日清食品のプレスリリース
日清食品株式会社 (社長:安藤 徳隆) は、「カップヌードル」を通して、地球と人の未来のためにすべきこと、できることに今すぐ取り組んでいく「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクトにおいて、”環境” と “社会” の課題に向き合う新たな取り組みを開始します。
これを受けて弊社は、即席麺の製造に使用するパーム油について、森林破壊防止および生物多様性保全、人権に配慮されて生産、加工された「RSPO認証パーム油」の調達を推進しています。2019年3月からは、滋賀県栗東市の関西工場において、即席麺業界としては国内で初めて「RSPO認証パーム油」の使用を開始しました。
今回、この取り組みを拡大し、2020年2月から「カップヌードル」を生産する国内の全工場で「RSPO認証パーム油」の使用を開始します。これにより、弊社はRSPOのサプライチェーン認証を取得し、「カップヌードル」のパッケージに「RSPO認証マーク」を使用することができます*1。
「カップヌードル」は、さまざまな課題に向き合いながら、すべきこと、できることを次々と実践していき、地球と人の未来を今この瞬間から1つずつ変えていきます。
*1 「カップヌードル」のレギュラーのみ。サイズ、フレーバー違いのバリエーション品は対象外。
「RSPO (持続可能なパーム油のための円卓会議)」とは
Roundtable on Sustainable Palm Oilの略。
パーム油生産企業、メーカー、小売、環境団体などにより2004年に設立された非営利の会員組織で、本部はマレーシア、クアラルンプールにあります。持続可能なパーム油の生産と利用を促進しており、現在4,000以上の団体が賛同し活動を推進しています。RSPOの認証を受けたアブラヤシ農園から生産されたパーム油と、認証を受けた事業者が流通、加工した製品にはRSPO認証マークを付けることができます。
「RSPO認証マーク」とは
RSPOが定める要求事項を満たしているとして、サプライチェーン認証を受けた企業は、「RSPO認証パーム油」を原料として利用した商品にRSPOのロゴマークを使用することができます。RSPOは、生産やサプライチェーンにおける管理方式の違いによって認証モデルを分類しており、「カップヌードル」はマスバランス方式*2で認証を取得しました。
*2 認証パーム油が流通過程で他の非認証パーム油と混合される認証モデル。物理的には非認証油も含んでいるが、その比率が最終利用段階まで厳密に記録されるため、購入した認証農園と認証パーム油の量は保証されます。
「カップヌードルDO IT NOW! プロジェクト」とは
[URL] https://www.cupnoodle.jp/doitnow/