrniigata.co.jp/press/fuyurin.pdf
6.まつり
●出羽三山神社「松例祭」(しょうれいさい) 令和元年12月31日〜令和2年1月1日
メイン行事となる大松明行事が国重要無形民族文化財に指定されている。大晦日から明くる元旦に欠けて夜を徹して行われ、羽黒修験の四季の峰の一つ「冬の峰」の満願の祭事。大晦日には、綱まき、験競べ(げんくらべ)、国分神事、火の灯替など様々な神事を行い、新年を迎えます。
遊佐町内の滝の浦集落(1日)、女鹿集落(3日)、鳥崎集落(6日)
東田川郡庄内町千河原地区の八幡神社
三川町 いろり火の里
酒田市内 黒森日枝神社境内の社殿
*ほかにも伝統芸能やライトアップなど冬のイベントが盛りだくさん!詳細はHPをご覧ください。
大名家に伝わる「酒井家」のおひな様、日本一の大地主「本間家」のおひな様、日本三大吊るし飾りの一つ「傘福」をはじめ、さまざまな年代のおひなさまを各施設を巡ってご覧いただけます。
*写真は山王くらぶの傘福(酒田市)
かつて江戸や大坂との交易でたいそう賑わった湊町酒田には、由緒ある雛人形が数多く残され、大切に保管されてきました。早春のこの時期にこれらのお雛様を市内の観光施設で一斉に展示します。
旧藩主酒井家所蔵の雛人形や雛道具、旧家に古くから伝わるお雛様などが市内各地で展示されています。享保雛、有職雛、古今雛、芥子雛など、愛蔵の雛人形が雅の世界に誘います。
■ 庄内観光コンベンション協会について
庄内地域の交流の拡大・地域の活性化を目的として活動。山形県北西部に位置する鶴岡市、酒田市、三川町、庄内町、遊佐町、そして戸沢村、ならびに観光関連施設他の団体が会員。県、市町村と民間が連携して観光誘客のためのプロモーションを行って いる。
詳しくはこちらをご覧ください。https://www.mokkedano.net
■ 日本海きらきら羽越観光圏について
きらきらと輝く日本海と「羽越」の名で結ばれた秋田県、山形県、新潟県の3県10市町村に及ぶこのエリアでは、近隣の観光 地同士が連携し、互いの観光資源の魅力を引き立てながら滞在可能なエリアを形成する取組みを行っている。
詳しくはこちらをご覧ください。https://discoveruetsu.com/
日本海きらきら羽越観光圏各種イベント
●新潟県村上市:「村上市ぶどうスキー場」 令和元年12月21日(土)オープン予定
国道に面し、アクセス良好。ゲレンデは東面のため、雪質がよく、自然の地形をそのままにした各コースは変化に富んでおり、朝日・飯豊連峰、月山、鳥海山などの名峰が展望できる。
令和元年2月2日にはスノーフェスティバルを開催。
*開設状況等詳細はこちらをご覧ください。
http://www.city.murakami.lg.jp/site/kanko/ski-jyoho.html
●新潟県村上市:春の村上の風物詩「城下町村上 町屋の人形さま巡り」 令和2年3月1日~4月3日
おしゃぎり会館の大名雛、武家屋敷の雛人形、約80軒の町屋などでそれぞれの家々に伝わる江戸時代から平成までの約4千体の人形さまを見ることができる。
●山形県戸沢村:「こたつ舟からながめる冬の最上峡」
最上峡の冬は、降り積もった雪と澄み切った空気が水墨画のような幽玄な景色を生み出す。足元ぬくぬくの「こたつ舟」で舟中弁当・芋煮等おいしい食事 (要予約)を楽しみながら最上峡の風情を堪能でき、心に残る思い出づくりに最適。
問い合わせ先:最上峡芭蕉ライン観光 TEL 0233-72-2001
乗船料金 大人2,500円 こども1,250円
こたつ舟定期船 10:50 12:50 14:50
舟中弁当1,320円~、芋煮460円(要予約) 詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.blf.co.jp/
●秋田県にかほ市:「掛魚まつり(かけよまつり)」(別名:たらまつり) 令和2年2月4日(火)
金浦漁港の各船主が安全と豊漁を願い、水揚げされた各船一番の寒鱈(大きいものは10kgを超える)を担いで町内を練り歩き、金浦神社に奉納する。神事の後は、たら汁販売も行われる。
●秋田県にかほ市:「環鳥海酒サミット2020」 令和2年1月18日(土)12:00~16:00
秋田県由利地域(由利本荘市、にかほ市)、山形県庄内地域(酒田市、遊佐町)の蔵元が揃う日本酒の利き酒イベント。秋田 県にかほ市観光拠点センター「にかほっと」にて開催。にかほ市象潟駅から無料のシャトルバスが運行する。
回数券1,000円(前売11枚・当日10枚)
日本海きらきら羽越観光圏のイベントはこちらで詳しくご紹介しています。
https://discoveruetsu.com/things-to-do/event/
山形県庄内地域の寒鱈まつりや寒ふぐについて紹介した下記の記事もどうぞご覧ください。
東京ウォーカープラス https://www.walkerplus.com/article/134294/
『ブサカワの外見ながら、美味で安い!! 庄内の絶品とらふぐを食べ尽くし!』
文=東野りか、水島彩恵
*記事中の料金表示は取材時点のもので、変更になっている場合がございます