アイランド株式会社のプレスリリース
【TOPICS】
(1)自粛期間中に「特に大変だったこと」の1位は運動不足(58%)
(2)自身の料理で重視するようになったこと上位は「栄養バランス(51%)」、「免疫力アップ(44%)」、「簡単(32%)」
(3)74%が、外出自粛等が起きたことで、「プラスとなった変化があった」と回答
(4)56%が、今後自宅での料理をする機会は「増える」と回答
(5)今後の食生活の変化に関して、54%が「変わる」と回答
(6)今後の暮らしや人生に対する価値観に関して、72%が「変わる」と回答
(7)今後の増えそうな支出の1位は「食材や調味料などの材料費」が60%
(8)新型コロナウイルス感染症収束後にしたいことは、「外食(78%)」「国内旅行(71%)」「娯楽(54%)」が上位に
(9)フーディストサービスグループ 久永 千恵 アンケート総括
(1)新型コロナウイルス感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令された【自粛期間中】、特に困ったことは何でしたか(n=879)
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4月7日に政府から発令された緊急事態宣言が5月25日に解除されました。自粛期間中にそれまでの期間で「特に大変だったこと」の上位は運動不足(58%)、体重増加(40%)、精神的なストレス(40%)となり、健康や身体への負担が大きかった様子が伺えます。
(2)新型コロナウイルス感染症の【拡大前】と比べて、ご自身の作る料理で重視するようになったことはありますか(n=879)
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自身の料理で重視するようになったことの上位は「栄養バランス(51%)」、「免疫力アップ(44%)」、「簡単(32%)」となりました。問1の結果でも健康や身体への負担が多い結果でしたが、そこを意識した料理を作ったり、食材を購入したりする方が増えているのではないでしょうか。
(3)新型コロナウイルス感染症による外出自粛等が起きたことで、プラスとなった変化はありましたか(n=879)
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問1の結果では「自粛期間で身体的な部分への負担が大きかった」という回答も多かった一方で、逆にプラスとなった変化に関しては74%が「あった」と回答しています。
<「あった」と回答した方のコメント>
・家族で過ごす時間が増えて、それに伴い会話が増えた。一緒の時間に皆揃って食事をとるようになった。
・運動できない分、栄養を考えるようになった。外食も減ったので、食事の質は良くなったと思う。
・スーパーに行く回数が減り、ブラっと買い物に行くことが無くなったので、無駄遣いが減った。
・夫が在宅勤務となり、運動不足解消の為に、早朝に夫婦2人で早朝ウォーキングを日課とした。おかげで夫婦で話す時間が増えて、お互いの考えが共有しやすくなった。
・自炊が増えたことと、食材を冷凍保存する機会が増えた。保存方法を知れた。また、お家時間でも充実させる方法をたくさん知った。節約にもなった。
・なかなか子供の成長を傍で見守ることが出来なかったが、この3ヶ月で様々な発見があった。怒ることも多いですが世の中の動きは別として幸せな時間を過ごせました。
・主人が積極的に料理するようになった。
(4)新型コロナウイルス感染症の【拡大前】と比べて、今後、自宅で料理を作る機会は増えると思いますか(n=879)
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今後自宅での料理をする機会に関しては、56%が「増える」(※増える33%・少し増える23%合算値)と回答しています。また、「増える」と回答した方にどんな料理が増えるか聞いたところ、上位5つは下記の通りです。
・短時間で作れる料理 68%
・手作りのパンやスイーツ 50%
・いつもより手間や時間がかかる料理 43%
・外食で食べるような料理 36%
・パスタやうどん、焼きそばなどの麺類 31%
引き続き「時短・簡単料理」のニーズが高い結果となりました。また一方で、外出自粛期間中にパンやスイーツ作りをはじめ、いつもより手間や時間がかかる料理を作る楽しさを味わったことが影響しているのか、それらを引き続き楽しみたい方も多いようです。
(5)新型コロナウイルス感染症の【拡大前】と比べて、今後、あなたの食生活は変わると思いますか。(n=879)
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今後の食生活の変化に関しては、54%が「変わる」(大きく変わる8%、やや変わる46%合算値)と回答し、あまり変わらない(29%)となりました。
<「変わる」と回答した方のフリー回答>
・体力をつける、免疫力を高める、食の大切さを痛感した。
・お休みの日のお昼ご飯の食べ方が大きく変わりました。今まではほぼ外食だったのですが、家でYouTubeを見ながら床にピクニックシートを敷いてお昼ご飯を楽しむように。それがめちゃめちゃ楽しくて今後も続きそうです。
・今までは、外食やコンビニで済ますことが多かったが、コロナで家にいる時間が大幅に増え、好きな料理やお菓子作りの時間もできたため、これからもご飯は作ると思います。
・忙しくて出来ていなかった料理の楽しさを再確認できたので、少しでも続けて行きたい。
・まだ外食を頻繁には行く勇気はないから、自宅で食べることが増えそうなので、食べる料理のレパートリーが偏りそう。
<「変わらない」と回答した方のフリー回答>
・コロナ禍に関係なく食事は毎日作っていたのであまり変化はないと思います。
・今までも、地産地消を心掛けていたから、これを継続して、なるべく輸入に頼らない食事にしたい。
・元々外食も中食も殆どせず、自宅で自分で作って食べているのでほぼ変化なし。
・変える必要を感じない。
(6)新型コロナウイルス感染症の【拡大前】と比べて、今後、あなたの暮らしや人生に対する価値観は変わると思いますか。(n=879)
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今後の暮らしや人生に対する価値観の変化に関して、72%が「変わる」(大きく変わる18%、やや変わる54%合算値)となりました。
<「変わる」と回答した方のフリー回答>
・いつ、何が起こるかわからないので、もっと家族を大切にしたいと思いました。また、より丁寧な暮らしを心がけるようになりました。
・リモートワークが大きく推進され、ワークライフバランスが整ったことで心から幸せを感じるようになった。
・withコロナになり、不自由になったことがあるので、子どもとの時間を作るために勤務時間を変えようと思うから。
・アウトドア派だったのですがおうち時間を覚えたので、家でゆっくり過ごす時間も増えると思います。
・自宅でも十分楽しめる事を学んだので、それを活かしていこうと思っています。(料理や運動のオンラインレッスン)
<「変わらない」と回答した方のフリー回答>
・もともと健康には気を付けた食生活と運動をしているので特に価値観は変わらないと思います。
・以前から衛生面では気を付けていたので、今後も変わらず意識していこうと思っているから。
・密に気を付けてウイルスと共生していく。
・生活様式は変わるけれど、価値観は変わらないと思っているから。
(7)新型コロナウイルス感染症の【拡大前】と比べて、今後「家のなかで過ごすために増えそうな支出」はなんですか(n=879)
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今後の増えそうな支出に関しては、食材や調味料などの材料費(60%)、テイクアウトや通販などの食費(29%)、生活家財費(29%)となりました。問4で、今後自宅で料理をする機会は増えると思う(33%)とあったように、自粛期間が終わっても変わらずに料理や食への関心も高く、それと連動するように支出も増えるという回答へ繋がっているのではないでしょうか。また、家電や調理家電に関しても関心が高いようです。
(8)緊急事態宣言の【解除後】、今後新型コロナウイルス感染症が収束してきたらどのようなことをしたいですか(n=879)
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新型コロナウイルス感染症の収束後にしたいことは、「外食(78%)」「国内旅行(71%)」「娯楽(54%)」となり、知人との外食や遠方へ出かけることなど、自粛生活で制約されてきたことへの反動や欲求が高い結果となりました。
▼アンケート総括:フーディストサービスグループリーダー:久永 千恵
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、4月7日に発令された緊急事態宣言が5月25日に解除され、私たちは少しずつ新しい日常や生活様式を取り入れ始めています。withコロナ、アフターコロナという言葉を多く耳にするようになった今、この未曽有の経験を経て家庭での料理や私たちの価値観はどのように変化したのか、本アンケートにてその実態を調査しました。
4月に実施したアンケート(※)では自粛期間中に困ったことの多くは「献立のレパートリーに悩む」「毎食作るのが大変」という回答が占めていましたが、今回は「運動不足」「体重増加」に関する悩みが伸びていました。これらは長引く自粛生活や在宅ワークの影響で外出が減ったことが影響していると考えられます。ある健康アプリのアンケートでは回答者の約6割に体重増加の傾向が見られたという結果がでており“コロナ太り”といった新しい言葉も生まれています。料理を作る際に重視する項目に「栄養バランス」が半数を占めているのはそのような要因もありそうです。
今回の外出自粛で精神的、肉体的にも様々な負担を強いられた一方で、前向きな変化も見受けられました。フリーコメントでは「家族とのコミュニケーションが増えた」「料理の幅が広がった」「新しい働き方を発見できた」などプラスにとらえている方が全体の7割以上も占めています。さらに5割以上が料理の頻度が増え、6割以上が今後の食生活が変化するだろうと答えており「引き続き健康的な食生活を維持したい」「外食にはまだ不安を感じる」といった声もあがっていました。
新型コロナウイルス感染症が収束したら「外食」「国内旅行」「映画や遊園地などの娯楽」を楽しみたいと思う一方で、緊急事態宣言の解除後も治療薬やワクチンができるまでは第二波、第三波に備えて現在の生活を続けていこうといった意識が見受けられます。
そしてこの傾向は今後の暮らしや人生に対する価値観の変化にも大きく表れており、今回の経験で「自身の生き方や働き方、家族や食生活の大切さを見直すきっかけになった」という声が多く寄せられました。当たり前に思っていた日常が急変することを実感した私たちは、新たな意識や価値観と共に暮らしていくことになるのではないでしょうか。
(※)2020年4月10日(金)~4月16日(木)実施
新型コロナウイルス感染症拡大による「家庭での料理」の変化に関するアンケート
https://www.ai-land.co.jp/press/p-ailand/8493/
■アンケート概要
~緊急事態宣言解除後の生活に変化に関するアンケート~
調査方法 :レシピブログ・フーディーテーブルにてアンケートを実施
回答者詳細 :20代~60代以上の男女/有効回答:879名
※男性:7% 女性:93%
※20代:8% 30代:24% 40代:39%
50代:24% 60代以上:5%
アンケート実施期間:2020年6月10日(水)~6月16日(火)正午
■食品メーカー・飲料メーカー・食品販売事業者ご担当者様へ
本アンケート結果のさらに詳しい内容をまとめた資料を、食品メーカー・飲料メーカー・食品販売事業の
ご担当者様に無料でご送付しております。ご要望の場合は、以下よりお申し込みください。
https://www.ai-land.co.jp/contact-survey/
■「レシピブログ」について( https://www.recipe-blog.jp/ )
「レシピブログ」は、「料理」をテーマとしたブログのみを集めた、日本最大級の料理ブログのポータルサイトです。「料理」「食」「暮らし」というテーマについて、ブログを開設していて高いアンテナと情報発信力を持つ高感度な“パワーブロガー”をネットワークしています。(サイトオープン:2005年/2020年1月現在 レシピブログ登録ブログ数:17,000、レシピ数:約100万件)
<iPhoneアプリ>
https://itunes.apple.com/jp/app/reshipiburogu/id503829068?mt=8
<Androidアプリ>
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.recipe_blog.android.appli
<スマートフォンサイト>
https://s.recipe-blog.jp/
<Facebookページ>
https://www.facebook.com/comu.recipeblog
<Twitter公式アカウント>
https://twitter.com/recipe_blog
<LINE公式アカウント>
https://line.me/R/ti/p/%40oa-recipeblog
■FoodieTable(フーディーテーブル)について( http://foodietable.jp/ )
2015年にスタートした、Instagramでお料理フォトや動画の投稿を楽しむコミュニティ。編集部主催や企業とのコラボレーションによる投稿企画、リアルイベント、注目のハッシュタグ紹介などで食卓のトレンドを牽引しています。また、お料理フォトのクオリティやオリジナリティなどを通して、多くの方に愛されている人気料理インスタグラマー109名が「フーディーテーブル・アンバサダー」に就任し、さらにコミュニティを盛り上げています。
※2020年6月現在、12,000名を超える「フーディスト(料理インスタグラマー)」がメンバー登録中で、その想定月間総リーチ数は6億(※3)、Instagram公式アカウントのフォロワー数は18万人以上です。
(※3)フーディーテーブルメンバー登録者のフォロワー数合計×平均月間投稿数20回として算出(2020年6月現在)
Instagram: https://www.instagram.com/foodietable.jp/
■アイランド株式会社について( https://www.ai-land.co.jp/ )
「レシピブログ」「おとりよせネット」「朝時間.jp」「フーディーテーブル」「スグレピ」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営。毎日の暮らしを楽しく豊かに過ごすために「ありそうでなかった、あったら嬉しい」サービスを提供しています。
<会社概要>
商号 : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・「おとりよせネット」「レシピブログ」「朝時間.jp」
「フーディーテーブル」「スグレピ」など、
ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/
料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、
食を軸にした地域創生支援事業
URL : https://www.ai-land.co.jp/
■お客様からのお問い合わせ先
https://www.ai-land.co.jp/contact/