京都大学名誉教授らによる「食品事故等の際に備える2日間の講習」を実施

京大オリジナル株式会社のプレスリリース

近年、日本、欧州やアメリカなどで、生肉や野菜、浅漬けなど加工品の食中毒菌汚染により、死者を含む被害者をだす例が続いています。このような事故の際にトレーサビリティは大きな機能を発揮します。健康への影響の広がりを食い止めるには、迅速な回収、汚染源の特定が必須であり、そのための確実な食品の追跡・遡及が求められます。回収が必要になるケースは身近に発生しています。

本講習会では、食品トレーサビリティの原理、ユビキタスの考え方、食品衛生管理の講義とともに、ケースメソッドにより、トレーサビリティの実施計画書をつくる実践的な演習を行います。また、食品事業者のトレーサビリティ導入や従業員のトレーニングの事例も講義します。以上により、食品トレーサビリティの仕組みをつくる能力、初級程度の研修会の講師を務める知識が獲得できるようにします。

日程:2018年9月13日(木)9時50分~18時00分
   2018年9月14日(金)9時00分〜17時30分
会場:京都大学 国際科学イノベーション棟5階   
対象:食品関連企業の品質管理・品質保証担当者、地方自治体・農協の食品安全対策担当者、農林水産省・農政局職員、団体・協会の職員、農業経営者、研究者、学生など
受講料: 全カリキュラム 30,000円(消費税込)
詳細・申込URL:http://www.kyodai-original.co.jp/?p=343

内容:
1日目 講師 立命館大学教授(京都大学名誉教授)新山陽子、東洋大学教授(東京大学名誉教授)坂村健、同志社大学助教 鬼頭弥生、伊藤ハム(株)田代俊文、(一社)食品需要研究センター 山本祥平、酒井純(敬称略)
2日目 演習 トレーサビリティシステム実施計画の作成

【京大オリジナル株式会社について】
京大オリジナル株式会社は、コンサルティング事業、研修・講習事業を実施する京都大学の事業子会社(100%出資)として、平成30年6月1日に設立。研究者と産業界・社会の間に立ち、プロデューサー、コーディネーター等の役割を果たすことて、京都大学の産学連携をより促進することがミッション。
今年度は主催を京都大学大学院農学研究科から当社と講師団を中心とする食品トレーサビリティ研究会に移管して本研修会を実施。

本件に関するリーフレット:https://prtimes.jp/a/?f=d36466-20180806-8607.pdf

 

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