菓子メーカー、地震や豪雨で苦戦も総売上高は増加 ― 国内菓子メーカー512社の経営実態調査

TDBのプレスリリース

今年も2月14日のバレンタインデーに向けて、菓子メーカー各社は一大商戦を繰り広げている。近年、訪日外国人旅行者の増加によるインバウンド需要などを背景に菓子の売上高は増加しており好調だ。だが、その一方で受注や顧客獲得を巡って競争は激しくなっている。

<調査結果(要旨)>

1.国内菓子メーカー512社のうち2016年度~2018年度の売上高が判明した506社の総売上高をみると、2018年度は4兆3480億9700万円となり、2017年度(4兆2587億4700万円)比で893億5000万円の増加(2.1%増)となった

2.2018年度の売上高の増減が判明した504社(変則決算を除く)の増減収の比率をみると、2017年度比で「増収」となった企業は49.0%(247社)、「減収」となった企業は41.3%(208社)

3.2018年度の売上高の増減が判明した504社のうち、増収企業の構成比を項目別にみると、主力商品別では「アイスクリーム」が57.5%(23社)、地域別では「関東」が55.8%(87社)、業歴別では「10年未満」が63.6%(7社)でトップ

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