GOOD COFFEE FARMS株式会社のプレスリリース
GOOD COFFEE FARMS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:ラミレス・メレンデス・カルロス・ロベルト、以下GOOD COFFEE FARMS)は、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にてグアテマラの家族経営の小規模農家と共に生産したスペシャルティコーヒーのクラウドファンディングプロジェクトを開始したことをお知らせいたします。
MakuakeプロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/goodcoffeefarms/
<真にサスティナブルなコーヒー生産の仕組みを作るGOOD COFFEE FARMSについて>
GOOD COFFEE FARMSは、グアテマラ出身のラミレス・メレンデス・カルロス・ロベルトが立ち上げたコーヒー生産団体です。小規模なコーヒー農家が一気通貫でコーヒー豆の精製を行えるシステム・機材、そして生産のノウハウを提供しています。
▽小規模農家が自分でコーヒー豆の精製を行えるシステムの提供
世界の小規模なコーヒー農家においては、精製に必要な設備資金もノウハウもなく精製処理をすることができず、そのためコーヒーチェリーの実のままで販売するしかなく、低価格で取り引きされるため彼らが儲からない構造になってしまっています。
そこでGOOD COFFEE FARMSは美味しいコーヒーの未来を担う小規模コーヒー農家に、収穫後の精製処理を行えるように、自転車の動力を利用した脱穀機(ドライ・バイシクル・パルピング・システム)を開発し、小規模農家が電気も燃料も水も使わずに精製できるようにしました。
この脱穀機では水を使用しないので、コーヒーチェリーの糖分が水で流されず、通常より長い時間糖分が豆に吸収されます。その結果、コーヒーチェリー本来の甘みを感じることができるフルーティーなコーヒーに仕上がります。
▽コーヒー豆のトレーサビリティーの確保
各農家が収穫した豆をバイヤーが1つに纏めてしまう場合がよくあり、いつだれがどこでどの様に生産したのかという製品追跡(トレーサビリティ)は出来ていない場合がよくあります。これでは、コーヒー豆のクオリティを確保することが出来ず、結果的に美味しくない豆が流通してしまいます。
そこでコーヒー農家と連携してすべてのプロセスをGOOD COFFEE FARMSを一気通貫で管理を行うことで、いつ誰がどこで何をしたかの今まで出来なかったトレーサビリティー(コーヒー豆の追跡)を実現し、各農家の品質向上に取り組んでいます。
農家一人一人の生産の知識習得や経験は、美味しいコーヒーの未来に繋がります。それぞれが自立し高品質なコーヒー生産が出来、彼らがしっかりと収益を得られれば、真のサスティナブルな(継続可能な)ビジネスの仕組みとして成り立ちます。
結果的にGOOD COFFEE FARMSは、今までのコーヒーの概念が変わるほど多種多様なフルーツを思わせる風味、そしていつまでも口の中に続く余韻が特徴のコーヒーを生み出すことに成功しています。
このコーヒーは、9月末以降、Makuakeで応援購入したサポーターへいち早く届けられる予定です。
<GOOD COFFEE FARMSの生産するスペシャルティコーヒーについて>
スペシャルティコーヒーとは、総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底しているコーヒー豆で、カッピング (試飲)評価シートに基づいたスコアが80点以上のコーヒー豆を言います。
GOOD COFFEE FARMSの生産するコーヒーは全てスペシャルティコーヒーで、今までのコーヒーの概念が変わるほど多種多様なフルーツを思わせる風味、そしていつまでも口の中に続く余韻が楽しめます。
▽GOOD COFFEE FARMSの提供するコーヒー豆の3つの精製プロセスの違いについて
●DRY WASHED / ドライ ウォッシュド
オレンジやマスカット、青リンゴのようなクリーンで甘味のある柑橘系コーヒー
コーヒーチェリーの皮を脱穀した後、豆のまわりについているミューシレージ(糖分)と呼ばれるぬめりを発酵させて取り除きます。(品種や収穫した時の豆の状態で異なりますが約36〜40時間発酵)その後、日本式のビニールハウスを現地で採用した清潔な環境で、温度と湿度の管理しながら37℃前後を保ちながら約7日〜15日間乾燥させ、豆の水分値を約12%までにします。
●HONEY PROCESS / ハニー プロセス
バナナや蜂蜜、キャラメルのような甘い香りと優しい甘さのコーヒー
DRY WASHEDとの違いはコーヒーチェリーの皮を脱穀した後は発酵させず、ミューシレージ(糖分)をわざと残したまま乾燥させます。太陽の光や陰で色や味わいが大きく変わるため、数時間ごとの微調整をしながら約10日〜15日間乾燥させます。出来上がりは本当のキャラメルがコーティングされたような質感と色合いです。
●NATURAL PROCESS / ナチュラル プロセス
ブルーベリーやストロベリー、芳醇なワインのようなフルーティーなコーヒー
脱穀せずに、コーヒーチェリーのままを乾燥させます。コーヒーチェリー本来の美味しさを楽しめる一方で、美味しい豆でなければ結果も伴わないコーヒーとも言えます。私たちは全てのコーヒーチェリーの糖度を確認しながら熟した豆だけを手積みします。収穫後はお米を洗う要領でチェリーを洗いますが、これは一般的な精製では行われていない工程です。泥や汚れを洗い落とすことで臭みのないクリーンなコーヒーに仕上がります。約13〜30日間熟成乾燥することで完熟したコーヒーチェリー本来の美味しさをダイレクトに感じられるコーヒーです。
▽代表のラミレス・メレンデス・カルロス・ロベルトについて
グアテマラ出身。2011年に日本でRKコーポレーション株式会社を設立しコーヒーブランドを立ち上げました。最初は他の会社から生豆を仕入れていましたが、トレサビリティのない生産や流通、何より大変になっている小規模農家が沢山いる現実を知り、2016年にグアテマラに戻りバイシクル・パルピング開発をスタート。
自転車を使用した独自の精製処理が現地で噂になり、小規模農家から参加したいという声が集まるようになり、精製処理をしたことのない農家にノウハウを教え、一緒に生産を行うGOOD COFFEE FARMSを2017年立ち上げ。
<卸先のお客様ロースター/焙煎士の方のインタビュー>(※内容を一部抜粋)
▽Kurasu Kyoto (京都) 大槻 洋三 様
「他の仕入れ先からは得ることができなかった、多種多様の品種・精製方法の生豆を通して今までのグアテマラのコーヒー生産の見方が変わりました。
GOOD COFFEE FARMSやカルロスさんを通じて知ることができる地域、農園、取り組みなどの情報を通して、私たちロースターだけではなく、お客様もグアテマラのコーヒー栽培を身近に感じていただけるきっかけになっていると感じます。これからもGOOD COFFEE FARMSさんの品質の高いコーヒーを使わせていただくと同時に、一緒に産地、生産者とコーヒー飲んでいただくお客様を近づける取り組みを共に協力させていただきたいです。」
▽AND COFFEE ROASTERS (熊本) 山根 洋輔 様
「GOOD COFFEE FARMSのコーヒー生豆は2019年ロットからお取り扱いさせていただいていますが、2020年産もさらに高品質なコーヒーに仕上がっていました。
トレーサビリティ(追跡可能な状態)という言葉をよく耳にするようになりましたが、私の経験ではトレーサビリティのしっかりとしたコーヒーと美味しさは比例します。
GCFは他のどんなインポーター、エクスポーターよりも詳細で、ここまでの追跡可能な情報を目にしたことはありません。」
▽ALL SEASONS COFFEE (東京) 大槻佑二 様
「カルロスとは2019年に私が携わっているGOOD COFFEEのTokyo Coffee Festivalで出会いました。その後THE LOCALでも提供したこともあります。農園の様子や情報を動画などでも公開していて、丁寧に作っている様子が味に反映されているのが分かります。甘くてクリーンな印象はお客様からもとても評判がいいです!」
▽BASKING COFFEE (福岡) 榎原圭太 様
「私のお店では2019年のNo.4ロットを使用しておりお客様からも好評です。
先日頂いた2020年のロットも早速試飲しましたが、どれもスイートが素晴らしく余韻が長く続きます。(農園視察に行きたかったのですが今年は出来ず残念です。)
GCFのコーヒーは全体的にクリーンカップが高く、ドライウォッシュドという水を使わない製法もとても面白いと思います。」
会社名 :GOOD COFFEE FARMS株式会社(https://www.goodcoffeefarms.com/)
代表者 :代表取締役 ラミレス・メレンデス・カルロス・ロベルト
所在地 :東京都中央区八重洲2-6-21三徳八重洲ビル10階
Makuake :https://www.makuake.com/project/goodcoffeefarms/