T&Gのプレスリリース
全国でウェディングプロデュースを手がける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:岩瀬賢治)は、当社が運営する全国の結婚式場で日本ワインの取扱量を段階的に拡大し、日本ワインの認知向上や普及を応援してまいります。
また、コロナをキッカケとしてSNSや消費者センターへの問い合わせなどを中心に、これまでの結婚式場の仕組みやサービスに対するお客様の様々な声があがったことから、「規約の変更を実施し、日程変更やキャンセルに係る手数料の見直しを行う」「打合せの一部を動画配信にし、お客様の利便性向上や打合せのクリエイティビティ向上を図る」などの取り組みを実施しています。
そして今回、結婚式の価値向上に向けたさらなる施策として『日本ワイン応援企画』を始めることといたしました。年間約12,000組の結婚式で提供する約13万本のワインのうち、スタート時点では約30%を近年評価の高まる日本ワインにし、段階的に比率を上げて、約10年で提供ワインのすべてを日本ワインにしていきたいと考えています。アサヒビール株式会社、安曇野ワイナリー株式会社、株式会社井筒ワイン、サントリーワインインターナショナル株式会社、社会福祉法人サン・ビジョン(サンサンワイナリー)、株式会社高畠ワイナリー、メルシャン株式会社に本企画に賛同いただき、この7社のワインの提供からスタートします。
近年、国内外で高い評価を得ている日本ワインですが、後継者や販路の確保、認知度向上などにおいて様々な課題を抱え、さらに新型コロナウイルスの影響も大きく受けています。当社は、日本ワインの提供量を増やして結婚式の価値向上を図るだけでなく、結婚式に訪れる年間約85万人の方々に日本ワインを知っていただく機会を作ることで、その品質の良さや認知を広めていきます。また、他のウェディング企業にも働きかけ、本施策を業界へ拡大していきたいと考えています。
当社は、新型コロナウイルスを機に改めて商品やサービスの価値向上を図ると共に、同じように新型コロナウイルスの影響を受けている日本の産業を応援しながら、共にこの状況を乗り越えたいと思っています。今後も、その他飲料や食材も含めて日本製品の比率を上げるなど、日本の他の産業も盛り上げ、結婚式のさらなる品質向上と、顧客満足度を高めるための取組みを継続的に行ってまいります。
【取引先企業/ワイナリーの概要】
■アサヒビール株式会社/サントネージュワイン
1947年山梨県甲府市に醸造所が誕生し、2002年にアサヒビールグループ入り。“よいワインはよいぶどうから”の姿勢で、「サントネージュ」=聖なる雪というブランド名を定める。レ・シタデル・デュ・ヴァン2017では「山梨牧丘倉科畑シャルドネ2015」が金賞を、リュブリアーナ国際ワインコンクール2018では「かみのやま渡辺畑カベルネ・ソーヴィニヨン 2015」が金賞・ナショナルチャンピオンを受賞。その後も国内外のコンクールで受賞している。
<代表銘柄>「山梨牧丘倉科畑シャルドネ」「かみのやまシリーズ」「和の雫」
■安曇野ワイナリー株式会社
西に北アルプスを望む安曇野の雄大な自然の中に位置するワイナリー。「テロワールを存分に感じられるクリアなワイン」を目指し、山に囲まれ水はけと日当たりがよく寒暖の差が大きい、ブドウづくりには非常に適した土地で自社栽培の健全なブドウを栽培し、丁寧に醸造をしている。日本ワインコンクール2019では「高山村シャルドネ樽熟成2017」の金賞を含む、計8点の賞を受賞した。
<代表銘柄>「シャトー安曇野スペシャルリザーブ 2017」「シャトー安曇野メルロ2014」「シャトー安曇野シャルドネ2017」
■株式会社井筒ワイン
昭和8年、信州・桔梗ヶ原にワイン醸造メーカーとして創業。以来87年以上、ブドウの栽培、収穫、醸造、瓶詰めまで一貫して行うワイナリーとして、土地に根ざしたワイン作りを続けている。果実味を生かした自然で親しみ易い飲み口と新酒、酸化防止剤無添加などのスタイルが、国内ワイン市場だけにとどまらず他に類を見ない独自の商品価値や分野を確立し、「NACマスカット・ベリーA[遅摘み]2018年」が日本ワインコンクール2019で金賞を受賞するなど、国内外で評価を得ている。
<代表銘柄>「NACメルロー樽熟」「NACシャルドネ」「酸化防止剤無添加新酒シリーズ」
■サントリーワインインターナショナル株式会社/登美の丘ワイナリー、塩尻ワイナリー
登美の丘ワイナリーは、1909年 山梨県甲斐市に開園(1936年経営を継承)。品種ごとに最適の土地で育てるという鉄則に則り、“自園産ぶどう100%”にこだわって土からつくりあげている。塩尻ワイナリーは、1936年長野県塩尻市に開設。塩尻のメルロ、マスカット・ベーリーAなど、赤ワイン用ぶどうは力強く、品質の高さは格別とされている。登美の丘ワイナリー、塩尻ワイナリーともに、日本ワインコンクールやインターナショナル・ワイン・チャレンジ(イギリス)などで賞を受賞するワインが多数あり、国内外を問わず高い評価を次々と獲得している。
<代表銘柄>「登美」「登美の丘」「岩垂原メルロ」
■社会福祉法人サン・ビジョン/サンサンワイナリー
少子高齢社会をトータルサポートする社会福祉法人サン・ビジョンのサンサンワイナリー。2015年に長野県塩尻市に開設した新しいワイナリー。標高840~864mの日当たりの良い西斜面にヴィンヤード、ワイナリー、レストラン&ショップが機能的に配置され、障がい者就労など農福連携にも取り組みながら、高齢者や子どもたちにも癒しの場として来ていただける美しい環境、地域に開かれたワイナリーをめざしている。“Fine quality from total beauties!”ワイン造りは衛生的で美しい環境に徹底的にこだわっている。糖度20度を超す高品質のブドウからバランスの良いワインが次々と誕生し、各方面で高い評価を受けている。
<代表銘柄>「シャトーサンサン シャルドネ 2017」「シャトーサンサン メルロ 2017」
■株式会社高畠ワイナリー
1990年、全国でも屈指のぶどうの産地である山形県高畠町に創設。シャルドネ品種、デラウェア品種に関しては市町村単位では全国一の出荷量を誇り、高畠町は有機農法の先駆地として多くの方に知られている。世界の銘醸地に並ぶ「プレミアムワイナリー」になることを目標として掲げ、高品質なワイン造りに取り組むと共に、ワインのある暮らしや経験(体験)を提供できる「コトづくり」のワイナリーを目指している。日本ワインコンクール2019で、「バリックシャルドネ樫樽熟成」「ラスティックマスカット・ベーリーA」が金賞のダブル受賞を果たす。
<代表銘柄>「嘉(よし)スパークリングシリーズ」「シャルドネ樽発酵ナイトハーベスト」「有核デラウェア氷結しぼり」
■メルシャン株式会社(キリングループ)/勝沼ワイナリー、桔梗ヶ原ワイナリー、椀子ワイナリー
「シャトー・メルシャン」は1877年に山梨県甲州市に設立された民間初のワイン会社の流れをくむ、日本ワインのパイオニアブランド。勝沼ワイナリーに加え、2018年には桔梗ヶ原ワイナリー、2019年には椀子ワイナリーがオープンした。「シャトー・メルシャン」は「日本を世界の銘醸地に」をビジョンとし、それぞれの産地の違いを価値のある個性として尊重し、育み、成長。「日本ワインコンクール」では最多となる通算53個の金賞を受賞、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」他、多数の国際的なコンクールでも多数の受賞を果たしている。さらに、椀子ワイナリーではワインツーリズムに取り組む世界最高のワイナリーを選出する「ワールド・ベスト・ヴィンヤード2020」で日本初、世界第30位、ベストアジアに選出されるなど、国内外を問わず高い評価を受けている。
<代表銘柄>「シャトー・メルシャン 椀子 オムニス」「シャトー・メルシャン 城の平 オルトゥス」「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー」
【記者懇談会の実施について】
9月10日(木)に、アサヒビール株式会社、株式会社井筒ワイン、キリンビール株式会社、サントリー酒類株式会社、サントリーワインインターナショナル株式会社、社会福祉法人サン・ビジョン(サンサンワイナリー)、株式会社高畠ワイナリー、メルシャン株式会社と共に『日本ワイン応援企画』に関するオンライン記者懇談会を実施いたしました。