「風味人間」シーズン2 日本料理が頻繁に取り上げられる 総監督陳暁卿「美食は最高の親善大使だ」

DOClabs Beijing Media Technology Co., Ltd.のプレスリリース

 テンセントビデオがプロデュース、稲来伝媒(DOClabs Beijng)、テンセント・ピクチャーズが共同制作した美食探査ドキュメンタリー「風味人間」のシーズン2が現在世界各国で放送され、豆瓣網(中国版IMDB)での採点は9.3を記録しました。今回稲来ドキュメンタリーラボは五大陸、300種類以上を超える美食と地理や人文、生活スタイルの異なる場合における絶妙な繋がりを撮影できました。

現在、「風味人間」のシーズン2はマレーシア、韓国など多くの国でオンエアされており、日本、イタリア、フランスなど10カ国の在中国大使館や観光局もSNSでドキュメンタリー番組への支持を表明しています。

「風味人間」の陳暁卿総監督は「美食は最高の親善大使だ」と話しています。美食は人々にお互いの違いを忘れさせ、食べ物だけでお互いの心を通わせることができます。すでに放送された番組では、独特の風味を持つ日本料理が4回も登場しています。ズワイガニ、わさび、アンコウ肝と焼き鳥を通じて、日本料理の繊細さと食材本来の味を引き出す所を世界に向けてアピールしました。

美食に対する態度は1杯の蟹から現れます。「風味人間」は控えめのカットでズワイガニの誕生過程を描写しました。カニの解体から再度の合体まで、複雑だった蟹があっさりとシンプルになって、料理人のきめ細かな忍耐力と完璧なナイフ捌きを表現します。ソースの章では、静岡産のわさびが登場しました。その場で茎をすりおろすと、絶妙な風味が醸し出してきます。その優しくて、細やかな刺激は、一般市販される普通のわさびでは比類できません。新鮮な生魚に辛甘いソースを加え、そのおいしさと旨味が初めて引き出されます。

「風味人間」はそれぞれの章で日本各地の料理を取り上げています。風間浦のアンコウ肝の最も一般的な料理法は、日本酒でその生臭みを取り除いてからそのまま蒸して食べることです。海底のフォアグラとも言われるこの食材は、日本の料理人たちが創作料理でよく使われています。アンコウ肝とは違い、東京の街でよく見かける焼き鳥は、家庭料理の風味を持ちますが、料理人の工夫も凝らされています。東京の焼き鳥屋を運営する池川義輝さんは、鶏を分解して数十種類の食べ方を生み出すことができます。鳥のヒモとキンカンを串刺しにして焼くちょうちん、簡単に焼くだけで食べられる砂肝や鶏レバーは、日本の町中で一番人気のある食べ物の一つとなっています。

中国の最も専門的なドキュメンタリーチームの一つとして、「風味人間」の陳暁卿総監督とその稲来ドキュメンタリーチームは高評価のドキュメンタリー作品を数多く生み出してきました。今年2月に放送された「沸腾吧火锅(沸騰せよ、火鍋)」は視聴者から高い評価を受けています。そのチームは国際的なチームとの共同制作を試みています。日本のNHKと共同制作した「纪实72小时(ドキュメント72時間)」の中国版は、日中両国で広く注目されました。

インタビューで陳暁卿さんは、「我々はある意識と責任を持たなければならない。それは地球の変化、消えかけているものと人類共同の文明を記録することだ」とドキュメンタリーを通じて世界中の人々の美食に関する知恵を発信し、その文化と信念を受け継ぎたいと述べました。稲来ドキュメンタリーチームはまさにこのような使命感を懐きながら制作をしています。将来は国際ドキュメンタリーの制作交流イベントに多く参加する予定です。

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