株式会社光文社のプレスリリース
【内容】
町の生活に根ざした店で食事をすることで、単なる観光では味わえない、その土地ならではの文化や空気を感じたい――『東京「裏町メシ屋」探訪記』(2018年に光文社より発売)著者による、埼玉のメシ屋を辿る旅。旧街道沿いをメインに、歴史と文化、食が交差する。歩いては食べ、食べては歩き、銭湯で休んで最後に一杯。これまでにはなかった、埼玉グルメ本。
【目次】
■第一章 工場労働者が支えた川口
~大衆食堂の記憶と、共働き世代の子供の聖地「ぼったら」
■第二章 西川口~蕨 今昔物語
~NK流から大陸中華へ、激変の西川口周辺を散策する
■第三章 ラーメンショップ路線バスの旅
~郊外ロードサイドの象徴「ラーショ」を味わい尽くす!
■第四章 大宮~川越を繋ぐ痕跡
~大宮の昭和残照から川越廃線跡うどん巡りへ
■第五章 川越「裏町メシ屋」紀行
~隠れご当地グルメで辿る“小江戸”じゃない川越
■第六章 広大なるフライ文化圏
~行田・熊谷・深谷の駄菓子メシ「フライ」を求めて
■第七章 秩父盆地 極楽案内
~秩父セメント廃線と、類まれなる盆地カルチャー
コラム1 埼玉の熊手市は酉の市ではない!
コラム2 伊勢崎線(松原団地~越谷)
コラム3 大宮~鴻巣路線バスの旅
コラム4 伊勢崎線(越谷~栗橋)
コラム5 最北の地・本庄へ
【本文掲載店の例】
食堂多万里(大宮)
珍来(草加)
るーぱん(蕨)
うどん工房 諏訪(鶴瀬)
小峰商店(川越)
永楽本店(熊谷)
フライングガーデン(久喜)
喫茶OB(八潮)
【著者プロフィール】
刈部山本(かりべ やまもと)
1975年生まれ。埼玉県出身。大衆食堂や町歩きのライター。2015年『マツコの知らない世界』(TBS系列)にて「板橋チャーハンの世界」をプレゼン。パラパラチャーハンが最高峰という風潮のなか、「しっとりチャーハン」を提唱して反響を呼ぶ。ブログやミニコミ同人誌「デウスエクスマキな食堂」シリーズのほか、情報誌やウェブサイトへのコラム執筆、メディア出演など活動は多岐にわたる。興味の対象は、戦跡・廃墟・廃線・近代建築・赤線跡・団地・工場・郊外観察から、酒場・大衆中華・食堂・ギャンブル場メシ・駄菓子もんじゃなど。著書に『東京「裏町メシ屋」探訪記』(光文社知恵の森文庫)などがある。
【書籍詳細】
書名:『埼玉「裏町メシ屋」街道旅』
著者:刈部山本
発売:光文社
発売日:2020年8月6日
定価:本体860円+税
判型:文庫版ソフトカバー