ClipLine株式会社のプレスリリース
■開催趣旨
従来のポジションや組織能力が陳腐化するスピードが速まるなかで、持続的な成長を実現するために重要なことの一つに、「業績が落ちかけてもすぐに新しい対応策を打って業績を回復できる力」(ダイナミック・ケイパビリティ)があると言われています。特に、トップマネジメントには、ここ数カ月で活用が進んでいるデジタル技術をビジネスモデルやオペレーションの中に組み込むデジタルシフトへの理解と取り組みが求められます。本セミナーでは、イノベーションを導く最先端の経営理論と、実際にデジタルを活用し組織変革に挑戦し、企業変革に取り組む経営者のエピソードを交え、困難な時代に飛躍するヒントをご提供いたします。
■登壇者紹介
基調講演:『イノベーションを生む組織~デジタル時代のヒューマナイジング・ストラテジー~』
一橋大学名誉教授、日本学士院会員 野中 郁次郎 氏
目まぐるしく変化するビジネス環境において、イノベーションを起こす組織であり続けるための軸となる、人間を中心に据えたヒューマナイジング・ストラテジー。共感をベースにした、集合的な価値づくり、意味づくりのダイナミックなプロセスである、ヒューマナイジング・ストラテジーの要諦について、野中郁次郎氏に講演いただきます。
主催者講演:
『サービス業のデジタルシフト~マネジメントのデジタル化がもたらす新しい競争優位性と組織の作り方~』
ClipLine株式会社 取締役COO 金海 憲男
人の手による付加価値が高いサービス業・店舗ビジネスにおいて、どのようにデジタルを活用するとよいのか。短期的目線である「コロナ対策」と、中長期的な「競争優位性の築き方・組織能力の拡張の仕方」をテーマに、サービス業に求められる構造的課題を解決するデジタルシフトについて論じます。
キーセッション:
『ヴィア・ホールディングス、再生と危機を乗り越えるマネジメント変革~NPS/顧客ロイヤリティ改善・コスト構造最適化・新型コロナウイルス対策を加速させるデジタルシフト~』
株式会社ヴィア・ホールディングス 取締役兼常務執行役員
株式会社フードリーム代表取締役社長兼パステルカンパニー代表 今井 将和 氏
モデレータ:ClipLine株式会社 代表取締役社長 高橋 勇人
居酒屋・レストランを運営する外食企業ヴィア・ホールディングス。上場以来維持していた好業績が、顧客の嗜好多様化、競合との競争激化、人手不足などにより2018年以降減速。2019年より既存店売上成長率とコスト削減による営業利益率改善を目標に急速な事業立て直しに取り組み、現在業績が向上中。ClipLineの全店活用も変革を支える一つとなっています。新型コロナ対策や、本社部門の働き方改革にも取り組まれ、変革真っ只中の同社副社長今井氏に、同社の変革と危機対応について伺います。
事例講演:
『先進企業における組織変革の実践~ドラッグストア・食品スーパーの事例にみる″小売業の差別化”の根幹を支えるデジタル活用~』
ClipLineを導入いただき、組織変革を進める企業様より、導入エピソードを伺います。導入前の背
景、期待した効果、導入した結果として起きた組織の変化についてお話しいただきます。
株式会社アインホールディングス 執行役員 物販運営統括本部長、
株式会社アインファーマシーズ 取締役 物販事業部長 石川 香織 氏
調剤薬局国内最大手のアイングループが運営するコスメ&ドラッグストアAINZ& TULPE(アインズ&トルペ)。「女性が1時間楽しめるお店」をコンセプトに差別化を図り、顧客からの支持を集めています。コスメ&ドラッグ事業を統括する石川氏に、激変する業界で勝ち残る戦略とオペレーションについて伺います。
株式会社オオゼキ 人財開発室 室長 青木 慎一 氏
コンビニやドラッグストアなど他業態との競争も激化している食品スーパー市場において、東京を中心に展開するオオゼキ社では、正社員比率を高め、地域のお客様に愛され、固定客・ファンの獲得を実現しています。店舗オペレーションや業務品質をさらに高めるべく取り組み始めたデジタル活用について、青木氏に伺います。
特別講演:
『危機管理の時代に世界標準の経営理論で考える、イノベーション・デジタルトランスフォーメーション』
早稲田大学大学院 経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール教授 入山 章栄 氏
昨年末に発売されたベストセラー書籍『世界標準の経営理論』の著者であり、『ワールドビジネスサテライト』のコメンテーターや、最新のイノベーション理論の書籍『両利きの経営』の翻訳も手掛けられた入山先生に、今求められるデジタル変革やイノベーションを導く最新の経営理論をご紹介いただきます。
■開催概要
日時:2020年5月21日(木)13:00~17:55
参加料:無料
定員:500名 ※回線の関係上、応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
対象者:経営者、役員、営業統括、営業推進、店舗統括、人事部門、教育研修責任者の方など
申し込み:下記リンクよりお申込みいただけます。
https://clipline.com/lp/seminar20200521.html
■「ClipLine」について
ClipLineはサービス産業の生産性を双方向動画で改善し、OJT改革へ導くサービスです。OJTを1対1ではなく、1対多人数へ拡張し、24時間いつでもどこでも新人がひとりでトレーニングできる環境を構築し、指導者の拘束時間を削減します。
一橋大学の野中郁次郎名誉教授が提唱した「SECIモデル」を基本概念として開発され、現場のベストプラクティス(暗黙知)を形式知として全店舗に水平展開することが可能です。この仕組みは「映像音声クリップを利用した自律的学習システム」として特許を取得しています(特許第6140375号)。
2014年10月にサービスを開始し、吉野家、日本ケンタッキー・フライドチキン、高島屋といった外食・小売企業の導入から始まり、現在では介護福祉・薬局・ヘルスケアなど幅広い分野で活用されるようになりました。財務効果実績として、基礎教育の均質化による顧客満足度向上を反映した売り上げアップ、離職率を3分の1に削減、新人教育の時間短縮などがあります。
2020年3月末現在、約8,500店舗、18万人以上に利用されています。
サービス紹介動画: https://youtu.be/OC1OnLfozqU
■ClipLineのミッション
「できる」をふやす
■ClipLine株式会社について
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設立 :2013年7月11日
所在地 :〒108-0014 東京都港区芝4-13-3 PMO田町東5F
資本金 :1億円(2019年8月末日時点)
主要株主:経営陣、インキュベイトファンド、株式会社INCJ(旧:株式会社産業革新機構)、株式会社アニヴェルセルHOLDINGS、キャナルベンチャーズ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社 他
企業URL:https://corp.clipline.com/
事業内容:「ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
■本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社
担当:井上
TEL:03-6809-3305 Email: pr@clipline.jp