株式会社バカンのプレスリリース
AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は赤福餅で知られる赤福の本店(三重県伊勢市)に行列に並ばず順番待ちができるデジタル整理券サービス「VACAN Noline(バカン ノーライン)」(以下、Noline)を提供開始いたしました。8日1日販売の「朔日餅(ついたちもち)」からご利用いただけるようになりました。
伊勢では、毎月1日に前月の無事に感謝し、普段より早く起きて神宮へお参りする「朔日参り」という風習があり、赤福本店では、お正月を除く毎月1日に「朔日餅」として月ごとの餅を用意し、朔日参りのお客様をお迎えしています。朔日餅は、前日夕方から整理券を配布し始め、当日朝4時半頃から長蛇の列ができます。「密」の発生が予想されることから、5月から販売を中止していました。8月の再開にあたっては、来店時間帯を分けて整理券を発行し、ご来店を分散させる方式を採用。その整理券発行に、Nolineをご利用いただきました。
■VACAN Nolineについて
Nolineは、店頭のタブレットを操作するなどしてデジタル整理券を発券し、その場に並ばずに順番待ちができるようにするサービスです。メールアドレス等を登録することで、順番が近づいたら通知を受け取ることができ、待っている時間を自由に過ごしていただくことができます。赤福本店では、専用に開発を加えたNolineの端末を店頭に設置し、来店時間帯別の整理券を発行します。これにより、順番が近づいて通知が届くまでは店頭近くで自由に過ごせ、「密」の発生を最小限に図ることができます。初回となる8月の朔日餅では、紙の整理券を発行するとともに、使い方の説明を書いた紙もお客様にお渡ししました。
■株式会社赤福について
代表取締役社母兼社長:濵田勝子
創業:1707年(設立1954年)
本店:三重県伊勢市宇治中之切町26番地
■株式会社バカンについて
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://corp.vacan.com
本社:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。