RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟

カルビー株式会社のプレスリリース

カルビー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:伊藤 秀二)は、環境への影響に配慮したパーム油の生産と利用を促進する非営利組織「RSPO」(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟しました。加盟は2020年1月14日付。

RSPO(※1)は、パーム油の生産と利用における、森林の保護、生物多様性の保全や経済、労働者の人権等への配慮について、会員企業の自発的な活動を促進する非営利の会員組織です。

パーム油は、アブラヤシの果実から採れる油の総称で、食用油のほかマーガリン、ショートニング、石鹸の原料用として、世界で最も生産されている植物油です。当社でも主として、商品生産におけるフライ工程で使用しています。近年、パーム油の生産地では、農場開発における熱帯雨林の伐採や労働者の人権問題、泥炭地帯のCO2排出等、様々な問題が指摘されています。

当社は、これまでも、「カルビーグループCSR調達ポリシー」(※2)の考えのもと、パーム油のサステナブルな調達に取り組んでまいりましたが、これらの問題の解決と持続可能なパーム油の生産、利用促進に更に寄与すべく、RSPOに加盟致しました。今後も、当社は持続可能なパーム油への取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※1 RSPO:持続可能なパーム油のための円卓会議。(Roundtable on Sustainable Palm Oil)の略称。WWF(世界自然保護基金)とパーム油産業に関わるステークホルダー(メーカー、小売、環境団体など)によって設立された非営利の会員組織

※2 カルビーグループCSR調達ポリシー:サプライヤーと密に連携するため、法令・社会規範の遵守や、人権・労働・環境への配慮、品質・安全性の確保、情報セキュリティへの取り組みついて定められた方針

【カルビー株式会社について】
カルビーグループは、「私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します。」を企業理念としています。企業活動を通してこの理念を実践し、社会へ貢献することがグループの使命です。

そして、2019年4月、「長期ビジョン(2030ビジョン)」と長期ビジョンの実現に向けた「次世代に続く成長への変革と挑戦」を基本方針とした「中期経営計画(2020年3月期~2024年3月期)」を策定しました。この基本方針の下、当社グループの持続的成長と持続可能な社会の実現を目指し、地球、地域、社会、経済など企業を取り巻く中長期視点での環境の変化と課題を捉え、社会(ステークホルダー)との共創により新たな価値を創造する「サステナブル経営」の実践により、当社グループの企業価値の向上へとつなげていきます。
https://www.calbee.co.jp/ir/management/vision/

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