エビソルのプレスリリース
飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、この度、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けながら厳しい状況で経営を続ける飲食店の支援を目的として、会員登録などを必要とせず最小限の情報入力で利用できる、“地域と飲食店を繋ぐ”テイクアウト予約サービス「Diny to-go(ダイニー トゥ ゴー)」を完全無料で提供開始いたします。
また第一弾として、渋谷区と恵比寿新聞が公開している、テイクアウトやデリバリーでメニューを提供する飲食店が掲載された渋谷区全域の地図「渋谷区テイクアウト・デリバリーMap」と提携。行政と連携した食中毒を出さないための啓蒙活動を行い、安全・安心な飲食店の利用を推進します。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、飲食店はエリアによって一時予約数が対前年比▲90%以上となるなど、非常に苦しい状況となりました。さらにエビソルが実施したアンケート調査では、71.0%の飲食店が感染拡大前に比べ「7割」以上の客足が戻らなければ黒字化は難しいと回答するなか、全国的な緊急事態宣言解除から4週間が経った現在でも予約数は全国で対前年比6割程度にとどまっており、飲食業界が迎えている局面は依然として厳しいことが伺えます。(※1)
そのなかで、現在多くの飲食店が売上確保のためにデリバリーやテイクアウト、食品販売に取り組むなど、それぞれが独自の企業努力により打開策を探り続けています。
※1出典:エビソル「飲食店最新アンケート調査/予約推移速報(https://www.ebisol.co.jp/news)」
“地域と飲食店を繋ぐ”、完全無料のテイクアウト予約サービス「Diny to-go」開始 |
エビソルではこの度、厳しい状況下で新たな挑戦を続ける飲食店の支援を目的として、消費者側も飲食店側も簡単に利用することができるテイクアウト予約サービス「Diny to-go」を開発、全国の飲食店に向け無料で提供開始しました。
<POINT1>初期費用・月額費用ともに完全無料。消費者も会員登録などを必要とせず最小限の情報入力で利用可能に
「Diny to-go」は、飲食店の経済的負担を軽減することを目的に、初期導入費用・月額利用費用ともに完全無料で提供します。また当社の持つ飲食店予約システム開発の知見を活かし、必要な機能を備えた「Diny to-go」のプラットフォームを飲食店が簡単に導入できるよう設計。導入後すぐ、店舗のオウンドメディアで簡単に利用することが可能です。「Diny to-go」は、テイクアウトを始めようと考えている、始めたいがどうすればいいかわからない、といった多くの飲食店に対して新たな選択肢を提供します。
また消費者が「Diny to-go」を利用する際、アプリをダウンロードしたり、会員登録をすることなく、店舗のウェブサイトやSNSから最小限の情報入力でテイクアウトの予約ができます。事前決済など決済手段も選択できるため、店頭で待つ時間を最小限にすることができます。
「Diny to-go」一連の流れ(イメージ)
<POINT2>第一弾として「渋谷区テイクアウト・デリバリーMap」と提携。地域メディアとの連携を進め、安全・安心な飲食店の利用を推進
エビソルでは、「Diny to-go」を様々な地域メディアと連携することで、飲食店と地域を繋ぎます。第一弾として、この度渋谷区と恵比寿新聞が公開しているテイクアウトやデリバリーでメニューを提供する飲食店が掲載された渋谷区全域の地図「渋谷区テイクアウト・デリバリーMap」と提携。掲載店に対して「Diny to-go」を提供しています。今後、さらなる地域メディアとの連携を進めてまいります。
また、多くの飲食店がテイクアウト・デリバリーの実施における法律面の正しい知識や、夏に向けた食中毒に対して不安を抱えていること(※1)などから、渋谷区の飲食店に対して食中毒を出さないための啓蒙活動を行政と連携し、地域の飲食店を安心してご利用いただけるように支援をしてまいります。
<POINT3>パートナーとしてInstagramと提携。「料理を注文」機能と連携しSNSからでも簡単にテイクアウトの注文が可能に
エビソルではこの度、Instagramが新型コロナウイルス感染拡大下において実施する取り組みのパートナーとして提携。同社が2020年4月より提供している、飲食店のアカウントからスタンプやアクションボタンを通じて料理を注文できる機能と連携しています。飲食店は、「料理を注文」スタンプをInstagramストーリーズで投稿したり、プロフィールにアクションボタンを追加することで、簡単に導入可能。利用者がスタンプやアクションボタンをタップすると「Diny to-go」のページが表示され、注文を完了することができます。
Instagramから注文が簡単にできることで利用におけるハードルを下げ、消費者の利便性向上につなげます。
エビソルでは今後も、「“体験”をアップデートして 社会に貢献する」というミッションのもと、1日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を願うと共に、苦境に立たされる全国の飲食店と不安の中で過ごす消費者にとって安心して外食を楽しめる空間を提供できるよう尽力してまいります。
※ テイクアウト予約サービス「Diny to-go」のサービス提供では、エビソルは飲食店の経済的負担を軽減したいとの思いから一切の収益を得ません。
ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。
株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 59,746,500円(資本準備金含む302619,500円)
事業内容 : 飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業