「micro FOOD & IDEA MARKET」にて、kaito sakumaによる空間に”聞こえない音”を感じるインスタレーション「wall sound」がスタート

有楽町 micro FOOD&IDEA MARKETのプレスリリース

「有楽町『micro FOOD & IDEA MARKET』(以下、「micro FOOD & IDEA MARKET」)」は、サウンドアーティストのkaito sakumaによる、面振動の技術を用いた空間に”聞こえない音”を感じるインスタレーション作品「wall sound」を6月5日から展示します。

 

「wall sound」「wall sound」

「micro FOOD & IDEA MARKET」(※1)は、これから始まる有楽町再構築の先導プロジェクトとして様々な人・アイディア・文化・食に出逢うための場やきっかけを提供するとともに、これから生まれる新しい価値を対外的に披露し実験的な取り組みを行う店舗として、三菱地所株式会社が2019年12月に開業しました。これまで有楽町Micro STARs Dev.(※2)のプロデューサーでの一人であるRhizomatiks Architecture 齋藤 精一氏がプロデュースしたmicroなアイディアや個人をつなぐためのインスタレーションなど、実験的な取り組みを実施してきました。今回は、サウンドアーティストのkaito sakuma a.k.a BATIC氏を迎え、面振動の技術を用いた空間に音を感じるインスタレーション作品「wall sound」を展示します。この作品は、スピーカーではなく、壁面の振動により音を生み出します。そのため、空間全体に広がる独特な聞こえ方が特徴で、自然の中で体感できる、空気のように音に包まれるような体験ができます。また、時間帯による音源の変化など、人々が居心地良く感じる音環境を創出し、空間の満足度を高めることに挑戦します。

「wall sound」について
空間に響き渡る通低音。
雑踏の中に置かれたこの生きるように振動する人工自然物は日常に同化しつつも、
“異物”として気づきを与える。

アーティストコメント:「視覚と異なり意識はしにくいものの、確実に行動変容をもたらす音環境。今回発表するwall sound は、そんな「確実に聞こえているけれども、聞こえていない音」に対しての意識を呼び起こす、そんな感覚拡張を試みる作品です。空間のどこにいても、どこからともなく漂ってくる音色、その中心に存在する、振動する壁面(鏡面)との対峙。内向きになりがちな昨今の状況の中で、聴覚から感覚が解放される体験を目指しています。そして、『micro FOOD & IDEA MARKET』は好奇心が交差する社会実験の場と聞いています。私自身のアート表現に止まらず、音環境のデザインの中による場と人の行動の変容にも探究にも期待しています」
 

アーティスト: kaito sakuma a.k.a BATIC    

kaito sakuma a.k.a. BATICkaito sakuma a.k.a. BATIC

                   
サウンドデザイナーとして、インスタレーション、広告分野、 ショー、空間演出などさまざまな分野で活動。「身体で聞く記憶」をコンセプトに掲げ、ベースとなる認知科学のアプローチに基づいた作曲や音環境のデザインを行っている。近年は特に、振動や骨伝導をモチーフに作品制作を行う。 直近のワークでは、Amazon Fashion Week Tokyo 2018でのLAUTASHIのインスタレーション、2019 Media Ambition Tokyo、Sharjah art festivalでの10mの音響楽器 play/pray、未来と芸術展(森美術館)でのkushino masaya、スプツニ子とのanother farmでのサウンドインスタレーションなどがある。
URL:https://kaitosakuma-batic.com

「wall sound」インスタレーション概要                                    

開催場所:東京都千代田区有楽町 1-10-1 有楽町ビル 1F「有楽町micro FOOD & IDEA MARKET」店内
アクセス:有楽町駅より徒歩 1 分
開始日: 2020 年 6 月 5日(金) 
企画詳細URL: https://yurakucho-micro.com/sound-wall-kaitosakuma

(※1)有楽町「micro FOOD & IDEA MARKET」について               
・「micro FOOD & IDEA MARKET」は、“好奇心が交差する市場”というコンセプトのもと、丸の内仲通り沿いという誰もが訪れることができる開かれた場所で、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場。
・ステージ機能、飲食提供を通じた“街の憩いの場”としての機能、物販・展示機能の 3 つの機能を持ち、これらをかけ合わせながら、まだ価値の定まりきらない(=micro な)モノ・コトを対外的に披露する実験的な取り組みを行う。
・運営は、全国各地の地域プロデュースを手掛ける株式会社インターローカルパートナーズ(※3)が担う。                          

(※2)有楽町「Micro STARs Dev.」について
・有楽町「Micro STARs Dev.(マイクロ スターズ ディベロップメント)」とは、「有楽町『micro FOOD & IDEA MARKET』」と個人単位のアイディアを形にするワーキングコミュニティ「有楽町『SAAI』Wonder Working Community」及び有楽町の街全体を舞台に見出した、まだ価値の定まりきらない(=micro な)人・アイディア・コト・モノをcultivate(交わり・耕し・育み・磨く)し、「次の時代を担うスターが生まれる“仕組み”を有楽町で作り上げる」ことを目指すプロジェクト。
・プロジェクトを推進していくプロデューサーとして、丸の内朝大学等の実績から地域プロデュースや企業ブランディングにおける豊富なノウハウを有する株式会社umari 代表取締役 古田 秘馬氏を中心に、様々なジャンルから多彩な計16 名のプロデューサー陣が参画している。
・プロデューサー同士のコラボレーションや、有楽町で働く人や訪れる人達と共に、プロデューサー自身が「やってみたいこと」に次々と取り組んでくことに加え、誰もが自由にプロジェクトを表現できる開かれた街づくりを推進している。

(※3)株式会社インターローカルパートナーズ(英字:Inter Local Partners,Inc)
日本全国の地域に根ざした新しい仕組みづくりのため、地域ビジネスにプロデュースという手法を取り入れ、全国各地の地域事業に関わっているローカルプロデュースカンパニー(本社:東京都港区、代表取締役:山本桂司)。業種や肩書き、地域の枠を超えた地域プロデューサー同士の繋がりにより、地域ビジネスを継続・発展させるための仕組みや事業スキームを確立し、全国各地で様々なプロジェクトに関わる。
URL: https://interlocalpartners.jp/

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