ケベック・メープルシロップ生産者協会2020年、カナダ・ケベック州産メープルシロップはパンデミックにもかかわらず過去最高の収穫量を記録

ケベック・メープルシロップ生産者協会のプレスリリース

2020年6月ロンゲイユ発:
2020年のシュガリング・オフの公式発表からほぼ4ヶ月後、ケベックのメープルシロップ生産者協会(QMSP)は、メープル産業協議会と連携し、メープルシロップの生産量の新記録を発表しました。今年の収穫量は、ケベック州全体で1億7500万ポンド(7,938万kg)以上と試算され、1タップ(採取口)あたりの平均収量は3.59ポンド(1.62kg)となると予測されます。

パンデミックは生産プロセスや方法に影響を与えましたが、シロップは流れ続けました。過去2年間で230万のタップを追加したことと、4月の肌寒い気候が、今シーズンのこれほどの成功を裏付けているのかもしれません。2007年からケベック州のメープルシロップ生産者協会の会長を務めるセルジュ・ボーリュー氏は、「私たちはこの発表を喜んでいます。シーズンの始まりが不透明で、道のりが険しかった中、この発表は非常に歓迎すべきニュースです」と述べています。「メープルシロップ生産者のパンデミックに立ち向かった力と創意工夫が実を結んだことは確かで、これ以上の喜びはありません。この最も異常な年は忘れられないでしょう。それは私たちの組織の歴史に残るでしょう」と彼は付け加えました。 
メープルシロップ購入者として、メープル産業協議会のシルヴァン・ラルリ会長も、3月からの操業を安全に継続するために、生産者協会のメンバーが行ってきたすべてのことを誇りに思っていると述べました。また「パンデミックにもかかわらず、シロップの小売需要は堅調に推移しており、大きな打撃を受けたホテルやレストラン、施設、ギフトショップなどへの販売が回復することを期待しています」と付け加えました。 

新たな生産・販売の方法
[テーブル, 雪, 食品, 覆い が含まれている画像 自動的に生成された説明] COVID-19は今年、メープルシロップの生産者に多くの支障をもたらしましたが、ケベック州の生産者協会は、ウイルスの蔓延と生産者への影響を制限するための対策をいち早く打ち出しました。メープルシロップの樽の配送、農園の門前販売、機器の清掃、地域間の移動に関して、政府の衛生規則を遵守した変更が導入され、操業が継続できるようしました。多くの生産者は、主にオンライン販売に切り替え、顧客に直接販売する新しい方法を考案するなどの革新も迫られました。

 

 

ケベック・メープルシロップ生産者協会とカナダ産メープルブランドについて
ケベック・メープルシロップ生産者協会(QSMP)の使命は、ケベック州のメープル生産者の利益を促進し、持続可能な開発の原則を尊重しながら、ケベック州産メープル製品の生産と販売を最大限に発展させることにあります。この組織は約11,300人の生産者と7,400社の企業を代表しており、その努力によりケベック州は世界のメープルシロップ生産量の年間平均72%を生産しています。ケベック・メープルシロップ生産者協会は、カナダ産メープルブランドを、誇りを持ってサポートし、カナダのメープル産業を代表してカナダ産メープル製品の国際的なマーケティングとプロモーション活動を調整しています。また、この組織は、国際メープル研究とイノベーションネットワークをリードし、指導しています。

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https://maplefromquebec.ca/ (フランス語・英語)
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