【プレスリリース】自動車修理で寄付ができる!Laulima!カーサービス

オハナ合同会社のプレスリリース

サービス名:Lailima!カーサービス
ゲスト:東海林尚文さん(テノール歌手/富士見みんなでプロジェクト代表/富士見子ども・若者の居場所応援ネット代表)
インタビュアー:佐野浩子(オハナ合同会社代表)

■自動車修理を通して「寄付」ができる~Laulima!カーサービス
車両保険や被害事故などの対物保険による自動車の修理はぜひ、弊社にご相談ください!
弊社と提携する全国の優良な自動車修理工場をご紹介いたします。
 
当サービスは、自動車事故などが発生し、自動車の修理が必要になった際に「全国の優良な自動車修理工場」をご紹介するサービスです。
これまで自動車修理工場の経営に長く携わってきたネットワークを活かし、会社設備や技術力はもちろん、お客様目線で対応してくれる全国の自動車修理工場と提携します。

無料代車サービス、無料引取納車、搬送サービス、実費修理割引以外にも、お車のことについては何でもご相談を承っております。
「転勤してきて、土地勘がない」「ちょっとした自動車の不具合のことだけど、相談したい」
お気軽に公式LINEアカウントからご相談ください。

※Laulima!カーサービス公式LINEアカウントは下記リンクより
https://lin.ee/3CwUGeOSZ
 
当サービスの自動車修理費用の一部は、子どもたちや妊娠、出産などの地域課題に取り組む団体へ寄付されます。
自動車修理費用は通常の場合、保険で賄われます。
ユーザー様は自己負担なく、当サービスを利用するだけで寄付活動に参加することができるのです。
 

画像編集:宮本沙織画像編集:宮本沙織

 
■もっと知ってほしい、地域課題に取り組む団体の活躍
2020年も後半に突入した現在。
年明けからコロナウイルス感染症が広がり、今も収束の兆しが見えない中で、こどもの貧困問題に取り組む団体が直面した活動自粛…目の前にサポートを必要としているこどもたちがいる。
 
今、自分たちにできることは何か?
必死で考え、私たちがやってきたこと。そして、次のステップへ向けての新たな試み。
 
地域の様々な課題を知り、一人一人が関わることでより温かな未来を作っていくことができます。
当サービスを通して、まずは現状を知ることから始めませんか?
 
今回は寄付先団体のひとつ、富士見みんなでプロジェクト(こども食堂/埼玉県富士見市)代表の東海林尚文さんにインタビューしました。ぜひご覧ください。
 

富士見みんなでプロジェクト代表の東海林尚文さん 本業はテノール歌手富士見みんなでプロジェクト代表の東海林尚文さん 本業はテノール歌手

■富士見みんなでプロジェクトとは
 

東海林さん(以下、東)
ー富士見みんなでプロジェクトは2017年4月に発足した取り組みです。当時は4名のメンバーから始めました。
当時はこども食堂が社会的に流行りだしてきたころで、市内でも他の団体がこども食堂を始めたという話を聞きました。
私も「日々の食事を給食に頼っているこどもがいる」という事に心を痛めて、何か自分にできることはないかな?ということで始まった、というのが経緯です。
これまで毎月欠かさず活動して3年ほどが経ちました。月1回の開催で毎回50~60人の親子連れが参加してくれて、とても楽しい時間を過ごしていました。
そのつながりの中で、市内のこどもの居場所を作る団体と行政が連携し、新しい取り組みを始めよう!といった取り組みも始まりました。

今回のコロナで富士見みんなでプロジェクト自体の活動内容の変更や、新しい取り組みの活動の遅れなどはありましたが、今も継続して活動しています。
 

“みんなで食べよう”の食事風景
ー2019年2月埼玉県広報誌『彩の国だより』の表紙を飾った一枚
 
富士見みんなでプロジェクトがこどもたちを始め、地域住民の楽しい居場所になっている

■コロナウイルスによる影響を受けて…
 
佐野(以下、佐)
ー継続した活動をされてきて、またひとつ新たな取り組みを「さぁ!やるぞ!」という矢先のコロナの影響は大きかったと思います。
 
東ー私たちの活動はスタッフがご飯を作って「みんなで食べよう」というものがひとつ。そして、もうひとつ、毎回地域のいろんな職業の方をお招きして、こどもたちのキャリア教育のようなイベントを開催していました。
オリンピック選手や警察官、地域のいろんな職業のプロの方をお招きして、お話を聞いてみよう!と。
その経験がこどもたちの心に何らかの影響を与えて、こどもたちがそれぞれ自分の夢を叶えていってくれたら良いなと。
 
それがコロナの影響で一気に、全部ができなくなりました。
私たちもですが、実は富士見市内のこども食堂11団体ほぼ全て、公民館などの公共施設で活動していました。
コロナの影響で3月から公共施設が利用できなくなり、活動の拠点が絶たれてしまいました。
 
その後、6月に公共施設は利用再開となりましたが、調理室は利用制限がかかっています。
こうなってしまうと、こども食堂としての活動は完全に絶たれてしまっているというのが現状です。
 
こども食堂としての活動ができない、という歯がゆさがある一方で、コロナウイルスが日を追うごとに各家庭内に悪影響を及ぼしていっていることも感じていました。
困っている家庭に何か手を差し伸べなければ、という想いがあり、富士見みんなでプロジェクトでは4月17日から、市内の飲食店さんとコラボレーションして「ミニパントリー」という活動を始めました。
市内の個人経営の飲食店さんにお弁当を作っていただいて、それを全部買い取って、利用者の方に無償で提供するという活動です。
 
4月からこのミニパントリーを始めて、7月31日で13回目の開催になります。
5月はほぼ毎週、小中学校が再開するまでは毎週やろう!ということで活動していました。
 

第1回目のミニパントリー第1回目のミニパントリー

 
色んなエピソードがありますが、市内の飲食店さんに私たちの活動を知ってもらえたこと、そして、利用者の方もこの活動を通して飲食店さんを知り、また今後お店に行ってみよう、という流れができたのは嬉しかったです。 
私たちの活動は自己負担金以外に市の基金で賄っています。市の基金を市内で循環できたことはとても良かったと思っています。

■自助、共助、公助をバランスよく

佐ーコロナの影響を受ける中でも、今できることを考えて取り組まれてきたことはとても素晴らしいですね。しかも、市内の飲食店さんや行政ともきちんと連携し、市の資源を市内で循環できている事が本当に素晴らしいと思います。
一方で、新しい活動を始めたり、今後も活動を継続していく上での資金調達はいつも課題として挙がってきているかとも思います。これから寄付や助成金なども従来と考え方や動きが変化しそうだと感じていますが、東海林さんはどのように考えていらっしゃいますか?
 
東ーそうですね。まず、そもそも今の日本での物事の考え方として、「自助」自分で自分を助ける、そして「公助」行政が助ける、この二つが大きいと感じています。ですが、本当はその間に「共助」助け合うという考えもあって、それが寄付やボランティアなんです。
 
これまでこども食堂の活動などを継続してきてとても感じるのですが、日本では「共助」の考えがまだまだ浸透していないです。まず、自分が困ったときに「助けて」と言える人が少ない。「自分のことは自分で」という教えを幼少期から受けていて、自分が困ったときに助けを求めたり、必要なものを受け取ったりということにハードルを感じる人が多いと思っています。
 
自助、共助、公助のすべてがバランス良く存在するように働きかけていくことはとても重要です。
寄付についても「自分で頑張りなさい、なんとかしなさい」という考えばっかりだと、困っている人も困っていると言い出しにくいし、寄付する側も「本当に頑張っている人にしか寄付しない」という考えになってしまうように思います。
 

企業様とのコラボレーションでサンドウィッチ作り企業様とのコラボレーションでサンドウィッチ作り

また、少し別の話になってしまうかもしれませんが、今は色々な物事に対して「損か、得か」といった部分に焦点が当てられすぎているようにも感じます。
例えばふるさと納税なんかも、「どこどこの返礼品だと割が良い」という選び方ではなくて、その地域がどんな取り組みをしているのかとか、収めた税金がどんなことに使われているのかなどを納税者がもっと知る事、行政などが発信していくことは大切だと思っています。
「ここに関わると得をする」ではなくて、「ここを応援したいな」という共助の気持ちが産まれるような仕組みづくりは重要ですね。
そのような仕組みから、「共助」という、共に助け合うという考えがもっと広く浸透していくことで、社会が大きく変わるのではないかと思っています。
 
佐ーありがとうございます。例えばLaulima!カーサービスでは自動車修理の費用の一部が寄付になりますので、自動車修理を通して東海林さん達の活動を知ってもらったり、このサービスを通すことでご自身も地域活動に関わることを実感していただけたら良いなと思っています。
 
東ーそうですね。あとは、富士見市では『子ども未来応援基金』が既に立ち上がっています。
この基金から毎年、活動資金をいただけるんです。一定額の活動資金をきちんと毎年いただけるというのは、活動を継続していく上でとても安心感があります。
例えば寄付だと、一人の方が一回寄付をする、ということももちろんありがたいのですが、継続的に寄付があって活動資金が確保できる、というのは本当にありがたいことです。
 
佐ー活動を継続するためにも、活動資金を調達することは大きな課題のひとつですね。
私たちもこのサービスを普及させて、定期的な寄付につながるよう頑張ります!
 
 
■新たな試みへ

佐ーこれまでお話を伺う中で、場所や活動資金の課題がありましたね。この後、コロナ渦の中で、他にどのような課題があり、どうやって乗り越えていこうと思われていますか?
 
東ー一番の課題は、こども食堂を運営していく団体さんが減っていくことです。こども食堂という形態をとることが難しく、先の見通しも立ちません。このような中で、「もうやめようか」と思われる団体さんが出てきても不思議ないんです。
だからこそ、自分たちがなんのためにこの活動に取り組んでいるのかという事を見つめなおして、頑張りたいこども食堂さんたちをフォローしていくことが大きな課題です。

こども食堂なので、「子どもたちの役に立っている」ということにやりがいを見出し、活動されている団体さんは多いと思います。
これは素晴らしいことなのですが、一方で子どもたちとの接触が減ってしまったり、届けたい方々へリーチができないと活動意欲を保つことが難しくなります。「自分たちは、子どもたちの役に立てていないんじゃないか…」と悩まれている方もいます。
 
今はコロナで出来ない事が多いです。
ですが、出来ることもあって、新しいことに挑戦してみると新しい繋がりや発見が必ず出てきて、これがとても面白いんです。
最初は「子どもたちのために」と思って団体を立ち上げて活動してきました。今でもこの目的は活動継続していく上での大切な軸ですが、それ以上に、活動している私たちが楽しませてもらっています。
自分たちが楽しいから活動が継続する。「子どもたちのために」という目的にもう一つ、活動の楽しさみたいなものが実感できるよう働きかけていきたいです。
 

いつもお弁当を利用してくれている女の子から届いた温かなお礼状いつもお弁当を利用してくれている女の子から届いた温かなお礼状

富士見市に関して言うと、富士見市は『子ども未来応援基金』から資金的なバックアップをしてくれます。
あとは人材を育てるといいますか、こどもの居場所づくりアドバイザーを私もやっていますが、そういう制度利用を推進したり、富士見子ども・若者の居場所応援ネットの中で「どうやったらできるか」をみんなで考えたりしていきたいですね。
 
富士見子ども・若者の居場所応援ネットに関して言うと、例えば食材、助成金なんかの情報を一元管理して発信していく形になると思っています。
食材の話で言うと、食品ロスが非常に大きくクローズアップされてもきています。
それらをこども食堂で引き受けて、地域のこどもたちに循環させていくことができます。
コロナ渦の中で給食がストップし、その食材を我々も引き受けました。
このような情報を富士見市と連携して管理し、富士見子ども・若者の居場所応援ネットから発信していきます。 
あとは、地元企業とのタイアップという形も今後、広がりそうです。その時にも、この富士見子ども・若者の居場所応援ネットがローカルネットワークとして大きな受け皿となる役目を果たしていくと思います。
 
佐ー先ほど出てきた「共助」の部分を市全体で行っていく、という形ですね。
 
東ーそうですね。こども食堂は地域と行政のパイプ役にもなっていくと思っています。
正直、こんな大きなプロジェクト、こども食堂をはじめなければ関われなかったんです。私や富士見みんなでプロジェクトのメンバーは本当に楽しんで活動しています。この楽しさを、今頑張り時の団体さんにも伝えたいし、楽しさを見出せるように働きかけたい。
楽しんで活動することをこれからも継続していきたいです。
 
佐ー東海林さん、本日は誠にありがとうございました。laulima!カーサービス頑張りますね!これからもよろしくお願いいたします!

※富士見みんなでプロジェクト Facebookページはコチラから
https://www.facebook.com/fujimi.minpro
※自動車修理が寄付になる!Laulima!カーサービスはコチラから
https://ohana-project-niiza.com/menu/796979
 

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