ふるさと納税を通じた農業支援を強化。地域おこし協力隊のクリエイティブスタジオが地域住民に向けた広報活動をスタート

こゆ財団のプレスリリース

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は2020年5月1日より、ふるさと納税を通じた農業支援を目的として、オフィスにタペストリーの掲示を始めました。
これは、こゆ財団がプロデュースする「こゆデザインスタジオ」(新富町富田東1-47 新富アグリバレー内)のブランド推進室長・中山雄太(地域おこし協力隊)がデザイン・制作したものです。
現在、新型コロナウイルスによる外出自粛や飲食サービスの制限により、新富町では飲食事業者のみならず生産者も大きな打撃を受けています。こゆ財団は地域おこし協力隊と連携し、写真や動画などクリエイティブやデザインの力を活用してふるさと納税を通じた農業支援を強化。地域の産業を守ります。

制作したタペストリー2種。ふるさと納税を通じた農業支援の一環として、クリエイティブの力を最大限に活用していく。制作したタペストリー2種。ふるさと納税を通じた農業支援の一環として、クリエイティブの力を最大限に活用していく。

■特徴:「ふるさと納税」「農業支援」の2軸に絞り、農業の町のイメージ定着
今回制作したタペストリーは、「ふるさと納税」と「農業支援」の2種類です。

◎ふるさと納税:町の新たな特産品・国産ライチの写真を使用
※「新富ライチ」とは?→https://lychee.link/about-2/
◎農業支援:町で盛んなキュウリの施設園芸(ビニルハウス)栽培の写真を使用

ビジュアルには、ともに町内の農業シーンを切り取ったものを使用しました。こゆ財団オフィスのショーウインドー内に掲示し、通行する町民、登下校中の子どもたちが目を止めています。このタペストリーを通じて、町の主幹産業は農業であり、ふるさと納税制度で地域経済に貢献していることを表現しています。

今回のタペストリー制作はこゆ財団の活動認知や農業支援に加えて、こゆデザインスタジオのクリエイティブなスキルを生かした地域活性化を目指した取り組みの1つでもあります。

<こゆデザインスタジオ 概要>
所在:宮崎県児湯郡新富町富田東1-47 新富アグリバレー内
機能:写真及び動画撮影、ブランディング、ディレクション、コミュニケーションデザインなど
窓口:中山雄太(ブランド推進室室長・新富町地域おこし協力隊)
https://koyu.design

■背景:農業の高齢化・担い手不足に加えて新型コロナで生産者も痛手

農業や畜産業が主幹となる宮崎県新富町。農家の高齢化や担い手不足は慢性的な課題としてありましたが、そこに新型コロナウィルスの影響で飲食店への供給が激減し、生産者は大きな痛手を受けています。
こゆ財団は、町内飲食店に対しては、独自にテイクアウト情報をまとめて発信するなど支援策を講じてきました。しかし、ふるさと納税事業で生産者と直接接するなか、生産者への支援も待ったなしの状況であると判断。ふるさと納税に力を入れ、その活動を後押しするため地域住民へのPR活動をスタートしました。
 

毎月第3日曜日に開催する「こゆ朝市」にて、地元の小学生たちが栽培したほうれん草を販売した。子どもたちは自ら考え、体験し、農業の魅力を感じていたようだ(撮影:中山雄太)毎月第3日曜日に開催する「こゆ朝市」にて、地元の小学生たちが栽培したほうれん草を販売した。子どもたちは自ら考え、体験し、農業の魅力を感じていたようだ(撮影:中山雄太)

 

また、日本農業新聞によると、コロナ禍を契機にインターネットを通じたオンラインによる移住フェアやセミナーの開催、就農希望者の相談窓口設置といった動きが各地で広がっています。地方の価値が見直され、注目を集める時代が今まさに来ようとしています。

こゆデザインスタジオの中山は、2019年に新富町に移住してきた1人。新富町を知り魅力を発見するたびに、撮影した写真や動画とコメントを継続的にSNSで発信しています。新富町の農家や生産物、それを取り囲む人間模様を内外へ発信することで、新富町のファンを増やしてふるさと納税や農業支援につながればと活動しています。

■今後の展望:様々な手法でクリエイティブ発信。農業の魅力を伝え、生産者支援に注力
地域住民が町への愛着にあふれ、誇れる地域づくりへのサポートとして、今後は写真や映像といったクリエイティブやデザインの力で人と地域をつないでいきます。特に農業においては、普段触れることのない生産者の思いやストーリーにスポットを当て、オンライン・オフラインを問わず発信していきます。
そうすることで地域の魅力を最大化し、持続可能な地域の未来を一緒につくっていきたいと考えています。

<今後の活動(案)>
□町の玄関口・日向新富駅にて「新富の農家さん写真展」開催
□新富町の農業を題材にした「しんとみフォトカレンダー」制作
□町内の小・中学生対象ワークショップ「しんとみアート」開催と展示
 

野菜や果物など生産物に込めた農家の思いは熱い。農場の今、農家の心をも切り取る1枚は消費者にも伝わるものがある(撮影:中山雄太)野菜や果物など生産物に込めた農家の思いは熱い。農場の今、農家の心をも切り取る1枚は消費者にも伝わるものがある(撮影:中山雄太)

 

 

 

 

<一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)>

2017年4月に、持続可能な地域の実現を目指して宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資しています。ふるさと納税運営業務では、2017年から2019年までの2年間で4億円から19億円まで伸ばすことに成功しました。

*メディア掲載事例
日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/月刊事業構想/月刊ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか

▶︎こゆ財団ウェブサイト https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団Facebookページ https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎新富町ふるさと納税ページ(ふるさとチョイス)https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
▶︎新富町ふるさと納税ページ(楽天)https://www.rakuten.ne.jp/gold/f454028-shintomi/
▶︎新富町ふるさと納税ページ(さとふる)https://www.satofull.jp/town-shintomi-miyazaki/
▶︎新富町観光情報サイト https://koyu.media/
▶︎スマート農業推進協会 https://smart-agri.co/
 

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