国内最大の商品パッケージ好意度ランキング!春夏のデザイントレンドはコロナの影響か『ロングセラーへの安心回帰』

株式会社プラグのプレスリリース

生活者が好むパッケージデザインを見ると、時代の流れがわかります。
パッケージデザイン開発とマーケティング・リサーチを行う株式会社プラグ(東京都千代田区)は、2015年から毎年春と秋に新商品を中心に大規模なパッケージデザインの好意度調査を実施しています。今回は、592の新商品を対象に、20~50代の男女33,000人を対象に調査しました。(2020年5月8日~5月18日実施)
社会環境が不安定になると、デザインの嗜好も、やさしいものや安心なものに戻る傾向があります。今回はコロナの影響を受けてか『ロングセラーのデザイン』が上位に多くランキングしました。
デザイントレンドがわかる全体レポートがダウンロードできます(https://pdr.plug-inc.jp/)

 

【調査結果ダイジェスト】

◆TOP30から見るデザイントレンド『ロングセラーへの安心回帰』
社会環境が不安定になるとデザインの嗜好もやさしいものや安心なものに戻る傾向があります。今回はコロナの影響もあって、ロングセラーデザインが評価されています。中でも“やさしさ”や、“親しみやすさ”を感じさせる、ロングセラーらしいデザインが評価されました。復刻版やロゴを前面に押し出したものに、安心と感じられやすい傾向がみられました。コロナの収束がいまだ見えないため、この傾向は秋も続きそうです。

デザイントレンドデザイントレンド

 

◆TOP30から見るカラートレンド『さわやかな薄色』と『濃厚さを感じさせる濃い色』に2極分化

例年、春夏らしい季節性を感じさせるさわやかな薄色を使ったデザインが上位を占めていましたが、今年は濃厚さを感じさせる濃い色のパッケージも上位にランキング。濃い味・濃い色のデザインはこの数年で定着してきた食品の新商品のデザイントレンドで、温かさを求める秋冬に評価されてきましたが、シーズンを超えて、通年で評価されるというに変化がみられました。

◆好意度ランキングTOP10 (好き+やや好きのスコアで順位付け)

好意度TOP10スコア好意度TOP10スコア

【調査概要】 

◆対象者:20代~50代男女
◆サンプル数と割付:1商品につき1,000名 各性年代125名 延べ33,000名
◆調査時期:2020年5月8日~5月18日  
◆調査地域:全国  
◆調査方法:インターネット調査
◆調査カテゴリー:592商品を以下の24カテゴリーに分類
(1)ビール(2)チューハイ・カクテル (3)その他アルコール (4)炭酸飲料 (5)お茶・コーヒー (6)お茶・コーヒー(インスタント)(7)栄養ドリンク(8)その他飲料(9)水 (10)調味料(11)カップ麺・袋麺 (12)スープ類 (13)デザート類 (14)常温食品(15)冷凍食品(16)冷蔵食品 (17)チョコ・飴・グミ(18)アイス (19)スナック菓子 (20)その他菓子(21)基礎化粧品 (22)シャンプー(23)医療品 (24)衛生用品

◆商品選定方法:日本経済新聞電子版他4サイトおよび各社HPプレスリリースから2020年2~4月発売のものをピックアップ

※2015年から実施している6,158商品が検索できます(https://pdr.plug-inc.jp/)
 6,158全商品の自由回答が見られ、イメージ分析やコレスポンデンス分析などができる【パッケージデザインランキング】は月10万円から購入することが可能です。

【会社概要】 

株式会社プラグ
所在地:〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-3-5
代表者: 小川 亮  

社員数:70名
URL:http://www.plug-inc.jp/
事業内容:マーケティングリサーチ、パッケージデザイン開発、商品開発コンサルティング、デザイン思考型商品開発支援

     
社内にマーケティング・リサーチとパッケージデザイン開発の両部門があります。
代表小川は、日本パッケージデザイン協会と日本マーケティング・リサーチ協会、両理事を務めています。

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