USB Type-C 搭載のサーマルレシートプリンターを発売

セイコーインスツル株式会社のプレスリリース

 iOS・iPadOS / Android / Windows 端末との有線通信+高速充電が可能

セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:小林 哲、本社:千葉県千葉市)は、小売、飲食、サービス業界で普及が進む  mPOS(モバイルPOS)に適したコンパクトサイズのサーマルレシートプリンター「RP-F10」シリーズより、USB Power Delivery(以下、USB PD)対応のUSB Type-Cポートを搭載した「RP-F10(USB-C)」を発売いたします。出荷は9月下旬の予定です。


「RP-F10(USB-C)」(白)と、専用ディスプレイ「DSP-A01」を装着した「RP-F10(USB-C)」(黒)

「RP-F10」は、1辺が127mmのコンパクトなキューブ形状で場所を取らず、レシートの排紙が前面と上面のどちらでも可能なレシートプリンターです。これまで、POSレジやタブレット端末とのインターフェースとして、USB、Ethernet、Bluetoothを用意していましたが、mPOSで利用されるスマホ・タブレット端末は、USB PDが標準化してきており、それら端末の高速充電に対応すべく、新たなインターフェースとしてUSB Type-Cポートを備えた「RP-F10(USB-C)」を新たなラインナップに加えました。

この「RP-F10(USB-C)」は、USB PD対応の Android / Windowsスマホ・タブレット端末だけでなく、iOS・iPadOS端末(Lightningポート)にも対応し、プリンター本体とタブレット端末をUSB Type-Cで接続いただくことにより、高速充電をしながら、安定した有線通信が可能になります。また、データ通信はBluetoothを利用し、充電は、USB PDによる高速充電といった使い方も可能です。

【主な特長】

1.USB Type-C接続によるスマホ・タブレットとの有線通信+高速充電
USB Type-C接続により、USB PD対応のAndroid  / Windows端末 *1 だけでなく、iOS・iPadOS端末(Lightningポート)とも安定した有線通信、高速充電が可能です。USB PD非対応のiOS・iPadOS端末(Lightningポート)についても、USB通信、ならびに最大5V2.4Aでの充電が可能です。
*1) USB PD対応品でも、一部のAndroid端末では、USB通信ができないものがあります。

図:インターフェース
2.Bluetooth通信を搭載
USB有線通信に加えて、Bluetooth無線通信も可能です。Bluetoothによる無線通信をしながら、USB PDによる高速充電が可能です。

3.フリーレイアウト
1辺が127mmのコンパクトなキューブ形状で場所を取らず、レシートの排紙も前面と上面のどちらでも可能です。別売りの壁掛けキットにより壁掛けもでき、レジ台の上、カウンタの下棚、壁など様々な場所にレイアウトできます。また、前面からのレシート排紙は、防滴特性(IEC60529 IPX1相当)に対応し、キッチンなどでも安心してご利用いただけます。
 
4.USBホスト機能(USB-A)を搭載し、カラー液晶ディスプレイの取り付けも可能
インターフェースにUSBホスト機能(USB-A)を備え、「RP-F10」専用のカラー液晶ディスプレイ「DSP-A01」(別売)の他、1次元/2次元スキャナーを接続することが可能です。

【主な仕様】

印字方式 感熱ラインドット方式 (8dots/mm)
紙幅 58 / 80 mm
印字スピード Max. 250 mm/sec
電源 専用AC アダプタ、外部電源:24V±10%
インターフェース

USB Type-C / PD(Power Delivery)
Bluetooth(NFC)
USBホスト(USB-A)
寸法 127.0×127.0×127.0 mm (突起部を除く)
ボディーカラー 白、黒
オプション

4.3inch カラー液晶ディスプレイ(DSP-A01)
キャッシュドロワ(DRW-A01-W/K)
壁掛けキット(WLK-B01)、外付けブザー(BZR-A01)

 【価 格】 オープンプライス

【目標販売台数】 年間 1 万台  (ワールドワイド)

 以上

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