「キユーピーみらいたまご財団」が新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急助成事業の募集を開始。子ども食堂などの食支援活動を拡充。

キユーピー株式会社のプレスリリース

公益財団法人 キユーピーみらいたまご財団(所在地:東京都渋谷区、理事長:三宅峰三郎)は、新型コロナウイルス感染症の影響で生活困窮となっている子どもたちへの食材提供、弁当配布などの食支援活動に対して、総額1,000万円の緊急助成を行います。対象の助成団体は、全国食支援活動協力会(以下、MOW)※1を通した推薦枠のほかに、全国の活動団体から直接申請を受ける公募枠を設けました。公募枠は、6月1日から財団ホームページ※2で募集を開始します。
※1:1986年に設立した会食・配食・食育など“食”で支えあう活動の連絡会です。助成団体の選考や子ども食堂のサポートなど、キユーピーみらいたまご財団の業務に関わっています。
※2:財団ホームページ http://www.kewpiemiraitamagozaidan.or.jp/

キユーピーは、「食」に関わる社会課題の解決に貢献するため、2017年4月にキユーピーみらいたまご財団を設立しました(設立当初は一般財団法人、2019 年4月に公益財団法人に移行、現在に至る)。食育活動や子どもの貧困対策などに取り組む団体への寄付を中心とした活動を行っています。

新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの子ども食堂は休業を余儀なくされています。中には、手作り弁当などの提供をしながらどうにか活動を続けている団体もありますが、学校の臨時休校に伴い提供する食事の頻度や数量が非常に増え、運営団体の負担は大きくなっています。そこで、キユーピーみらいたまご財団では、子ども食堂に対して調味料や米などの食材を提供してきました。さらに緊急対策として、食支援活動に対し、キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:長南 収)からの新たな寄付を含め総額1,000万円を助成します。
助成事業は、緊急対応のための推薦枠と、広く支援を実施するための公募枠を設けます。推薦枠では、MOWを通して全国のこども食堂サポートセンターが推薦する39団体へ、5月末に助成金を寄付しました。公募枠では、6月1日(月)から6月20日(土)※3に財団ホームページで助成団体を募集し、選考のうえ、7月10日(金)までに助成金の振り込みを実施する予定です。
※3:郵送の申請期間は、6月1日(月)から6月17日(水)(消印有効)です。

緊急助成事業の公募枠の応募要項概要は以下の通りです。

1.助成金額予定
1件あたりの助成額は一律10万円です。40団体に総額400万円を助成します。
(推薦枠には総額600万円を助成します。)

2.助成事業対象期間
2020年7月1日(水)から10月31日(土)

3.募集方法
キユーピーみらいたまご財団ホームページの助成申請サイトから応募してください。申請サイトからの応募が難しい場合は、申請用紙を助成申請サイトからダウンロードし郵送してください。
財団ホームページ:http://www.kewpiemiraitamagozaidan.or.jp/

4.申請期間
助成申請システムからの応募:2020年6月1日(月)~6月20日(土)23:59
郵送での応募:2020年6月1日(月)~6月17日(水)消印有効

5.郵送の場合の送付先
〒150-0002東京都渋谷区渋谷1-4-13
公益財団法人 キユーピーみらいたまご財団 事務局

6.選考方法
申請書類に基づき書類選考を行います。その後選考準備委員会において申請内容を確認し、当財団選考委員会にて審議を経て決定します。

7.助成申請審査結果の連絡と助成金振り込み
2020年6月末にメールで通知し、7月10日(金)までに助成金を振り込みます。

8.活動報告
助成団体は、活動報告書などを提出いただく予定です。

【問い合わせ先】
一般社団法人 全国食支援活動協力会 事務局
住所:〒158-0098 東京都世田谷区上用賀6-19-21
TEL:03-5426-2547(受付:平日 月~金10:00~17:00)
FAX:03-5426-2548 
E-mail:infomow@mow.jp

新型コロナウイルス感染症に伴う子ども食堂への特別支援について

子ども食堂へ調味料セットの提供(2020年2月~3月)
小学校が休校となり、給食がなくなったことで、子ども食堂に集まる子どもが増え、開催頻度が増加しました。食材、調味料などがこれまで以上に必要となった子ども食堂や生活が困窮した家庭に、調味料セット2,580個を送付しました。

子ども食堂へ業務用商品の提供(2020年4月~)
キユーピーグループでは、給食や外食向けの業務用商品を製造・販売しています。子どもたちを集めて食事を提供することができない代わりに、弁当や食材などの配布を行っている子ども食堂に、キユーピーグループの業務用商品を送付しています。

沖縄県の子ども食堂へ米の提供(2020年5月)
沖縄県の子ども食堂では、従来、寄付により米を提供していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で家庭内食が増え、寄付を受けることができなくなりました。沖縄県内での米の生産量が少ないため、農家など生産者から寄付を受けることもできず、子ども食堂では米を確保​することが難しくなっていました。そこで、キユーピーグループが社会貢献活動の一環で支援している、福島県の復興支援活動団体の米500kgを沖縄県の子ども食堂へ寄贈しました。

2020年5月 沖縄県那覇市社会福祉協議会 那覇こども食堂サポートセンターへ米を寄贈2020年5月 沖縄県那覇市社会福祉協議会 那覇こども食堂サポートセンターへ米を寄贈

 

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