株式会社 村上農園のプレスリリース
株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)は、主力商品「ブロッコリー スーパースプラウト」に含まれる有用成分「スルフォラファン」(SGS※)を、長年の研究によって発売当初と比べ約1.7倍に増加させることに成功。このたびパッケージに成分含有量を記載することにしました。この新パッケージは、6月より順次出荷いたします。
パッケージにはブロッコリー スーパースプラウト1パック(50g)の含有量(214mg)で表記
村上農園の「ブロッコリー スーパースプラウト」は、米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部で開発された高成分野菜。国内では、同大学と独占ライセンス契約を結んだ当社だけが生産しています。有用成分「スルフォラファン」を高濃度に含んでいることが特長で、発売当初から、258mg/100gという非常に高い含有量でしたが、その後の研究により、428mg/100gへと高めることに成功しました。
また近年、健康志向の高まりから、野菜の栄養素やその含有量への関心が増しています。そこで、スルフォラファン含有量をパッケージに記載し、お客さまの選択の目安にしていただきたいと考えています。
※ SGSはスルフォラファングルコシノレート(前駆体)。本件のスルフォラファン含有量はSGS含有量を指します。
スルフォラファン含有量の向上と安定化への取り組み
① スルフォラファンを高濃度に含む専用種子を使用
製品に含まれるスルフォラファン量は、原料種子の成分濃度に左右されます。そこで村上農園は、20年前から品種改良に着手し、その濃度を年々高めてきました。現在使用中の種子は、その第4世代(G4)にあたり、一般的なブロッコリーの種子に比べ濃度が格段に高いことが特長です。この原料種子は、当社専用契約圃場で生産され、将来の需要増に対応した種子量を確保しています。
② 高い栽培技術力で成分含有量の安定化を図る
野菜の成分量は環境や栽培方法によっても変動します。村上農園では、ブロッコリー スーパースプラウトを、光、温度、水などの育成環境を徹底管理した最新鋭の植物工場で栽培するとともに、スルフォラファンが常に安定的に含まれるよう科学的なデータにもとづいた栽培方法を確立しています。
③ 定期的に製品のスルフォラファン含有量をダブルチェック
製品にスルフォラファンが高濃度に含まれているかどうかは、見た目で判断できません。そこで村上農園では、自社のスルフォラファン研究所とアメリカの検査機関(BPP社)にて、定期的に製品の成分含有量をダブルチェックしています。
ブロッコリー スーパースプラウトを生産する植物工場
スルフォラファン研究所
商品概要
商品名: ブロッコリー スーパースプラウト
内容量: レギュラーパック(50g)、ミニカップ(20g)
スルフォラファン(SGS)含有量: 428mg/100g(レギュラーパック214mg、ミニカップ86mg)
パッケージ切り替え時期: 2020年6月より順次
村上農園 会社概要
設立: 1978年1月
代表者: 代表取締役社長 村上清貴
売上: 107億1,900万円(2019年12月期)
事業内容: スプラウト、豆苗(とうみょう)、かいわれ大根など発芽野菜と高成分野菜の生産・販売
事業所: 本社・研究開発部(広島)、生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)、営業所(東京、名古屋、大阪、広島)
関連会社: 株式会社沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
ウェブサイト: https://www.murakamifarm.com