Olive Oils from Spainのプレスリリース
3年目の日本のキャンペーンでは、オリーブオイルの「健康」への貢献について発信していきます。和食シェフや栄養士のサポートを得て、オリーブオイルの成分やその効能、オリーブオイルを使用した健康志向なオリジナル和食レシピなどを、各種メディアを通じて秋口以降から順次紹介していきます。さらに、食に造詣の深いインフルエンサーを起用し、インフルエンサーのSNSからもオリーブオイルをアピールします。
3年目のキャンペーンビジュアル
世界保健機関（WHO）が2019年に発表した世界平均寿命ランキングで、日本とスペインはそれぞれ1位、3位と上位にランクインしました。ワシントン大学健康指標評価研究所では、2040年には、世界1位の日本を、スペインが抜くという見通しを2018年に発表しています。多くの研究者が、日本とスペインが世界長寿国になっている理由のひとつに、食生活が影響していることを挙げています。スペインでは「地中海式食事法」と呼ばれるスペインの風土と社会で発達した食事が主流で、日本人にとっての和食のように親しまれています。地中海式食事法の主な特徴は、全粒穀物、季節の野菜・果物、豆、ナッツを豊富に摂り、肉ではなく魚を習慣的に食べる食事です。オリーブオイルを多く摂取し、肉由来の油などの摂取過多から肥満や生活習慣病に繋がる飽和脂肪酸の摂取量が少なく、スペイン人の長寿に貢献していると言われています。和食は一汁三菜を基本としており、穀物と魚の摂取量が多く、理想的な栄養バランスの取れた食事です。地中海式食事法と同じく飽和脂肪酸を取り入れることが少ない食事で、日本人の長寿に役立っていると言われています。
ヨーロッパ地中海沿岸地域の伝統的な食事、地中海式食事法
スペインで実施された研究「PREDIMED」で、健康に良い食材とエキストラバージンオリーブオイルを使用した地中海式食事法が、様々な疾患のリスクが高いとみられる人々にもたらす効果について試験を実施したところ、地中海式食事法を継続した人々の失血管疾患や脳卒中の発生リスクは30％減少し、糖尿病のリスクも40％低くなったことが明らかになっています。特に、地中海式食事法に使用されるエキストラバージンオリーブオイルに含まれる成分は、これらの病気を予防し、健康効果をもたらすことが確認されています。エキストラバージンオリーブオイルの主成分であるオレイン酸（一価不飽和脂肪酸）は血中コレステロール値の改善を助け、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるポリフェノールは心血管系疾患を起こす危険因子の一つである血中脂質の改善に貢献、ビタミンEは天然の抗酸化剤であり、酸化による細胞の損傷を保護する作用があります。
管理栄養士の米山久美子氏は、健康長寿食と言われる和食にオリーブオイルを取り入れることについて次のようにコメントしています。「魚はもちろんですが、豆腐や納豆などの大豆食品、紫蘇などの香味野菜や柑橘類の柚子など、和食の食材とオリーブオイルはとても相性がいいです。オリーブオイルはサラダなどに利用するイメージが強いですが、オレイン酸は熱と酸化に強いため、天ぷらのような揚げ物にもお勧めです。また、オリーブオイルには動脈硬化や老化予防などに役立つ抗酸化物質も豊富に含んでいるため、日々の和食にオリーブオイルという良質な油を取り入れることで更なる効果が期待できます。」
これまで2年間の日本でのオリーブオイル・ワールドツアーでは、首都圏を中心に、空港や渋谷などでの広告展開や、ブースを通じた情報発信、記者向けイベント、公式FacebookやInstagramを利用したコミュニティ活性化などのプログラムを通じて、スペイン産オリーブオイルの魅力をアピールしてきました。今年のキャンペーンでは、ヨーロッパのオリーブオイルの健康効果につながる情報を発信していきます。
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