コロナ対策で実施。世界の女性ワイン専門家が審査する「第14回フェミナリーズ世界ワインコンクール2020」(@フランス)で、日本産のワイン・リキュール・日本酒、計56アイテムが「金」「銀」受賞!!

一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会のプレスリリース

女性ソムリエや女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性シェフらが厳正なブラインド審査を行う「フェミナリーズ世界ワインコンクール」が6月1日~11日にかけてパリ・ボーヌ・ボレーヌの3会場にて行われました。今年2020年より日本酒部門が新設され注目を集めていました。世界からの全出品数は4470アイテム。日本産酒の出品は176アイテム。結果、56アイテムが見事「金・銀」入賞を果たしました。

 

2019年審査風景2019年審査風景

フランスで開催の、第14回目を迎える国際酒類コンペ「フェミナリーズ世界ワインコンクール2020」の審査会が、6月1日~11日にかけて、パリ、ボーヌ、ボレーヌの3会場にて開催されました。通常、毎年4月にパリ1会場で開催される同コンクールは、今般のコロナ禍の影響で延期となっていましたが、無事この時期の開催となりました。3会場では完全なコロナ対策を駆使した実施となりました。

このコンクールは、審査員が世界の女性ワイン専門家が行うというユニークなもので年々注目が高まっています。日本酒が世界的に注目され輸出が伸びていることを受け、今年度より増設された日本酒部門を含め、世界11か国から4470アイテムが出品され、うち、日本産のワイン・リキュール・日本酒は176アイテムが出品。そのなかから、50アイテムが金賞に、また6アイテムが銀賞に輝きました。なお、今回の審査員は計486名でした。

ちなみに日本酒は「純米大吟醸酒」、「純米吟酒」、「純米酒」、「熟成酒」、「スパークリング酒」の5つの部門で審査が行われます。

 

 

 

第14回フェミナリーズ世界ワインコンクール2020受賞アイテム
 

◆◆日本ワイン◆◆

〈金 賞〉

●赤ワイン部門
・株式会社岩の原葡萄園/深雪花 赤
・株式会社エーデルワイン/ゼーレ オオハサマ ラタイ樽熟成
・株式会社エーデルワイン/ゼーレ オオハサマ ツヴァイゲルトレーベ樽熟成
・カタシモワインフード株式会社/柏原醸造ワイン 赤辛口 720ml
・株式会社サドヤ/紅 マスカット・ベーリーA樽貯蔵 2018
・株式会社サンクゼール/エナ 2016
・サントリーワインインターナショナル株式会社/サントリー塩尻ワイナリー岩垂原メルロ 2015

●白ワイン部門
・株式会社岩の原葡萄園/レッド・ミルレンニューム2018
・楠わいなりー株式会社/シャルドネ2017樽熟成
・楠わいなりー株式会社/日滝原2019
・株式会社サドヤ/PAGE-ONE シャルドネ 2019
・株式会社サドヤ/高山村シャルドネ2018
・株式会社シャトレーゼベルフォーレワイナリー勝沼ワイナリー/ドメーヌシャトレーゼ甲州2018
・盛田甲州ワイナリー株式会社/シャンモリ 山梨 甲州

●スパークリンワイン部門
・楠わいなりー株式会社/グラン ボヤージュ

〈銀 賞〉
●白ワイン部門
・大和葡萄酒株式会社/重畳 2019

◆◆日本リキュール◆◆

〈金 賞〉

・明石酒類醸造株式会社/明石鯛 白梅 吟醸梅酒
・株式会社エコファームみかた/   BENICHU20°微糖梅酒
・老松酒造株式会社/梨園スパークリング
・老松酒造株式会社/老松至福の香
・河武醸造株式会社/鉾杉 柚子にごり酒
・小正醸造株式会社/小正の梅酒
・大七酒造株式会社/生酛梅酒 極上品
・株式会社花の露/パッションフルー梅酒 八丈
・米澤酒造株式会社/今錦 梅酒 

◆◆日本酒◆◆

〈金 賞〉

●純米大吟醸部門
・株式会社一ノ蔵/一ノ蔵 松山天 純米大吟醸
・河武醸造株式会社/鉾杉 弓形穂 純米大吟醸
・千代むすび酒造株式会社/千代むすび 純米大吟醸強力40
・天山酒造株式会社/七田 純米大吟醸
・永井酒造株式会社/水芭蕉 純米大吟醸 プレミアム
・株式会社南部酒造場/花垣 純米大吟醸
・株式会社南部美人/南部美人 ひと雫
・株式会社新澤醸造店/KIZASHI

●純米吟醸部門
・岩瀬酒造株式会社/岩の井 平・和の調べ
・月山酒造株式会社/銀嶺月山 純米吟醸
・菊池酒造株式会社/木村式奇跡のお酒 純米吟醸 雄町
・キンシ正宗株式会社/金鵄正宗 純米吟醸
・株式会社せんきん/モダン仙禽 無垢
・大七酒造株式会社/真桜
・大七酒造株式会社/螺鈿
・株式会社新澤醸造店/伯楽星 純米吟醸

●純米酒部門
・明石酒類醸造株式会社/明石鯛 特別純米酒
・河武醸造株式会社/鉾杉 山廃仕込み 純米酒
・キンシ正宗株式会社/BONITA
・藤井酒造株式会社/龍勢 生酛備前雄町
・藤井酒造株式会社/龍勢 備前雄町 特別純米酒
・株式会社丸山酒造場/雪中梅 雪中貯蔵純米原酒
・株式会社八木酒造部/山丹正宗 純米酒 松山三井

●熟成酒部門
・曙酒造合資会社/天明 掌玉 mellowness reborn 純米大吟醸 氷温3年熟成
・株式会社一ノ蔵/一ノ蔵 Madena

●スパークリング酒部門
・株式会社海琳堂/Oh Splash

〈銀 賞〉

●純米大吟醸部門
・奥の松酒造株式会社/奥の松 純米大吟醸

●純米吟醸部門
・板倉酒造有限会社/台中六十五
・出羽桜酒造株式会社/出羽桜 つや姫
・株式会社新澤醸造店/あたごのまつ 純米吟醸 ささら

●純米酒部門
・株式会社せんきん/仙禽 オーガニック・ナチュール

◆「フェミナリーズ世界ワインコンクール」とは

ワインの本場フランスでTOP5に入る世界的知名度の高いコンクールです。毎年、日本を始め世界中から4500種ほどのワインがフランスに集結します。2007年に創設された同コンクールの一番の魅力は、審査員が世界中の女性ワイン専門家であるということ。世界中から経験豊かな女性ソムリエ、女性醸造家、女性ジャーナリスト、女性インポーター、女性シェフなど約600名の女性ワイン・プロフェッショナルが集まり、厳正なブラインド・テイスティング審査で評価する非常に稀有なコンクールです。
https://feminalise-tm.asia/

◆主催者
主催者は、30年以上にわたりワインの本場ブルゴーニュにてワインコンクールを運営してきたワインコンクールのプロフェッショナル、ディディエ・マルタン氏。世界のワイン市場において女性が与える経済的影響力を目の当たりにし、今までになかった新しくて個性的な女性審査員によるワインコンクール“フェミナリーズ世界ワインコンクール”を2007年に創設しました。

◆フェミナリーズ日本広報大使・名誉会長

フェミナリーズ本局は、日本ワインの出品、日本人女性審査員の斡旋を目的に、2016年より『フェミナリーズ世界ワインコンクール日本広報大使』としてソムリエでありトータル飲料コンサルタントの友田晶子を起用。2017年にはアジア初の名誉会長を叙任。また、日本産酒の出品業務、日本人女性審査員の斡旋業務は、友田が代表理事を務める「一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(通称:SAKE女の会/サケジョの会)」内に設置される『フェミナリーズ世界ワインコンクール日本広報大使事務局』が請け負っています。
https://omotenashi-sakejo.com/

◆出品状況

2017年からは、日本人女性審査員の参加とともに日本ワインの出品が始まり、12社30アイテムが出品、うち10アイテム(金賞6・銀賞1・銅賞3)が入賞。2018年には12社34アイテムが出品、うち9アイテム(金賞7・銀賞2)が入賞。2019年には日本産リキュールを含め、31社65アイテムが出品、うち21アイテムが金賞入賞を果たしました。

 

今回の2020年大会は、世界から4470アイテムの出品があり、日本からは176アイテムが出品。うち日本ワインが50アイテム(赤21アイテム、白25アイテム、スパークリング4アイテム)、日本リキュールが30アイテムの出品。今年から増設された「日本酒部門」には、96アイテムの出品(うち純米大吟酒31、純米吟醸酒23、純米酒23、熟成酒7、スパークリン酒12)がありました。女性ワイン専門家がジャッジする日本酒という点では、今最も注目される国際日本酒コンクールとなりました。

◆審査方法など

審査は、ソムリエの資格保持者が管理配布するワインを、すべてブラインドで行い、隣り合う審査員とは話し合いは一切行われず、異なるワインを評価します。外観・香り・味わい・余韻などの官能評価をコメントともに点数をつけ総合点で結果が出ます。

「金」「銀」に入賞したワイン・リキュール・日本酒はプロが認めた高品質の保証を受け、メダルシール/首掛けPOPとともに世界に広くPRされます(例:香港VINXPO出展、フランスの有名ワイン雑誌「VIGNE」、日本のワイン雑誌「ワイン王国」、食の専門誌「Food Life」、人気ポータルサイト「オールアバウト」などに掲載)。
 

首掛けPOPはサンプル。現物は金箔・銀箔になります。首掛けPOPはサンプル。現物は金箔・銀箔になります。

◆審査日程
2020年6月1日(月)、2日(火)
2020年6月6日(土)、7日(日)
2020年6月10日(水)、11日(木)
 

◆審査会場
ボーヌ(ブルゴーニュ)/パレ・デ・コングレ(6月1、2日)
ボレーヌ(ローヌ)/コミュニティ・センター(6月6、7日)
パリ/ノボテル パリ 14 ポルト ドルレアン(6月10、11日)

◆今年の審査風景

 

◆新型コロナウイルス対策

①長距離移動の削減。
②審査室を複数設ける。
③一部屋当たり最大20人まで。
④審査員の間隔は2m以上。
⑤設備・備品として、洗えるマスクを支給。
⑥会場内および審査にかかわる物品は使い捨てもしくは完全消毒。
 物品:テイスティングシート、グラス、飛沫ガード付スピトン、ペン、ペットボトルの水。
⑦会場各所にはアルコール消毒液と靴用消毒槽を設置。
⑧テーブルに出品ボトルは一切置かない。
⑨昼食は、恒例のブッフェではなく、お弁当を各テーブルに配布。
⑩給仕は、マスク、手袋、フェイスシールド着用。
⑪テーブル、椅子、トイレは使用前、使用後とも消毒。
⑫審査員および関係者の安全保護のため現地情報を公開。
 

 

※写真は2019年表彰式の様子。プレゼンターはオテル・ドゥ・ミクニ三國清三シェフ。※写真は2019年表彰式の様子。プレゼンターはオテル・ドゥ・ミクニ三國清三シェフ。

◆日本においての表彰式&試飲会
入賞者の表彰式と受賞ワイン・酒を試飲できるイベントを開催します。現在の決定事項は以下です。さらなる詳細、プレス発表、一般参加方法等は、追ってフェミナリーズ世界ワインコンクール日本広報大使事務局HP、一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(SAKE女の会)HPにて発表します。

○日 時:2020年9月26日(土)14:00~18:00
○会 場:ユニークべニューな都内某会場

(追って発表いたします)

フェミナリーズ世界ワインコンクールHP
https://feminalise-tm.asia/

一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会HP
https://omotenashi-sakejo.com/

本件に関するお問い合わせ
info@omotenashi-sakejo.com 担当:谷・松岡
 

 

 

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