生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 2019年の台風15号、19号、21号で被害にあわれた千葉県の立野園芸出荷組合へ支援金を届けました

生活クラブ生協連合会のプレスリリース

2019年9月と10月に上陸した台風15号、19号と台風21号による豪雨では、各地に大きな被害がありました。被害を受けられたすべての皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

生活クラブ連合会(本部:東京都新宿区、以下生活クラブ)は、組合員や施設、関連する各地の提携生産者に被害があったことから、被災地への物資支援を行うと同時に2019年10月~12月にかけて組合員から寄付を募りました。総額9,841万4,486円の寄付が寄せられ、2019年に発生した台風の被害にあわれた提携生産者に順次お届けする活動を行なっています。

2020年1月31日、生活クラブと提携する生産者の中でも被害規模の大きかった千葉県八街市の立野園芸出荷組合(以下、立野園芸)に、寄付金の中から復興に向けての支援金1,200万円を贈呈しました。

立野園芸は長ねぎや里芋、大根などの提携生産者として生活クラブと関係を築いてきた農産物の生産者です。栽培履歴の公開や化学合成農薬の削減など、生活クラブと一緒に持続可能な農業を推進するパートナーです。

9月から10月にかけて続け様に上陸した台風により、立野園芸の圃場では栽培用ビニールハウスや資材倉庫に被害があった他、畑が冠水しせっかく育てた農産物が腐って出荷できないという状況になりました。また、同時期に多くの場所で被害があったことから、修理に必要な資材の調達に時間を要し、復旧には今少し時間がかかる見通しです。

そのため、受けた被害からすると些少ではありますが、このたび立野園芸へ生活クラブから復興に向けた支援金として寄付を贈呈することとなりました。

立野園芸出荷組合の皆さんと(左から4番目:立野園芸出荷組合代表の吉野宏一さん、吉野さんの右隣:生活クラブ連合会常務理事渡部孝之)立野園芸出荷組合の皆さんと(左から4番目:立野園芸出荷組合代表の吉野宏一さん、吉野さんの右隣:生活クラブ連合会常務理事渡部孝之)

贈呈に際し、立野園芸の代表・吉野宏一さんから以下のコメントをいただきました。

「このたびは生活クラブ組合員みなさんに大きな支援をいただき、驚くとともに感謝の気持ちでいっぱいです。私達が一日も早く復旧して皆さんにおいしい野菜を届けることが、このたびのご支援に応えることだと思っています」

その他、九州エリアを中心とする生協事業連のグリーンコープ共同体や、生活クラブと関連する団体からも寄付をいただき、集まった寄付金は総額9,841万4,486円(1月24日現在)。下記の通り活用します。

  ①被災地の生活クラブと関連団体等への支援

  ②被災された生活クラブ提携生産者へのお見舞い

  ③被災地支援に関わるその他の活動費用

  ④日本生協連、日本赤十字社等への義援金

  なかでも②の提携生産者の被害は、農地のほか、漁業や畜産、酪農業の関連設備への被害が大きく、持続的な生産に大きな影響を及ぼしています。被害を受けた生産者の方々が一日でも早く復旧し、これまで通りの生産が継続できるようになることを願い、提携生産者へ贈呈していきます。

  生活クラブ連合会では生産者の復興に寄り添い、今後も安定的に生産物を利用し続けることで生産を支えていきます。

■生活クラブについて

生活クラブは生協の中のひとつです。 今から約50年前、 「まとめ買いして安く分け合おう」と、 200人あまりのお母さんたちが集まって牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。 今日の生活クラブでも、 既存の商品を購入するのではなく、 自分達の生活に必要な品物を、 自分たちが開発過程にかかわりながら生産者とともに、 納得いくものをつくるという、 徹底したものづくりの姿勢でとりくんでいます。

生活することは、 消費することです。 ”なにを””どのように”消費するか、 という選択は、 そのまま、 「どんな未来にしたいか」「次の世代へ何を手渡したいか」へとつながっていきます。

私たちは、 自然と共生し、 食べ物(Food)、 エネルギー(Energy)、 福祉(Care)をできるかぎり自給・循環させる「サステイナブル(持続可能)な生き方」を選びます。 いま生きるいのちと次世代のいのちを、 おなじように大切に考えて、 すべての活動を行います。

 URL: https://seikatsuclub.coop/
生活クラブ申し込みURL: https://welcome-seikatsuclub.coop/

■生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 「THE RIGHT LIVELIHOOD AWARD(ライト・ライブリフッド)名誉賞」受賞
(※“もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる)
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」受賞

<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパンの「トゥルーフード特別賞」
2007年 Rびんの活動(びん再使用ネットワーク)が環境大臣賞
2009年 「Food Action Nippon アウォード2009」優秀賞受賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
(国産消費材の供給で145億キロカロリーの自給を高めたことによる)
2013年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏・近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏・近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰
2018年 第6回環境省グッドライフアワード 優秀賞(NPO・任意団体部門)
2020年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位

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